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家づくりコラム
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2018.11.28
【北九州新築コラムvol.141】家にまつわることわざや慣用句 その4
『家にまつわることわざや慣用句 その4』
これから北九州市で新築・注文住宅を建てたいとお考え中のお客様へ
日本には古くから『家』を題材にした「ことわざ」や「慣用句」があります。
新築・注文住宅をご検討の方へ今日も、いくつか紹介してみましょう。
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★梁上の君子(りょうじょうのくんし)
後漢書から、「梁の上の泥棒」を指して呼んだ言葉で、「ねずみ」の事を言う場合もあります。
(梁とは横架材の事)
漢の時代、太丘(たいきゅう)県の長で陳寔(ちんしょく)という人物がいた。
彼は常に人々に公平に接した。もめ事が起こっても、利害善悪を分析し、公正に判断するので、当事者で後々に恨みを残すものはいなかった。
ある飢饉の年、一人の泥棒が夜、陳寔の家に忍び込んだ。
泥棒は梁の上に身を潜め、家人が寝静まるのを待っていた。
陳寔はこれに気付き、起き上がって、身づくろいをすると、 子供や孫たちを呼び、厳粛な面持ちで教え諭した。
「人間は努力を惜しんではならない。 そもそも生まれつきの悪人という者はいない。
悪い習慣に染まることで、ついに悪人となってしまうのだ。 見なさい、梁上にいる君子がその見本である。」
それを聞いた泥棒はびっくりして、自分から降りてくると、頭を地にこすりつけて謝罪した。
陳寔は、「お前は悪人のようには見えない。私が言ったことを心に留め、善人となりなさい。
このようなことをしたのは貧しさのためであろう」そう言って諭し、絹二匹を与えた。
以来、太丘では、二度と盗みが起こることはなかった。
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★敷居が高い(しきいがたかい)
敷居とは、玄関の敷居の事です。
不義理をしたり、相手に迷惑をかけたりしているため、その人の家に行きにくいこと。
自分には「分不相応」「手が届かない」という意味で使うのは誤り。
誤用例 「あの高級店は、敷居が高すぎて入りにくい」
※ 本来、「高級すぎて入りにくい」「上品すぎて入りにくい」などの意味で使うのは誤用であるが、
現在では誤用のほうが多く使われているという調査結果がある。
「ハードルが高い」「レベルが高い」と同じ意味としている誤用も多い。
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