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家づくりコラム

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2022.12.15

断熱リフォームは賢く補助金を利用しよう!

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。

寒さが厳しいこの季節。築年数の古いお家にお住まいの方は、足元や窓からの冷え、
高くなる暖房費に悩まれている方も多いのではないでしょうか。
「新築の家でなければ、暖かく暮らすのは無理だ」と思われるかもしれませんが
そんなことはありません。リフォームで暖かいお家にすることは可能です!

今回は断熱リフォームと断熱リフォームに使える補助金についてご紹介します。

家庭の省エネは「窓」から【北九州 新築・注文住宅】

家庭の省エネは「窓」から【北九州 新築・注文住宅】

部屋の中にいるのに寒く感じることはありませんか? それは、「窓」が原因かもしれません。
窓はその建物のなかで一番薄く、熱を通しやすい部分です。熱が外に移動するだけでなく、
冷気が部屋の中に入ってきてしまいます。そうすると、部屋の中にいても寒く感じてしまうのです。

出典:ウェザーニュース 家庭の省エネは「窓」から【北九州 新築・注文住宅】
出典:ウェザーニュース 家庭の省エネは「窓」から

暖房の熱が窓などの開口部から逃げる割合は58%とされています。
せっかく温められた熱の半分以上が窓から失われているのです。
ちなみに、壁や屋根などは10〜20%程度の割合で、熱が外に逃げてしまいます。
暖かい部屋をつくるためには、窓の断熱性能を高め、熱の出入りを少なくすることがとても効果的です。

住宅の窓すべてを、断熱窓にリフォームするとなると費用は多くかかってしまいますが、
断熱窓のリフォームは、冷暖房費の節約ができるため、一定の省エネ効果が見込まれた場合に、
国や地方の自治体から補助金を申請し、受け取ることができます。

リフォームで冬暖かい暮らしを実現【北九州 新築・注文住宅】

リフォームで冬暖かい暮らしを実現【北九州 新築・注文住宅】

LIXIL内窓「インプラス」【北九州 新築・注文住宅
LIXIL内窓「インプラス」【北九州 新築・注文住宅】

リフォームに補助金が使えるという話を聞いたことがある方も多いと思います。
新たに建てられる建物について法令の基準は年々厳しくなっていますが、この基準を満たしていない
住宅が現在も数多く残っています。国は、基準を満たしていない住宅をリフォームする時にその費用の
一部を援助し、建物の質を上げていくという目的で、補助金や優遇制度が設けられています。

40年以上前に建てられたお家であれば、「断熱材が全く入っていない」というお家がほとんどです。
すると、エアコンや石油ストーブなどをつけていてもすぐに熱が外に逃げてしまい、暖房費はかかるのに
全然暖かくない…ということが起こります。
こういったお家に必要なのが「断熱リフォーム」です。

補助金でお得に! 断熱リフォーム【北九州 新築・注文住宅】
補助金でお得に! 断熱リフォーム【北九州 新築・注文住宅】

補助金でお得に !
まるごと断熱リフォーム【北九州 新築・注文住宅】

補助金でお得に! まるごと断熱リフォーム【北九州 新築・注文住宅】

足元まで空間全体が暖かく、冷え性の方にもやさしく。高断熱リフォームによって、
暖房は効いているのに足元が寒い、冷える、といった暮らしの悩みが解消されます。
家全体の断熱性能を高めると、部屋間の温度差も少なくなり、冬場のヒートショックのリスクを低減。
入浴時の脱衣室やトイレで「ぶるっと震える」といった寒さも解消されます。

LIXILまるごと断熱リフォーム【北九州 新築・注文住宅】
LIXILまるごと断熱リフォーム【北九州 新築・注文住宅】

寒い季節は暖房の効いた場所から動きたくなくなったり、運動不足になりがちです。
厚生労働省は糖尿病・循環器疾患等の予防の観点から「今より10分多く体を動かそう」と提唱しています。
断熱リフォームによって、室温の改善で家の中での活動量が増えることがわかっており、
健康リスクの低減につながることが期待できます。

人のカラダは空気温度だけではなく、床・壁・天井面からの輻射熱も感じとります。部屋の温度計が
20℃でも、断熱性能の高い家では体感温度が19℃、断熱性能の低い家では15.4℃。断熱性能によって、
大きな体感温度の差が表れます。

居間だけ窓の断熱リフォームでもOK
「居間だけ断熱」【北九州 新築・注文住宅】

居間だけ窓の断熱リフォームでもOK「居間だけ断熱」【北九州 新築・注文住宅】

「断熱リフォームはしたい、でも家全体を改修するとどうしても高額になるので迷っている」
という人もいらっしゃると思います。実はそんな方に使いやすい補助金もあります。

「いつもいる部屋だけ暖かくしたいという方には、既存住宅における断熱リフォーム支援事業の
『居間だけ断熱』という制度が使いやすいと思います。

断熱リフォーム支援事業とは、住宅に高性能な窓や断熱材等を用いた断熱改修を行い、
一定の要件を満たすことで国から補助金が交付される制度です。この支援事業に、本年度から新たに、
居間等一部の窓断熱改修でも申請が可能な『居間だけ断熱』が追加されました。
生活の中心であり、家族の在室時間が最も長い居間の窓や玄関ドアに高性能建材を使ったリフォームを
行うために、利用することができます」

LIXIL 住み人オンライン

とはいえ、自然室温18℃の健康快適な暮らしを実現するには、G2レベルの住宅計画することが
これからはマストな選択になります。

当然、コストアップはしますが、長く住めば当然、その分光熱費も削減できますし、
健康に関する医療費も削減できる方向になりますので、決して高い買い物にはなりません。
そして、何よりも家族が健康的に暮らせる家になります。
これからの家づくりの基準において、確実に抑えておきたいポイントです。

いかがでしたでしょうか。
断熱リフォームは一見すると変化がわかりにくいですが、実際に暮らしを変えていくリフォームです。
ぜひハゼモト建設のショールーム「住まいの体験ラボ」を訪れて断熱リフォームを体感してみてください。

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