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家づくりコラム

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2023.11.13

損しない!得する住宅 〜住宅・建築物の脱炭素セミナー〜

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設の中村から、家づくりの役に立つ家づくりコラムです。
田代大先輩と共に、私も2日間ビッシリと、北九州市主催の「住宅、建築物の脱炭素セミナー」を
受講してまいりました。
少し硬めのレポートみたいな報告になりますが、大事なポイントを私なりに解釈してお伝えしたいと思います。

ZEH・ZEB 北九州市 住宅・建築物の脱炭素セミナー〜【北九州 新築・注文住宅】
ZEH・ZEB 北九州市 住宅・建築物の脱炭素セミナー

講師は、「断熱」「省エネ」に関する講演を全国各地で行っている「松尾和也」さんでした。
はるか昔、学生の頃の物理の授業を受けていた風景がフラッシュバックしたかのように、
ガッツリ物理の授業のようなセミナーでした。

この講師の松尾さん、ご自身で言われていましたが、とにかく物理が大好きで、たくさんのものを
とことん計算をしてきました と。
その松尾さんが、物理の観点からととことん計算した結果、住宅に必要なポイントを次のように言われていました。


①太陽発電を設置しないのは損でしかない


売電の金額が安くなったから太陽光設置しても得しない と思われている方が多いと思いますが、大きな間違いです!
今は電気を売電するよりも、自家消費する方が得!
この先もっと電気代が上がるので、自家消費するのがもっとお得になります。

②家の暑い寒いは「窓」が1番のポイント

先進国で室内規定温度が定められていない国は日本だけだそうです。
冬の朝暖房器具をつけない状態で室内の温度が1桁になるのは、もはや「おかしい」そうです。
窓の性能基準は、韓国や中国にも負けているとの事。
窓の性能で室内の快適性は大きく変わります。


同じペアガラスでも性能が高いものと低いものでは大違いなので、「ペアガラス」という言葉だけで決めずに、
しっかりと数値を見て選ばなければいけません。

日本は建物の性能に関して、世界に比べるととてつもなく遅れている事に、改めて衝撃を感じました。

世界では2050年までにCO2排出ゼロを実現するのに真剣に取組みをしています。
見て見ぬふり、他人ごとに感じてるのは日本だけ。
CO2垂れ流し。。。
予測として、日本でも2026年頃にはCO2排出に税金がかかってくるとの事です。
これからの建築物(住宅を含む)は、「高性能」な建物しかあり得ないが常識です。

高気密高断熱住宅の快適性【北九州 新築・注文住宅】
高気密高断熱住宅の快適性【北九州 新築・注文住宅】

松尾さんが

「住宅と壺売りは同じくらい詐欺情報が多い」

と言っていました。

大手ハウスメーカーでも、住んだ後にお施主様が不幸になる住宅を売りつけていると。。。

家電量販店でエアコンを購入しようと行った際に、どのエアコンが1番性能がいいのか?
どのエアコンが1番コスパがいいのか?
と皆さん考えると思います。
でも性能表の見方をご存知ですか?
店員さんに尋ねても、お店が売りたい商品をさも1番オススメです!と売りつけられている事ばかりなので、
「知らない」という事は相当に損をしている可能性があります。

住宅でも同じ事が起こっています。
住宅はエアコンの比にならない程、人生で1番の買い物です。
建てる時も暮らし出してからも損をしたくない!得したい!と思う方は、正しい情報を知る事をお勧めします。

全部の説明すると、果てしなくなるので一つだけポイントをお伝え致します。

「真剣に住宅を考えていえづくりをしている会社は、
1棟1棟気密測定を行っています。」

会社選びをする際にぜひ営業マンさんに質問してみてください!

以上、物理が苦手な、ハゼモト建設中村からの報告でした。
ちなみに、ハゼモト建設は気密測定全棟2回実施しております。

気密測定器を設置して気密検査を行います【北九州 新築・注文住宅】
気密測定器を設置して気密検査を行います

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住宅の気密性、高気密住宅の必要性とメリットとデメリット

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