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家づくりコラム
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2020.03.19
家庭用エアコンについて 2
価格と性能を両方まじめに考える工務店ハゼモト建設の櫨本です。
今回は家庭用エアコンの機能についてご紹介します。
最近のエアコンの機能は単に冷やすや暖かくするだけではありません。
除湿と言う機能もありますが、ここまでは誰もが知っている基本機能です。
今までとは違うあたらしい機能のキーワードは、
Wi-FiとAI
スマホと連携して、色々な事ができるようになりました。
エアコンはいち早くネットとつながるIoT化が始まった家電で、
最近は、エアコンのWiFi対応が増えてきました。
スマホと連携することで、運転状況が確認でき、外出先から消し忘れたエアコンを遠隔操作したり、
帰宅前に運転開始をするなど、使い勝手と省エネの両立ができるように。
さらにAIが搭載され、ネット上の天気予報・使い手の好み・住宅性能などを学習し、先読みして
ムダのない最適な運転をするなど、「自動運転」がさらなる進化を続けています。
ここの部分は、各メーカーさんによって、様々な機能がありますので、購入する時は
こんな事ができたら便利みたいな機能を確認して購入しないと、宝の持ち腐れになります。
除湿(ドライ)の電気代は高い?
除湿(ドライ)の電気代は高い?
梅雨になると、湿気が多くなり、エアコンを入れるまではないけど、蒸し暑いので除湿したいって事、
ないでしょうか。
「エアコンの電気代を抑えるためには、電力が抑えられそうな除湿よね。」
除湿モードって部屋を冷やし過ぎないことから、何だか電気代がかからなそうなイメージがあります。
実はこの除湿モードには、「お得なモード」と「損するモード」の2種類があるのです。
- 弱冷房除湿・・・湿度とともに温度も一緒に下げる
- 再熱(さいねつ)除湿・・・湿度は下げるけれど温度は下げすぎない
このうち注意しなければならないのが、再熱除湿です。
弱冷房方式は送風量と冷房能力をマイコンでコントロールすることによって除湿を行います。
再熱除湿とは、温度を下げすぎてしまって部屋が寒くなりすぎないために、
冷えた空気をエアコン内部で1度暖め直してから送風します。
室内機の熱交換器を、再熱器と冷却器に分け、コントロールする手法です。
一般的に高級機に採用されています。
この方式は、1度空気を暖め直すのですから、当然電気代は冷房と比較すると高くなってしまうのです。
電気代は、再熱除湿 > 冷房 > 弱冷房除湿 という順番で高くなります。
再熱除湿は肌寒くてジメジメしていたり、梅雨の時期などには最適なモードなのですが、
真夏のような暑い日に使うと逆に損してしまうのです。
除湿モードのすべてが、必ずしもお得になるとは限らないのですね。
いかがだったでしょうか。
北九州市で新築・注文住宅をお考えで電気代が抑えられる住宅に
ご興味をお持ちの方は、 ぜひハゼモト建設にお問い合わせください。