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2023.05.08

省エネ効果はもちろん、健康にも影響する? 住宅の気密性能について

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より住まいと建築の知識をお届けするブログコーナーです。

家づくりではデザインや間取りなどの目に見える部分も重要ですが、
快適な家の本質は目に見えない部分に隠れています。それは家の性能です。
住宅の快適性を左右する気密性能。省エネ効果だけでなく、健康にも影響があることをご存知でしょうか。
性能の差が何十年も続く暮らしの快適さを左右するのです。
今回は、住宅の気密性能について詳しくご紹介していきます。

住宅の快適性を左右する気密性能とは【北九州 新築・注文住宅】

住宅の快適性を左右する気密性能とは【北九州 新築・注文住宅】

住宅の快適性を左右する気密性能とは、住宅内部と外部との気密性の違いにより、外気の影響を受けずに
快適な室内環境を維持することができる性能を指します。外気の影響を受けずに、暑い夏や寒い冬でも
快適に過ごすことができるため、住宅にとって非常に重要な要素の一つです。

最新エコ住宅の省エネ技術
【省エネ効果だけでなく、健康にも影響】

住宅の気密性能は省エネ効果だけでなく、健康にも影響があります。気密性能が低いと、外気が室内に
入り込んでしまい、室内の温度・湿度が不安定になるため、健康被害の原因になることがあります。
例えば、カビやダニなどの発生を招き、アレルギーや喘息などの症状を引き起こすことがあります。

気密性能とは【北九州 新築・注文住宅】

気密性能とは【北九州 新築・注文住宅】

気密性能とは、住宅の外気と内気の境界面で、空気の移動を防ぐ性能のことを指します。
つまり、窓やドア、壁、床、天井などの接合部分が密着し、気密性能が高いほど、室内の温度・湿度が安定し、
快適な室内環境を維持することができます。気密性能は、住宅の省エネ効果を高めることにも繋がります。

最新エコ住宅の省エネ技術
【住宅の気密性能の測定方法とは?】
住宅の気密性能は、気密測定によって測定することができます。気密測定は、ドアや窓などの開口部を
全て閉め、住宅内に扇風機などの風を送る機器を設置し、その風を吸い込むファンを使って住宅内の
空気の流れを計測することで行われます。このとき、住宅内外の気圧差を計測し、住宅内から外部への
風の流れがないようにすることで、住宅の気密性能を評価することができます。気密測定は、住宅完成前や
リフォーム前に行われ、結果に基づいて適切な気密性能を確保するための対策が行われます。

気密性能がもたらす省エネ効果【北九州 新築・注文住宅】

気密性能がもたらす省エネ効果【北九州 新築・注文住宅】

住宅の気密性能が高いと、外気の影響を受けずに室内の温度・湿度を安定させることができるため、
省エネ効果があります。
例えば、エアコンや暖房器具の使用頻度を抑えることができ、電気代の節約につながります。
また、冬場には室内の暖気が外に漏れ出すことによる熱損失が起こりますが、気密性能が高い住宅では
その損失を抑えることができます。

最新エコ住宅の省エネ技術
【窓やドアの隙間からの熱損失や冷気の侵入を防ぐことができる】
住宅の気密性能が高いと、窓やドアの隙間からの熱損失や冷気の侵入を防ぐことができます。気密性能の
高い窓やドアは、開閉時にもしっかりと密着し、外気の影響を受けずに室内の温度・湿度を維持する
ことができます。このため、冬場には暖房器具の使用頻度を抑えることができ、夏場にはエアコンの
使用頻度を抑えることができます。また、隙間から侵入する風や湿気も抑えることができ、室内環境を
快適に保つことができます。

気密性能がもたらす健康効果【北九州 新築・注文住宅】

気密性能がもたらす健康効果【北九州 新築・注文住宅】

住宅の気密性能が低い場合、外気が室内に入り込んでしまい、室内の温度・湿度が不安定になるため、
健康被害の原因になることがあります。例えば、カビやダニなどが繁殖しやすくなり、アレルギーや
喘息などの症状を引き起こすことがあります。また、外気の微粒子や花粉などが室内に侵入し、
アレルギー症状を引き起こすこともあります。

最新エコ住宅の省エネ技術
【湿気やカビ、ダニなどの発生を防ぐことができる】
住宅の気密性能が高いと、屋外の湿気が内部に入ることがなくなり、カビやダニの発生を抑えることが
できます。湿気が発生すると、室内の壁や天井、床にカビが発生し、アレルギーや喘息の原因になります。
また、ダニも湿度が高い場所を好むため、住宅内で発生しやすくなります。気密性能が高い住宅では、
適切な換気を行うことで、室内の湿度を調整することができ、健康被害を防ぐことができます。

湿気やカビ、ダニなどの発生を防ぐことができる【北九州 新築・注文住宅】
湿気やカビ、ダニなどの発生を防ぐことができる

気密性能が高い住宅のメリット・デメリット【北九州 新築・注文住宅】

気密性能が高い住宅のメリット・デメリット【北九州 新築・注文住宅】

気密性能が高い住宅のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

気密性能が高い住宅のメリット【北九州 新築・注文住宅】
気密性能が高い住宅のメリット

1.省エネ効果がある
外気の影響を受けずに室内の温度・湿度を安定させることができるため、エアコンや暖房器具の使用頻度を抑え、
電気代の節約につながる。

2.健康効果がある
室内に湿気や微粒子が入り込まないため、アレルギーや喘息などの症状を引き起こすリスクが低くなる。

3.快適性が高い
室内の温度・湿度が安定するため、快適な室内環境を維持することができる。

4.耐久性が高い
湿気やカビ、ダニの発生を抑えることができるため、建物自体の耐久性が高まる。

最新エコ住宅の省エネ技術
【気密性能が高い住宅のデメリットとは?】
気密性能が高い住宅のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

1.換気が必要
気密性能が高いため、室内の湿気がこもりやすく、適切な換気が必要になる。

2.建設費用が高い
高性能な窓やドア、断熱材などを使用するため、建設費用が高くなることがある。

3.施工に高度な技術が必要
気密性能を確保するためには、施工に高度な技術が必要であり、熟練した職人が必要になることがある。

4.健康被害につながるリスクがある
適切な換気が行われない場合、室内に湿気や微粒子がこもり、健康被害を引き起こすリスクがあるため、
適切な管理が必要になる。

気密性能を測定することの重要性【北九州 新築・注文住宅】

気密性能を測定することの重要性【北九州 新築・注文住宅】

気密性能を測定することで、住宅の外気と内気の境界面で、空気の移動を防ぐ性能がどの程度あるかを
評価することができます。つまり、室内の快適性を左右する重要な要素である気密性能が、住宅において
適切に確保されているかどうかを確認することができます。また、気密性能の測定結果をもとに、
適切な対策を行うことで、省エネ効果を高め、健康被害を防ぐことができます。

気密性能を測定することの重要性【北九州 新築・注文住宅】
気密性能を測定することの重要性

最新エコ住宅の省エネ技術
【ハゼモト建設が自社で気密性能を測定する理由とは?】
 ハゼモト建設が自社で気密性能を測定する理由は、以下のような点が挙げられます。

1.品質管理の強化
気密性能は住宅の品質を左右する重要な要素であるため、自社で確実な測定を行うことで、
品質管理を強化することができます。

2.省エネ効果の最大化
気密性能が高い住宅は、省エネ効果が高くなるため、自社で測定し、適切な対策を行うことで、
省エネ効果を最大化することができます。

3.健康被害の防止
気密性能が低い住宅は、健康被害を引き起こすリスクがあるため、自社で測定し、適切な対策を行うことで、
健康被害を防止することができます。

4.顧客満足度の向上
住宅の品質や省エネ効果、健康被害の防止など、顧客の要望に応えるためにも、自社で気密性能を測定し、
適切な対策を行うことが大切であると考えています。

いかがでしたでしょうか。
住宅の気密性能は、省エネ効果だけでなく、健康にも大きく影響することがわかりました。
気密性能が低い住宅は、外気や湿気、微粒子などが室内に侵入し、健康被害を引き起こすリスクが高まります。
そのため、気密性能を確保することが、住宅の快適性や健康性を確保するために重要な要素となっています。

また、自社で気密性能を測定し、高品質な住宅づくりに取り組むハゼモト建設の取り組みに
ついてもご紹介しました。
ハゼモト建設は、自社で気密性能を測定し、適切な対策を行うことで、省エネ効果の最大化や
健康被害の防止など、顧客の要望に応える高品質な住宅づくりを行っています。

住宅を建設する際には、気密性能の測定を行い、適切な対策を行うことが大切です。
省エネ効果や健康被害の防止につながるため、住宅において気密性能を確保することは、
大きな意義を持つと言えます。

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