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家づくりコラム
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2021.07.17
省エネ住宅の断熱窓対策
価格と性能を両方まじめに考える北九州の工務店、ハゼモト建設の櫨本です。
北九州の省エネ住宅の断熱窓対策、、、
一番良いのが新築時の対応、、
それができない時、どうするか?って事です。
まず、ベースとなる窓が、
こんな感じの普通のペアガラスだった時、
空気層が6ミリですので、熱感流率は4.65W/㎡Kですので、
等級4、平成28年基準レベル以前の住宅に取り付けられているサッシレベルです。
このサッシに付属部材を取り付けた時の熱貫流率を表している便利な表があります。
内窓とは、こんな感じの窓です。
二重サッシになり、サッシとサッシの間に空気層ができ、また樹脂サッシになりますので、
熱貫流率が一気に下がります。
熱貫流率が2.01となりますので、ZEHレベルの窓になります。
意外なのは、厚手のカーテンよりも紙障子ですが、デザイン性も考えた時に、なかなか採用するには難しい時があります。
そうなると、一番は内窓です。
内窓のメリットは、断熱性の向上ですが、それ意外にもあります。
気密性の向上です。
案件ごとに異なりますので、正確な数値はわかりませんが、縦横2Mの窓に内窓を設置すると、100m3位の隙間風が軽減されるとの実験データもあり、換気量時に換算すると0.33回/hですので、相当に改善されるイメージです。
断熱性に加えて、気密性の向上はかなり断熱効果をもたらしてくれます。
結露にも改善効果はあります。
新築時に高性能なサッシを選択するのが一番なのですが、
それができなかった時、北九州の省エネ住宅の断熱窓対策としては、内窓の検討が一番ベターな選択となります。
ただし、デメリットもあります。
サッシを開閉するとき、クレセントも二重になるので、多少の不便さはでてきます。
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