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2023.03.10
どっちを選ぶ? 工務店とハウスメーカーの違い
こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家と住まいの知識をお届けするブログコーナーです。
北九州で家づくりを検討する際には、工務店とハウスメーカーの2つの選択肢がありますが、
今回はハゼモト建設についてではなく、一般論としてそれぞれの違いを考えてみたいと思います。
INDEX
工務店とは?
工務店とは、主に地元に根ざした小規模な建築業者のことを指します。一般的には、地元で営業を行っており、
職人たちが現場で手作業で建築物を造り上げていくスタイルが特徴的です。
工務店は、オーダーメイドの家づくりを得意としており、顧客の希望を聞きながら、一つ一つ手作りで
建築物を造り上げていくことができます。
ハウスメーカーとは?
ハウスメーカーとは、大手の住宅メーカーのことを指します。
ハウスメーカーは、一定のデザインや仕様を持つ住宅を大量生産し、低コストで提供することを特徴と
しています。一般的には、カタログ住宅を提供しており、購入者はその中から自分の好みに合ったものを
選ぶことができます。また、一部のハウスメーカーは、注文住宅も提供しています。
工務店とハウスメーカーの違いは?【北九州 新築・注文住宅】
工務店とハウスメーカーの違いは?【北九州 新築・注文住宅】
工務店とハウスメーカーの最も大きな違いは、オーダーメイド性の有無です。工務店は、職人たちが
手作業で建築物を造り上げるため、顧客の希望に合わせたオリジナルの建築物を造ることができます。
一方で、ハウスメーカーは、一定のデザインや仕様を持つ住宅を大量生産し、低コストで提供するため、
オーダーメイド性はあまりありません。
また、価格帯にも違いがあります。工務店は、職人たちが手作業で建築物を造り上げるため、建築物の
質やデザインに応じて、比較的高価な価格帯になることがあります。一方、ハウスメーカーは大量生産
によってコストを下げているため、一般的には工務店よりも低価格帯で提供されています。
また、建築物の品質にも違いがあります。工務店は、現場で職人たちが手作業で建築物を造り上げるため、
建築物の品質が高く、耐震性や断熱性などにも優れていることがあります。一方、ハウスメーカーは、
大量生産による低コスト化を優先しているため、品質や仕上げにおいて、工務店と比べると劣ることがあります。
北九州で家づくりを検討する際には、自分の希望や予算、家族構成などに合わせて、工務店とハウスメーカーを
比較検討することが大切です。例えば、自分たちの希望に合わせたオリジナルの家を建てたい場合は、
工務店が適しているでしょう。
一方、安定感やブランドによる安心感を求めている方は、ハウスメーカーが適しているかもしれません。
工務店のメリット・デメリット【北九州 新築・注文住宅】
工務店のメリット・デメリット【北九州 新築・注文住宅】
工務店にするか、ハウスメーカーにするかを決めるときは、メリットもデメリットも確認しておくのが
おすすめです。工務店のメリットとデメリットをご紹介します。
【工務店のメリット】
1.オリジナル性が高い
建築物のデザインや仕様を、自分たちの希望に合わせてカスタマイズできます。
2.品質が高い
職人たちが手作業で建築物を造り上げるため、品質が高く、耐震性や断熱性などにも優れていることが
ありますが、工務店によるバラツキはかなりあります。
3.アフターサポートが充実している
建築後のメンテナンスや修理など、長期的なアフターサポートが充実していることが多いですが、
これも工務店により対応にバラツキがあります。
【工務店のデメリット】
1.値段が高い
建築物の質やデザインに応じて、比較的高価な価格帯になることがあります。
2.工期が長い
職人たちが手作業で建築物を造り上げるため、工期が長くなることがあります。
また、手作業であるため、職人の技量によって品質が左右されることがあります。
工務店は設計自由度の高さとコストパフォーマンスが魅力です。こだわりの間取り・設備などマイホームの
明確なイメージが定まっている人は、工務店と相談しながら家づくりをすると希望通りの家が建てられる
可能性が高いでしょう。また「ここにはお金をかける」「ここは最低限でいい」など、予算のかけ方に
メリハリを付けたい場合も工務店の方が柔軟に相談に乗ってくれるかもしれません。
ハウスメーカーのメリット・デメリット【北九州 新築・注文住宅】
ハウスメーカーのメリット・デメリット【北九州 新築・注文住宅】
ハウスメーカーにも、もちろん良い部分と、そうでない部分とがあります。
ハウスメーカーのメリットとデメリットを確認してみましょう。
【ハウスメーカーのメリット】
1.原価が比較的安い
大量生産によってコストを下げているため、一般的には工務店よりも低価格帯で予算管理はされますが、
提供価格は各社バラつきがあります。
2.工期が短い
標準仕様のプランを用意している場合が多く、建築物の完成までの工期が短くなることがあります。
3.デザインのバリエーションが豊富
多くのハウスメーカーは、様々なデザインのプランを用意しているため、希望に合ったプランを
選ぶことができます。
【ハウスメーカーのデメリット】
1.オリジナリティが低い
大量生産によって、デザインや品質面でのオリジナリティが低いことがあります。
2.品質が低い
大量生産による低コスト化を優先しているため、品質や仕上げにおいて、工務店と比べると
劣ることもありますが、逆にオーバースペックで選択肢が無い場合もあります。
3.アフターサポートが別部門である
低価格化を図っているため、アフターサポートが別部門か外注の場合があります。
それにより不十分と感じることもあります。
ハウスメーカーは事業規模が大きく広告宣伝費もたくさんかけています。
モデルハウスをたくさん用意している場合もあって、その維持費などにも予算をかけているケースもあります。
それらのコストが価格に上乗せされるため、地域密着型の工務店と比べると同等程度の性能をもつ家を
建てるとすれば、ハウスメーカーの方がやや割高になるケースが多いでしょう。
以上が、北九州で家づくりを検討する際に考えるべき、工務店とハウスメーカーの違いと
それぞれのメリット・デメリットについての説明です。
工務店とハウスメーカーどちらを選ぶべき?【北九州 新築・注文住宅】
工務店とハウスメーカーどちらを選ぶべき?【北九州 新築・注文住宅】
工務店とハウスメーカー、どちらを選ぶべきかは、建築物の用途や希望するデザイン、
予算、工期などによって異なります。一般的には、以下のような場合におすすめです。
【工務店を選ぶべき場合】
・オリジナルのデザインを希望する場合
・高品質で耐震性や断熱性などが重要な場合
・アフターサポートに期待する場合
・予算に余裕がなく価格と性能のコスパを重視したいとき
【ハウスメーカーを選ぶべき場合】
・ブランドや安心感を重視する場合
・標準仕様のプランから選ぶことで建築期間を短縮したい場合
・デザインにこだわらない場合
・予算に余裕がある場合
まとめ
北九州で家づくりを検討する場合、工務店とハウスメーカーはそれぞれメリット・デメリットがあります。
建築物の用途や希望するデザイン、予算、工期などによって選択すべき方が異なりますので、よく考えて
検討することが重要です。また、選択した工務店やハウスメーカーが信頼できるかどうかも、慎重に調べる
ことが必要です。どちらも会社によりバラツキがあるのは共通的な確認ポイントです。
もともと、ハウスメーカーはイメージを訴求するのに多額の販促費をかけています。
その他、展示場や多くの人件費は大量生産と大量販売で成り立つシステムです。
価格は高くても、原価は低く抑えていかないとビジネスは成り立ちません。
一方、工務店は販促費の予算が少なく、どんな会社なのか?どんな特徴があるのか?など、
お客様側が相当な努力をしないと、理想の工務店に巡り合うことができません。
工務店の努力不足と言われれば、それまでの話ですが、価格と性能を両方まじめに考えながら、
失敗しない家づくりをするには、お互いの努力が必要だと感じています。