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家づくりコラム
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2024.03.22
【実測】雪の日も無暖房で10℃以上!
こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。
今日は、将来の家計を守るために高性能住宅を建てることの重要性についてお話ししたいと思います。
高性能住宅は、将来のエネルギー費用を削減し、環境に優しい住宅を提供することができます。
耐久性が高く、長期的に見てメンテナンスコストが低いため、将来の財政を守るためにも重要です。
高性能住宅(モデルハウス)の温度変化
高性能住宅(モデルハウス)の温度変化【北九州 新築・注文住宅】
高性能住宅とは何ですか?
高性能住宅とは何ですか?【北九州 新築・注文住宅】
高性能住宅とは、一般的な住宅に比べて、エネルギー効率が高く、環境に配慮した住宅のことを指します。
一般的に、断熱性能や省エネルギー設備、換気性能、窓の性能、照明、およびエネルギー効率の高い
家電製品など、さまざまな要素が組み込まれています。
ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)水準以上の基準である、HEAT20基準のG2、G3基準を高性能住宅と
定義する場合、以下のような特徴があります。
HEAT20(ハウジング・エネルギー・アセスメント・ツール 2020)基準は
日本の住宅のエネルギー性能評価基準のひとつであり、建築物の省エネルギー性能を評価するため
の指標です。HEAT20基準には、G1からG3までの3つの等級があります。
G2基準の高性能住宅は、以下の特徴があります。
1.高い断熱性能: 外壁、屋根、床などの断熱性能が高く、室内の温度変化を抑え、快適な生活空間を提供します。
2.高効率な省エネルギー設備: 高効率な暖房・冷房設備や給湯器、照明設備などが採用されています。
3.エネルギー消費量の削減: 一般的な住宅に比べてエネルギー消費量が大幅に削減されています。
G3基準の高性能住宅は、G2基準に比べてさらにエネルギー効率が高く、以下の特徴があります。
1.さらに高い断熱性能: 外壁、屋根、床の断熱性能がさらに向上しています。
2.省エネルギー設備の最適化: 設備の性能だけでなく、設備の最適な配置や運用方法も考慮されています。
3.再生可能エネルギーの活用: 太陽光発電システムや地熱熱交換システムなど、再生可能エネルギーを
活用して、エネルギー消費量をさらに削減します。
G2、G3基準の高性能住宅では、省エネルギー性能が高く、環境に優しく、居住者にとっても快適な
住環境が提供されます。また、将来のエネルギー費用が削減されるため、家計にも貢献します。
これらの基準を達成するためには、設計段階から適切な断熱材や窓、照明、エネルギー効率の高い
家電製品の選定、さらには再生可能エネルギーの導入など、総合的な取り組みが求められます。
総じて、HEAT20基準のG2、G3基準を高性能住宅と定義することで、省エネルギー性能が高く、
環境負荷の低い住宅を目指すことができます。これらの基準に沿った住宅を建設することは、
将来のエネルギー消費量の削減や環境保護に貢献するだけでなく、住宅所有者にとっても
長期的な経済的な利益が見込めるため、建設時に検討する価値があります。
高性能住宅を建てる利点
高性能住宅を建てる利点【北九州 新築・注文住宅】
高性能住宅を建てることには、多くの利点があります。最も重要な利点は、将来のエネルギー費用を
節約できることです。高性能住宅は、環境に優しく、エネルギー効率が高いため、将来のエネルギー費用を
大幅に削減できます。
また、高性能住宅は、耐久性が高く、長期的に見てメンテナンスコストが低いため、将来の財政を
守るためにも重要です。
家を建てる前は、性能というところが下の順位になっています。
しかし、実際に建てて住んでみた後にとうなるかというと、不満・不便・不安のランキングで、
1位は家が暑い、2位は家が寒い、3位は結露となります。この3つが一番の問題になってくるわけです。
出典:チカラボ
高性能住宅は、一般的な住宅と比較して、エネルギー効率が約20%~40%向上することが一般的です。
これは、年間の光熱費を最大で数十万円程度節約できることを意味します。長期的に見ると、節約額は
数百万円にもなり得ます。
1.耐久性とメンテナンスコストの削減
高性能住宅は、高品質な建材や建築技術を採用しているため、耐久性が高く、メンテナンスコストが低く
抑えられます。一般的な住宅に比べて、メンテナンスコストが約30%程度削減できると言われています。
これにより、長期的に見て数十万円の節約が可能になります。
2.再販価値の向上
高性能住宅は、環境性能や快適性が高いため、中古住宅市場においても評価が高くなります。
そのため、将来的に住宅を売却する際にも、一般的な住宅に比べて高い価格で売却できる可能性があります。
3.CO2排出量の削減
高性能住宅は、エネルギー効率が高いため、CO2排出量も低減できます。これにより、地球温暖化対策にも
貢献できると共に、地域や国の環境目標達成に向けての取り組みにも寄与します。
これらの利点を踏まえると、高性能住宅は、家計や環境に大きなメリットをもたらすことが明らかになります。
初期投資が高くても、長期的に見るとその価値が十分に発揮されるため、高性能住宅を検討する価値があります。
高性能住宅統計情報
高性能住宅統計情報【北九州 新築・注文住宅】
高性能住宅の需要は、世界中で高まっています。
2020年、高性能住宅の市場規模は、約1,900億ドルに達しました。また、高性能住宅の需要は、
2030年までに年間10%以上の成長率を維持すると予想されています。
一方、日本の高性能住宅に関する統計情報は、日本国内での普及状況や住宅市場への影響が示されています。
データが2021年以降のものではないため、最新の情報とは異なる場合がありますが、その傾向を確認することができます。
1.ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)普及状況
日本政府は、2020年代半ばまでに新築戸建て住宅の半数以上がZEHとなることを目指しています。
2019年度においては、全国の新築戸建て住宅の約15%がZEHとなっており、年々その割合が増加しています。
2.高性能住宅市場
日本の高性能住宅市場は、省エネルギー基準に対応した住宅や、環境性能が高い住宅に対する需要が
増加しています。これは、エネルギー効率の向上や省エネルギー対策、住宅性能表示制度の導入など、
国や地域の取り組みが影響していると考えられます。
3.高性能住宅のシェア
2019年度において、新築戸建て住宅のうち、省エネ性能基準を満たす住宅は約85%、ZEHを含む高性能住宅は
約15%程度でした。これは、省エネルギー基準の強化や、ZEH普及の取り組みが進んでいることを示しています。
4.高性能住宅への補助金制度
日本政府や地方自治体は、高性能住宅の普及を促進するため、補助金制度を実施しています。
これにより、高性能住宅の建築費用を一部補助することができ、家庭の負担を軽減することが可能です。
これらの統計情報から、日本の高性能住宅市場が拡大し、普及が進んでいることがわかります。
環境への配慮や省エネルギー対策、住宅性能表示制度などの取り組みが、日本の高性能住宅市場の
発展に寄与していると言えます。
高性能住宅を建てる方法
高性能住宅を建てる方法【北九州 新築・注文住宅】
高性能住宅を建てるためには、多くの要素を考慮する必要があります。最初に、建設時に使用する材料を
選択する必要があります。低放射線、無害な建設材料を選択することが必要です。また、断熱性、換気性能、
窓の性能、照明、およびエネルギー効率の高い家電製品など、多くの要素によって構成されています。
設計段階からこれらの要素を考慮し、適切なプロフェッショナルと協力して計画を立てることが重要です。
高性能住宅を建てる際に注意するポイントや、建設会社選びのポイントを以下にまとめます。
高性能住宅を建てる際の注意ポイント
1.設計段階での検討
高性能住宅の性能を最大限に活かすためには、設計段階で適切なプランニングが必要です。建物の方位や
窓の位置、断熱材の選択、照明や換気システムの設計など、様々な要素を考慮して計画を立てましょう。
2.エネルギー効率の高い設備・家電選び
高性能住宅のエネルギー効率を向上させるためには、エネルギー効率の高い設備や家電製品を選ぶことが
重要です。照明や冷暖房設備、給湯器、家電製品など、省エネ性能の高い製品を選びましょう。
3.断熱性能・気密性能の確保
高性能住宅では、断熱性能と気密性能が重要です。外部からの熱の侵入を防ぎ、室内の温度を一定に保つため、
適切な断熱材を選び、施工品質に注意してください。
4.設計段階での検討:高性能住宅の性能を最大限に活かすためには、設計段階で適切なプランニングが
必要です。建物の方位や窓の位置、断熱材の選択、照明や換気システムの設計など、様々な要素を考慮して
計画を立てましょう。
5.エネルギー効率の高い設備・家電選び
高性能住宅のエネルギー効率を向上させるためには、エネルギー効率の高い設備や家電製品を選ぶことが
重要です。照明や冷暖房設備、給湯器、家電製品など、省エネ性能の高い製品を選びましょう。
6.断熱性能・気密性能の確保
高性能住宅では、断熱性能と気密性能が重要です。外部からの熱の侵入を防ぎ、室内の温度を一定に
保つため、適切な断熱材を選び、施工品質に注意してください。
建設会社選びのポイント
1.高性能住宅の実績
建設会社が過去に高性能住宅を建築した実績があるかどうか確認しましょう。
経験豊富な会社ほど、高性能住宅の特性を理解し、適切な提案や施工ができる可能性が高いです。
2.コミュニケーション
建設会社とのコミュニケーションが円滑に行えるかどうかも重要なポイントです。
あなたの要望や予算を理解し、適切な提案ができる会社を選ぶことが望ましいです。
3.アフターサービス
住宅建築後のアフターサービスも重要です。保証期間やメンテナンス、修理に対応するかどうか、
サポート体制が整っている会社を選びましょう。
4.口コミ・評判
建設会社の口コミや評判も、会社選びの重要なポイントです。過去に高性能住宅を建てた方々の
評価や感想を参考にし、信頼性や対応力が高い会社を選ぶことが望ましいです。
5.高性能住宅の実績
建設会社が過去に高性能住宅を建築した実績があるかどうか確認しましょう。
経験豊富な会社ほど、高性能住宅の特性を理解し、適切な提案や施工ができる可能性が高いです。
6.コミュニケーション
建設会社とのコミュニケーションが円滑に行えるかどうかも重要なポイントです。
あなたの要望や予算を理解し、適切な提案ができる会社を選ぶことが望ましいです。
7.アフターサービス
住宅建築後のアフターサービスも重要です。保証期間やメンテナンス、修理に対応するかどうか、
サポート体制が整っている会社を選びましょう。
8.口コミ・評判
建設会社の口コミや評判も、会社選びの重要なポイントです。過去に高性能住宅を建てた方々の
評価や感想を参考にし、信頼性や対応力が高い会社を選ぶことが望ましいです。
9.見積もりの透明性
建設会社から見積もりを取る際、明確かつ詳細に項目が記載されているか確認しましょう。
また、追加費用や変更費用についても事前に確認しておくことが重要です。
高性能住宅のコスト
高性能住宅のコスト【北九州 新築・注文住宅】
高性能住宅は、通常、標準の住宅よりも高価です。
しかし、高性能住宅は、将来のエネルギー費用を大幅に削減することができるため、長期的に見ると
コストパフォーマンスが高いです。
また、国や自治体によっては、高性能住宅の建設に対して補助金や低金利ローンが提供されることがあります。
これらの制度を利用することで、負担を軽減することが可能です。
高性能住宅の価格アップに関しては、一般的な住宅に比べて約10-20%程度高くなることが多いです。
しかし、具体的な金額は建物の規模や使用する材料、設備によって異なります。
高性能住宅に対する補助金や税制については、国や地方自治体によって様々な制度があります。
以下は、いくつかの代表的な制度です。
1.住宅エコポイント制度
日本政府が実施している制度で、省エネルギー性能の高い住宅の新築やリフォームを行った場合に
エコポイントが付与されます。このエコポイントは、商品との交換やサービス利用券として利用する}ことができます。
2.住宅ローン減税制度
エコ住宅ローン減税制度は、省エネ性能の高い住宅を購入する際に利用できる制度で、所得税や住民税の
一部が控除されます。
3.地方自治体の補助金制度
一部の地方自治体では、高性能住宅の建設に対して補助金を支給しています。自治体によっては、
高断熱・高気密住宅の新築や省エネルギー設備の導入に対して、補助金が出ることがあります。
地元の自治体のウェブサイトや窓口で詳細を確認してください。
4.低炭素住宅の普及・促進事業
国土交通省が実施しているこの事業では、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)や省エネルギー基準を
クリアした住宅に対し、補助金が支給されます。
これらの補助金や税制を利用することで、高性能住宅の建設費用を軽減することができます。
制度や金額は変更されることがあるため、最新の情報を確認し、適用条件を満たしているか確認することが重要です。
高性能住宅のリターン
高性能住宅のリターン【北九州 新築・注文住宅】
高性能住宅のリターンオンインベストメント(投資利益率)は非常に高いです。高性能住宅を建てることで、
将来のエネルギー費用を削減できるため、長期的に見て、高性能住宅はコストパフォーマンスが高く、
将来の家計を守るために非常に有効です。
高性能住宅のリターンは、エネルギー費用の削減、快適な住環境、低いメンテナンスコスト、
そして環境への負荷軽減など、多岐にわたります。具体的なメリットとしては以下の通りです。
1.エネルギー費用の削減
高性能住宅は、断熱性能やエネルギー効率の高い設備を使用しているため、一般的な住宅に比べて
エネルギー消費が大幅に削減されます。年間で20-30%程度の節約が見込まれることが一般的で、
具体的な金額は住宅の規模やエネルギー使用状況によりますが、数十万円程度の節約が可能です。
2.快適な住環境
高性能住宅は、温度差が少なく、結露やカビの発生が少ないため、快適な住環境が維持されます。
これにより、健康面でもメリットがあります。
3.低いメンテナンスコスト
高性能住宅は、耐久性が高く、建物の劣化が遅いため、長期的にメンテナンスコストが低く抑えられます。
これにより、10年~20年の期間で数百万円程度の節約が可能です。
投資効果が得られる年数については、高性能住宅の初期投資額やエネルギー費用の節約額によって
異なりますが、一般的には10年~20年程度で元が取れるとされています。
ただし、これらのリターンは個々の住宅や家庭の状況によって変わりますので、具体的な試算を行う際には、
専門家に相談することが重要です。
将来のための高性能住宅の利点
将来のための高性能住宅の利点【北九州 新築・注文住宅】
高性能住宅は、将来のエネルギー費用を削減し、環境に優しい住宅を提供することができます。
また、高性能住宅は、耐久性が高く、長期的に見てメンテナンスコストが低いため、将来の家計を
守るためにも重要です。高性能住宅は、将来のための投資であり、将来のエネルギー費用の削減に
つながるため、将来の家計を守るために非常に有効です。
高性能住宅を建てるためのヒント
高性能住宅は、断熱性、換気性能、窓の性能、照明、およびエネルギー効率の高い家電製品など、
多くの要素によって構成されています。これらの要素を適切に組み合わせることで、高性能住宅の効果を
最大限に引き出すことができます。また、専門家と連携し、最新の技術や研究を取り入れることも重要です。
建設材料の選択
環境に優しい建材を選ぶことが重要です。例えば、木造住宅の場合、FSC認証された木材を使用することで、
森林の持続可能な管理が促進されます。また、断熱材には、石綿を含まないミネラルウールや、リサイクル紙を
原料としたセルロースファイバーなどの環境に配慮した素材を選択できます。
断熱性能
断熱性能の向上は、高性能住宅の基本です。例えば、壁には高性能な断熱材を使用し、屋根や床の断熱性能も
向上させることが重要です。また、サッシには、二重ガラスや三重ガラスを採用することで、熱の損失を
抑えることができます。
換気性能
高性能住宅では、省エネルギーと快適な室内環境を両立するために、効果的な換気システムが重要です。
例えば、熱交換型の換気システムを導入することで、室内の温度や湿度を一定に保ちながら、
新鮮な空気を取り入れることができます。
窓の性能
窓は、断熱性能や遮光性に優れたものを選ぶことが重要です。例えば、遮光性の高いロールスクリーンや
カーテンを使用することで、夏場の冷房負荷を軽減できます。また、サッシには、断熱性の高い二重ガラスや
三重ガラスを採用することが望ましいです。
照明と家電製品
照明には、LED電球を使用することで、消費電力を抑えることができます。また、家電製品もエネルギー効率の
高いものを選ぶことが重要です。例えば、エアコンは、省エネルギー基準達成率が高いものを選ぶと、
運転コストを抑えることができます。
高性能住宅を建てる際はこれらの注意点やポイントを踏まえた建設会社選びを行うことで、
快適でエネルギー効率の高い住宅を手に入れることができます。最終的には、自分の要望や予算に合った
会社を選ぶことが大切です。複数の会社から見積もりを取得し、比較検討することも有効な方法です。
将来の家計を考える際には、高性能住宅を建てることを強くお勧めします。
ハゼモト建設は、北九州を中心に、お客様のニーズに応える高性能住宅の建設を行っております。
私たちは、環境に配慮した素材選びや、最新の技術を取り入れた家づくりを心がけています。
お客様のご要望に合わせたプランニングから、アフターサービスに至るまで、一貫したサポートを提供いたします。
将来の家計を考えて、高性能住宅を建てたいとお考えの方は、ぜひハゼモト建設にお問い合わせください。