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2023.05.09

年齢と体温:高性能住宅が健康を守る

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より住まいと建築の知識をお届けするブログコーナーです。

今回は「年齢と体温」についての情報と、高性能住宅が健康に与える影響について探っていきます。
高齢者や免疫力の低下した人にとって、室内環境が健康に与える影響は大きいと考えられています。
このような状況下で、高性能住宅がどのように健康を守ることができるかを探ります。
今、健康に自信がある世代でも、人間必ず年齢を重ねていきます。誰もが高齢者予備軍です。
決して他人事ではありません。
経済的な厳しさもある世代ですが、住宅ローンなどを上手に活用して、将来的な投資をするつもりで、
若い今だからこそ、住宅の性能について考えていく必要があるのです。
これから高性能住宅が健康に与える影響について紹介しています。

断熱性が低い住宅が健康に与える影響【北九州 新築・注文住宅】

断熱性が低い住宅が健康に与える影響【北九州 新築・注文住宅】

断熱性が低い住宅は、季節によって室内の温度が大きく変化するため、健康に悪影響を与える可能性があります。
以下に、断熱性が低い住宅の健康に与える影響について詳しく説明します。

  1. 低体温症のリスクが高まる

断熱性が低い住宅では、室内の温度が大きく変化するため、体温の調整が困難になります。
特に、高齢者や免疫力の低下した人は、体温調節が困難になるため、低体温症のリスクが高まります。
低体温症は、体温が下がりすぎることによって、意識障害や死亡に至ることがあります。

「冷え性」と「低体温」の違い【北九州 新築・注文住宅】
「冷え性」と「低体温」の違い

低体温症という言葉は、冬山登山や冬の駅伝やマラソン大会などで聞いたことがあるだろう。
屋外で起こる障害のイメージだ。だが、日本救急医学会の2011年の低体温症に関する全国調査によると、
屋内での発症者数が屋外の3倍。多くは60歳代以上だった。背景には、高齢者の低栄養や筋力不足による
体温調節機能の低下、糖尿病などの基礎疾患の影響があると考えられるという。

出典:日本経済新聞電子版 冷え性・低体温を防ぐ
  1. 呼吸器系の疾患のリスクが高まる

断熱性が低い住宅では、室内の湿度や温度が不安定になり、カビやダニの発生リスクが高くなります。
これにより、アレルギー症状や呼吸器系の疾患のリスクが高まります。特に、喘息や気管支炎などの
呼吸器系の疾患を持つ人は、室内の空気の状態に敏感であり、健康リスクが高くなります。

  1. 感染症のリスクが高まる

断熱性が低い住宅では、室内の空気が不衛生になりやすく、ウイルスや細菌などの病原菌が繁殖する
リスクが高くなります。これにより、感染症のリスクが高まることがあります。

  1. ストレスや不眠のリスクが高まる

断熱性が低い住宅では、室内の温度や湿度が不安定になるため、ストレスや不眠のリスクが高まります。
不快な室内環境にさらされることで、ストレスがたまり、健康リスクが高くなることがあります。
また、寒さや暑さが原因で、睡眠の質が低下することがあります。

以上のように、断熱性が低い住宅は、健康に悪影響を与える可能性があります。
断熱性が低い住宅では、室内の温度や湿度が不安定になるため、健康リスクが高まることが知られています。
特に、高齢者や免疫力の低下した人、呼吸器系の疾患を持つ人は、健康リスクが高くなることがあります。

このようなリスクを軽減するためには、断熱性の高い住宅に住むことが重要です。
断熱性の高い住宅は、室内の温度や湿度を一定に保ちやすく、健康に良い環境を提供することができます。
また、換気システムや空気清浄機能が備わっている場合も多く、室内環境の改善につながることが期待できます。

一方、高性能住宅は、断熱性の高さや室内環境の改善などが期待されます。
これらの効果は、健康にも大きな影響を与える可能性があります。
特に、高齢者や免疫力の低下した人にとっては、室内環境が健康に与える影響が大きいことが知られています。

年齢と体温【北九州 新築・注文住宅】

年齢と体温【北九州 新築・注文住宅】

年齢と体温については、年齢を重ねると体温が低下する傾向があります。
また、加齢によって自律神経のバランスが崩れ、体温調節機能が低下することも影響しています。
このような理由から、高齢者は低体温症になりやすく、健康リスクが高まることが知られています。

高齢者の低体温症は、体温が正常よりも低くなり、手足が冷たくなるなどの症状が現れます。
この状態が長期間続くと、免疫力の低下や認知機能の低下、転倒などの健康リスクが高まることが知られています。

出典:テルモ体温研究所 加齢にともなう体温の低下【北九州 新築・注文住宅】
出典:テルモ体温研究所 加齢にともなう体温の低下

低体温症の改善方法としては、まずは暖かい環境で過ごすことが重要です。
屋内の温度を一定に保ち、厚手の衣服やブランケットで体を暖めることが効果的です。
また、栄養バランスの良い食事や適度な運動を行うことで、代謝を活性化させ、体温を上げることもできます。

医療的な改善方法としては、温熱療法や薬物療法があります。温熱療法では、温泉や岩盤浴、サウナなどの
熱を利用した治療を行います。これによって、体内の血行が促進され、体温を上げることができます。
薬物療法では、代謝を促進する薬剤や、自律神経を調整する薬剤が用いられます。

ただし、医療的な改善方法は、個人の症状や状態に合わせて適切な治療を行う必要があります。
また、高齢者には副作用のリスクが高まるため、薬物療法には注意が必要です。

高性能住宅に住むことによっても、低体温症のリスクを軽減することができます。
高性能住宅は、断熱性が高く、室内の温度変化が少ないため、室内で過ごす時間が快適になり、
体温が低下するリスクが減ると考えられています。また、換気システムや空気清浄機能によって、
健康に良い室内環境を維持することもできます。

室内環境の改善【北九州 新築・注文住宅】

室内環境の改善【北九州 新築・注文住宅】

高性能住宅は、省エネルギー性能や断熱性能の向上などが特徴的です。これらの性能によって、
住宅内の室温を一定に保つことができます。冬場の住宅内の温度を一定に保つことができるため、
室内の温度変化が小さくなり、体温に影響を与える可能性があります。例えば、低体温症のリスクが高い
高齢者の場合、住宅内の室温が低くなりすぎると体温調節が困難になり、低体温症になるリスクが高まります。
しかし、高性能住宅では、断熱性能が高いため、室内の温度変化を抑えることができ、低体温症のリスクを
軽減することができます。

また、高性能住宅には、換気システムや空気清浄機能が備わっている場合が多く、室内環境の改善に
つながることが期待されています。換気システムによって、室内の空気の循環を改善することができ、
屋内の空気がきれいに保たれます。また、空気清浄機能によって、花粉やPM2.5などの微小粒子を
除去することができ、アレルギー症状の軽減が期待できます。室内環境の改善は、感染症の予防や
ストレスや不眠の緩和などにもつながります。

さらに、高性能住宅には、太陽光発電や蓄電池、エコキュートなどの再生可能エネルギーを活用する
設備が多数備わっています。
これらの設備を活用することで、エネルギーの自給率を高めることができ、省エネルギーに貢献する
ことができます。

以上のように、高性能住宅には、省エネルギー性能や室内環境の改善などが期待されており、
住宅内の温度調整が容易になることで、低体温症のリスクを軽減することができます。
また、換気システムや空気清浄機能によって、健康面にも良い影響を与えることが期待されています。
高性能住宅の維持には、適切な管理が必要ですが、その効果は、住宅所有者や住人の健康にも大きな
メリットをもたらすことができます。

高性能住宅は、将来の住宅のスタンダードとなる可能性があります。
これまでの住宅に比べて、多くのメリットがあるだけでなく、地球環境にも優しい住宅として注目を
集めています。
また、高齢者にとって、健康面でのメリットも期待されています。高性能住宅に住むことで、より健康的な
生活を送ることができるため、高齢者にとっては、高性能住宅が選択肢の1つになることが考えられます。

高性能住宅が健康に与える影響【北九州 新築・注文住宅】

高性能住宅が健康に与える影響【北九州 新築・注文住宅】

高齢者や免疫力の低下した人にとって、室内環境が健康に与える影響が大きいとされています。
特に、高齢者は体温調節が困難になるため、低体温症のリスクが高く、免疫力の低下による感染症の
リスクも高まります。そこで、高性能住宅が健康に与える影響について、以下に詳しくまとめます。

出典:失敗しない高気密高断熱住宅! 室内気温を21℃以上にして健康を手に入れる【北九州 新築・注文住宅】
出典:失敗しない高気密高断熱住宅! 室内気温を21℃以上にして健康を手に入れる
  1. 低体温症のリスクを軽減

高性能住宅は、断熱性能が高いため、冬場でも住宅内の室温を一定に保つことができます。これにより、
住宅内の温度変化が少なくなり、低体温症のリスクを軽減することができます。

  1. 呼吸器系の疾患の軽減

高性能住宅には、換気システムが備わっている場合が多く、屋内の空気がきれいに保たれます。これにより、
花粉やPM2.5などの微小粒子を除去することができ、アレルギー症状の軽減が期待できます。また、室内の
湿度や温度も調整しやすくなるため、喘息や気管支炎などの呼吸器系の疾患のリスクも軽減されます。

  1. 感染症の予防

高性能住宅には、空気清浄機能が備わっている場合が多く、ウイルスや細菌などの病原菌を除去することが
できます。これにより、感染症のリスクを軽減することができます。

  1. ストレスや不眠の緩和

高性能住宅は、室内環境が快適であるため、ストレスの軽減にもつながります。また、換気システムによって
室内の空気がきれいに保たれることで、睡眠の質が改善され、不眠の緩和にもつながることが期待されます。

  1. 快適な室内環境の提供

高性能住宅は、快適な室内環境を提供するために設計されています。室内の温度や湿度、空気の質などを
調整しやすくすることで、快適な環境を実現します。これにより、ストレスの健康への影響の軽減が
期待できます。

以上のように、高性能住宅は、健康への影響について様々な効果が期待されています。特に、高齢者や
免疫力の低下した人にとっては、室内環境が健康に与える影響が大きいことが知られています。
今後の研究によって、高性能住宅が健康と命を守ることができるかどうかが明らかになることを期待しています。

いかがでしたでしょうか。
北九州のハゼモト建設は、高性能住宅の建設に力を入れています。
省エネルギー性能や室内環境の改善など、住宅に求められる性能を十分に備えた
高性能住宅を提供することで、地域の皆様の健康と快適な生活を支援しています。

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