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家づくりコラム

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2023.04.27

注文住宅のほうが実は安い? 建売住宅と注文住宅はどちらがお得

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。

住宅を購入するにあたり、多くの人が悩むのが建売住宅と注文住宅のどちらを選ぶべきかという点です。
建売住宅は既に建てられている住宅を購入する形式で、注文住宅は自分たちが希望する住宅を設計して
建ててもらう形式です。
どちらがお得なのか、また、その理由をご紹介していきたいと思います。

出典:不動産ナビ 注文住宅で家を建てる方の割合は61.17%(福岡県 79.9%)
出典:不動産ナビ 注文住宅で家を建てる方の割合は61.17%(福岡県 79.9%)

建売住宅のメリット

北九州での住宅購入において建売住宅と注文住宅のどちらがお得なのでしょう。

まずは建売住宅のメリットについて見ていきましょう。

1.価格が安い

建売住宅は、大量生産によってコストを抑えたものが多く、価格が比較的安くなっています。
また、既に建物が完成しているため、建築中の不安要素がなく、安心して購入できるというメリットもあります。

2.すぐに入居できる

建売住宅は、既に建物が完成しているため、契約後すぐに入居ができます。注文住宅の場合は、
設計や建築の工程が必要なため、入居までに時間がかかることが多いです。

3.間取りや設備が充実している

建売住宅は万人に受けるよう、オーソドックスな間取りを規格化し、大量生産しているため、
間取りや設備が充実している場合が多いです。

注文住宅のメリット

次に注文住宅のメリットについて見ていきましょう。

1.自分たちの希望に合った住宅が建てられる

注文住宅は、自分たちの希望に合った住宅を設計して建ててもらうことができます。自分たちが理想とする
間取りや設備を実現できるため、自分たちにピッタリの住宅が手に入るというメリットがあります。

2.将来的なメンテナンスやリフォームの費用が抑えられる

自分たちが設計した住宅であれば、将来的にメンテナンスやリフォームが必要になった際にも、
希望に合わせた設備や間取りであるため、費用が抑えられるというメリットがあります。

3.建物の品質が高い

注文住宅は、建築家や工務店との打ち合わせを通じて、自分たちが求める建物を建てることができます。
そのため、建物の品質が高く、建築家の設計により、周囲の景観や環境に調和した住宅が手に入るという
メリットがあります。

どちらがお得?

どちらがお得?

建売住宅と注文住宅はどちらがお得
建売住宅と注文住宅はどちらがお得

建売住宅と注文住宅、それぞれにメリットがありますが、どちらがお得かという点については、購入者の
希望やニーズによって変わってきます。以下にそれぞれの特徴を整理し、お得な選択方法をご紹介します。

【建売住宅を選ぶ場合】

建売住宅を選ぶ場合は、以下のような場合がおすすめです。

・価格を抑えたい

・すぐに入居したい

・間取りや設備が充実した住宅を希望する

建売住宅は、大量生産によって価格が抑えられ、すぐに入居できるため、価格や入居の早さを重視する
場合におすすめです。
また、建売住宅は一般的に家が完成しているため、間取りなどを実際に見て確かめて買うかどうかを
判断できます。注文住宅は契約してから家を建てるため、間取りについては、建売住宅の方が安心して
購入できるかもしれません。

【注文住宅を選ぶ場合】

注文住宅を選ぶ場合は、以下のような場合がおすすめです。

・自分たちにピッタリの住宅を建てたい

・将来的にメンテナンスやリフォーム費用を抑えたい

・建物の品質にこだわりたい

注文住宅は、自分たちが希望する住宅を建てることができ、将来的なメンテナンスやリフォーム費用も
抑えられるため、自分たちにピッタリの住宅を手に入れたい方におすすめです。
また、建物の品質も高く、周囲の景観や環境に調和した住宅を手に入れたい方にもおすすめです。

平屋の建売住宅が少ない理由

近年注目を集めている「平屋住宅」ですが、平屋住宅はいわゆる「建売」の物件が非常に少なく、
ほとんどが注文住宅で建築されています。平屋の建売住宅が少ない理由は、複数の要因が絡み合っています。

【需要の低さ】

まず、一般的には需要の低さが挙げられます。平屋の住宅は、敷地面積が広く必要となり、建築費用も
高くなる傾向があります。また、日本の住宅事情においては、2階建ての住宅が一般的であり、多くの人が
2階建ての住宅を希望する傾向にあります。そのため、平屋の需要が低く、建売住宅として供給される数が
少ないと考えられます。

【設計の難しさ】

平屋の住宅は、1階建てであるため、2階建ての住宅に比べると間取りの設計に難しさがあります。
また、建築において、1階にすべての機能を配置するため、配管や設備の設計がより複雑になります。
建売住宅のメーカーは価格を抑えるため、平屋の設計に取り組む機会が少ないと考えられます。

【建築基準の厳格化】

日本では、地震などの自然災害による建物の倒壊や被害を防止するために、建築基準法が定められています。
建築基準法には、地盤の強度や建物の耐震性など、建物に求められる基準が明記されており、
これに適合した建物を建築する必要があります。

平屋の住宅は、2階建ての住宅に比べると、基礎面積が大きくなり、地盤の強度や耐震性がより求められた場合、
そのコストが2階建より影響を受けます。
そのため、建築基準に適合する平屋の建売住宅を建築するためには、より高い技術や設計力が必要となり、
建築コストも高くなる傾向があります。

平屋の建売住宅が少ない理由については、需要の低さ、設計の難しさ、建築基準の厳格化などが考えられます。
ただし、平屋の住宅は、バリアフリーであり、使いやすい、高齢者や障がい者に優しい住環境があることから、
近年では平屋の住宅に関心を持つ人が増えています。また、1階建てであるため、当然エレベーターや階段がなく、
家事の移動距離も短くなり、家事効率も高くなるというメリットがあります。

今後は、より多くの人々が、平屋の建売住宅に注目し、需要が高まることが期待されます。
工務店や建築家が、より高品質で低価格な平屋の建売住宅を提供することで、市場の拡大が見込まれます。

いかがでしたでしょうか。
建売住宅と注文住宅、それぞれにメリットがありますが、どちらがお得かという点については、購入者の
希望やニーズによって変わってきます。価格や入居の早さを重視する場合は建売住宅がおすすめですが、
自分たちにピッタリの住宅を手に入れたい場合や、将来的なメンテナンスやリフォーム費用を抑えたい場合は
注文住宅がおすすめです。

ハゼモト建設では、お客様のご要望に合わせた建売住宅や注文住宅の提供を行っています。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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