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家づくりコラム

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2022.12.02

北九州市で独自省エネ基準設定へ 〜手が届く高性能住宅〜

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。

12月のスタートと共に今シーズン最強の“師走寒波”が、日本列島に流れ込んできました。
みなさん「冬の家が寒いのは当たり前」というイメージを持っていませんか?

世界では、“室温”が住む人の健康に大きな影響を与えることが常識となっており
欧米諸国では室温に対する規制があります。日本ではこのような法令は見当たりません。
冬暖かく快適で健康的に暮らせる家を実現するための北九州市の取り組みについて
新建ハウジングに掲載された記事をご紹介します。

北九州市で独自省エネ基準設定へ【北九州 新築・注文住宅】

北九州市で独自省エネ基準設定へ【北九州 新築・注文住宅】

地方自治体が独自に省エネ基準を策定する流れが続いている。福岡県北九州市もこのほど
「健康省エネ住宅推奨基準」の案をまとめ、同市の住生活基本計画改定案に盛り込んだ。
2050年脱炭素を見据えつつ、市民にとって手の届く住宅になるよう、HEAT20・G2(断熱等級6)と
G3(同7)の中間、いわゆる“G2.5”水準を基準(案)とし、早ければ今年度中の運用開始を目指している。

新建ハウジングVol.947

日本政府は温室効果ガス排出量の削減を目的とする「パリ協定」(2016年11月発効)と、
自ら掲げた「2030年度に向けて、家庭・業務における消費エネルギーを40%減らす」という
目標達成に向けて、建築物のエネルギー消費性能の向上に力を入れています。

温暖化対策はもちろん、東日本大震災以降ひっ迫する日本のエネルギー需給を安定させるためにも、
今後一層、官民を挙げて積極的な省エネへの取り組みが求められていくことでしょう。

寒い家は罰則の対象?先進国の取り組み【北九州 新築・注文住宅】

寒い家は罰則の対象?先進国の取り組み【北九州 新築・注文住宅】

寒い家は罰則の対象?先進国の取り組み【北九州 新築・注文住宅】

イギリスやドイツ、フランス、スウェーデンといった諸外国では、「暖かい家は『人権』である」
という思想のもと、最低室温は18~23℃でなければならないと法令で規定されています。

特にイギリスでは、寒い家とそこに暮らす人の死亡率の関係について数十年にわたる調査を行い
結果を分析しており、室温が16℃以下の場合、お年寄りには呼吸器疾患や心血管疾患などの
大きな健康リスクがあるなど、寒い家の危険性を明確に指摘しています。

また、室温を18℃以上に保てない賃貸住宅には改修・閉鎖・解体といった厳しい命令を下すこともでき、
その他にも寒い家に住んでいる人は保険料が高い仕組みになっているなど、住まいの寒さを
社会全体のリスクとして捉える姿勢が明確です。

一方、わが国日本では、こうした先進諸国では当たり前の「室温規制」にあたるような法令は見当たらりません。

G2、G3とは?
HEAT20が外皮性能の推奨水準を提案【北九州 新築・注文住宅】

G2、G3とは?HEAT20が外皮性能の推奨水準を提案【北九州 新築・注文住宅】

HEAT20とは、「一般社団法人 20年先を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」を指します。
低環境負荷・安心安全・高品質な住宅・建築(以下、住宅等と称す)の実現のため、主として居住空間の
温熱環境・エネルギー性能、建築耐久性の観点から、外皮技術をはじめとする設計・技術に関する
調査研究・技術開発と普及定着を図ることを目的として2020(令和2)年7月22日に設立されました。

HEAT20は外皮性能の推奨水準を提案しており、「G1水準」「G2水準」「G3水準」の3つ基準を設け、
省エネ基準を高みへ誘導する活動をおこなっています。
国のZEH基準、性能表示の上位等級、地方自治体の自主基準に認められるなど、HEAT20がかかげる水準は
断熱性能の上位基準として近年注目されています。

北九州市で独自省エネ基準設定へ
健康、コスパ、脱酸素を両立【北九州 新築・注文住宅】

北九州市で独自省エネ基準設定へ健康、コスパ、脱酸素を両立する【北九州 新築・注文住宅】

国は2050年脱酸素に向けた目標として“ストック平均でZEH基準の水準の省エネ性能を確保”を
設定している。石原賢一・住宅計画課長は「この目標を達成するには、新築はZEH水準を
上回るレベルでなければならないはず」と、高い水準を設定する必要性を説く。

一方で、「市民の皆さまが納得できるものでなければならない」とも。現実的な費用で、かつ
健康の維持・増進といったメリットが享受できる水準でなければ、市民に受け入れられないと予想する。

新建ハウジングVol.947

日本のCO2排出量のうち、住まい(家庭部門)からのCO2排出量はその16%を占め、
特に、居住中のエネルギー消費を減らすことは、CO2削減を大きく促すと言われています。
省エネ住宅は地球にやさしいだけでなく、家族が快適、健康に、そして経済的に暮らせます。

工務店の意識高め北九州市民にも波及させたい【北九州 新築・注文住宅】

工務店の意識高め北九州市民にも波及させたい【北九州 新築・注文住宅】

北九州市独自の推奨基準(案)【北九州 新築・注文住宅】
脱酸素と市民への普及を両立する水準【北九州 新築・注文住宅】

現時点では、必要なコストの回収にかかる時間の試算などを進めている段階で、有識者などの
ヒアリングを経て、できれば今年度中の基準の設定を見直す。なお、今のところ市による認証や、
義務化は予定しておらず、あくまで「市として望ましい水準を提示する推奨基準」と位置付ける。

また、基準設定後の普及策も検討中ではあるが、住宅計画課の有田隼人係長は
「まずは事業者のマインドを変えるところから取り組みたい」と話す。

実際に高性能住宅を手掛けている工務店はまだ少ないが、省エネ基準の義務化を控え、
関心は高まっている状況を利用したい考えだ。

新建ハウジングVol.947

暖かく暮らしやすい環境は、すべての国民にとっての基本的な権利。
国としても省エネ基準の更なる向上を目指して建築基準法の改正検討を進めるなどしていますが、
それらを待つだけでなく、住まい手自らがわが家の温度環境を見直すことがまず必要ではないでしょうか。

最近は「G2」を基準とするビルダーが多いので、どうやってクリアしているのか
具体的な工法を調べてみてはいかがでしょう。

今家を建てるならHEAT20の基準は必要?【北九州 新築・注文住宅】

今家を建てるならHEAT20の基準は必要?【北九州 新築・注文住宅】

私どもハゼモト建設株式会社は、お客様のご要望にしっかりとお応えすると共に、
価格と性能を真剣に考えてコスパの良い住宅をご提案しています。
よく「理想はG2」といわれるのは、最も費用対効果が良いとされているからです。

10年、20年前にきちんと新しい技術を取り入れ次世代省エネ基準で建てた方は、
ずっと温かい家に住めましたし、今建てられてている他の家とさほど変わらないので
建て替えを考えるほどでは無いと思います。

しかし、わずか20年しかたたないのに、そのときに古い技術で建ててしまった方は、
もう建て替えたくなってしまいます。

今、ギリギリの基準で建てると、10年後、20年後には古びた仕様となり
建て替えたくなってしまう恐れがあるのです。
家は、自動車やスマホのように買い換えできませんから
せめて20年くらい先を見込んで考えた方が良いのでは無いでしょうか。

今はこれで十分と感じても、すぐに不満が出てしまう恐れがあります。
そういう観点から考えると最低G2、できればG3。
北九州市で設定されたG2.5水準を満たしていれば安心ですね。

いかがでしたでしょうか。
冬暖かく快適で健康的に暮らせる家を実現するための北九州市の取り組みについて
新建ハウジングに掲載された記事をご紹介しました。

2022年現在は違いますが、「2025年以降の家は省エネ・断熱設置をZEH基準以上で建てることが義務化」
されました。そして、今後はその基準も引き上げられていくでしょう。
長いスパンを見据え、快適さと経済性のバランスを考えると、断熱性能は上げておいた方が
理に適った賢い家づくりになると思います。

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