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家づくりコラム

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2024.10.21

第3回 北九州の空き家を資産に変える選択肢 ~リノベーション、売却、賃貸、信託~

価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。

このコラムシリーズでは、空き家問題の現状、解決策、法律改正の影響、売れる不動産と売れない不動産の違い、
そしてハゼモト建設の事例を通して、どのように空き家を再生し、未来へ繋げることができるのかを深く掘り下げます。
4部構成でお届けしますので、各回を通じて空き家問題に対する理解を深め、解決策を見つける一助としてください。

北九州の空き家をリノベーションして価値を高める方法【北九州 新築・注文住宅】

北九州の空き家をリノベーションして価値を高める方法【北九州 新築・注文住宅】

北九州の空き家を放置するのはリスクですが、逆に考えれば、その家をリノベーションすることで新たな価値を持たせることが可能です。「この家、古くて売れないかも…」と諦めかけている方も、リノベーションという選択肢で、資産として活用できる未来が広がります。

「こんなに古い家でも大丈夫?」と思うかもしれませんが、ハゼモト建設が手掛けたリノベーション事例を見てみれば、その可能性を感じるはずです。

築50年の北九州の空き家が生まれ変わったストーリー

「この家、もう誰も住まないだろうな…」と諦めかけていた築50年の家が、新しい命を吹き込まれて見違えるほどの価値を取り戻しました。

 売主の不安と悩み

依頼者である娘さんは、母親を亡くし、父親と二人で住んでいました。しかし、仕事の都合で地元を離れることになり、父親も老人ホームに入居が決まり、どうしても実家を手放さざるを得ない状況に追い込まれていました。

「築50年の家を売れるわけがない…」という不安が大きく、地元の不動産業者にも相談したものの、古い家のため売却は難しいと言われてしまいました。

そんな中、地元に詳しいハゼモト建設が北九州の空き家のリノベーションを得意としているという話を耳にし、相談に来られました。「この家を再生する方法があるなら、ぜひ提案してほしい」と依頼を受け、ハゼモト建設のスタッフが現地を訪れた瞬間、家の可能性にすぐ気づきました。

「これはまだまだ活用できる!」と確信し、リノベーションによって新たな価値を創り出す提案を行いました。

リノベーションプラン

まず、外装はシンプルかつモダンなデザインに一新し、庭や周囲の環境と調和させました。内装は全体的にリノベーションし、特に水回りや電気配線を現代的なものに交換。キッチンやバスルームも最新の設備に改装しました。

娘さんは「ここまで変わるとは想像もつかなかった…」と、完成した家を見て喜びを感じました。

 新しい家族の元へ

この家はリノベーション後、まるで新築のような状態で売り出され、新しい家族が購入。売主も買主も満足し、娘さんは「両親の家が新たな家族の住まいになるなんて、心から嬉しいです」と話してくれました。

出典:シニアタイムズ senior-job.co.jp 各自治体では空き家解消のための補助金や助成金が
多数設けられるようになりましたので、積極的に利用して空き家を生まれ変わらせましょう。

リノベーションのメリット

リノベーションには次のようなメリットがあります。

– 資産価値の向上 

  古い家でも、リノベーションを通じて見違えるほど魅力的な物件にすることが可能です。これにより、売却や賃貸の際により高い価値がつくことも期待できます。

– 自己利用か賃貸かを選べる柔軟性 

  リノベーション後、家族で住むか、賃貸に出すかを自由に選べます。状況に応じて、ライフスタイルや資産活用方法を変更できる点は大きな魅力です。

– 省エネ性の向上 

  古い家をリノベーションする際には、断熱材の強化や省エネ型設備の導入も行うことができ、結果的に光熱費の節約にも繋がります。

「自分の家がここまで変わるなんて思いませんでした…」と驚かれるお客様も多いです。

リノベーションのデメリット

リノベーションには当然、初期費用がかかります。家の状態によっては耐震補強や水回りの設備の交換など、想定以上のコストがかかることもあります。しかし、その投資が将来的に大きな価値を生むことを考えると、決して高い買い物ではないと感じるケースが多いです。

売却のタイミングと戦略【北九州 新築・注文住宅】

売却のタイミングと戦略【北九州 新築・注文住宅】

「リノベーションするのは少し難しい。でも家を持て余しているし、早めに手放したい…」という方には売却が有力な選択肢です。特に北九州の空き家を売却する場合、タイミングと戦略が重要です。

 売却のステップ

売却には、まずその家の価値評価が必要です。ハゼモト建設では、地域の市場を熟知したプロが現地調査を行い、適切な評価を行います。「古いから大した値段がつかないかも…」と思っていた物件でも、専門的な目線で市場に合った価値を見つけることが可能です。

次に、売却準備として家のメンテナンスや簡単な修繕を行うことで、より高く売ることができる可能性があります。特に外観や内装を整えることが、買い手に良い印象を与え、売却をスムーズに進めるカギになります。

 売却のメリット

– 一括で現金化できる 

  家を売却することで、一度にまとまった資金を手に入れることができます。将来の投資や生活費の補填に使うことができ、金銭的な負担を軽減します。

– 管理の手間がなくなる 

  北九州の空き家を所有し続ける場合は、管理の手間や維持費がかかりますが、売却すればその負担が完全に解消されます。

「売れるなんて思ってもいませんでした。おかげで気持ちの負担が軽くなりました…」とホッとされたお客様も多いです。

 売却のデメリット

売却には譲渡所得税がかかることや、市場の状況によっては思ったよりも低い価格でしか売れない場合もあります。特に、築年数が古い物件の場合、売却までに時間がかかることもあるため、事前にしっかりとした計画を立てることが大切です。

賃貸で安定収入を得る【北九州 新築・注文住宅】

賃貸で安定収入を得る【北九州 新築・注文住宅】

「実家を相続したけど、使い道がなくて困っていた」という話はよく聞きます。この事例では、築40年以上の実家をリノベーションし、賃貸物件として活用したケースです。オーナーは遠方に住んでいたため、実家の管理が難しく空き家にしていたのですが、ハゼモト建設が提案したリノベーションによって、家が再び収益を生む資産に生まれ変わりました。

老朽化した実家をリノベーションして賃貸物件へ【北九州 新築・注文住宅】
老朽化した実家をリノベーションして賃貸物件へ【北九州 新築・注文住宅】

 老朽化した実家をリノベーションして賃貸物件へ

この家も、外装はかなり傷んでおり、雨漏りなどの問題もありました。内装も古びており、そのままでは住むことが難しい状態でした。しかし、オーナーは「リノベーションなんて予算がかかりすぎるのでは?」と不安を抱いていました。

そこでハゼモト建設は、予算内でできる限りのリノベーションを提案しました。外壁と屋根の修繕を行い、内装も現代風にアレンジ。さらに、耐震補強と断熱性能の向上も図り、冬でも暖かく快適な住まいを提供しました。

リノベーションが完了し、賃貸物件としての募集を開始。すぐに入居希望者が現れ、オーナーは月々の家賃収入を得ることができるようになりました。「実家がこんなに収益を生むなんて思ってもみませんでした…」と喜ばれ、現在も長期的な賃貸収入を得続けています。

 賃貸のメリット

– 長期的な安定収入 

  賃貸物件として北九州の空き家を活用すれば、毎月の家賃収入を得ることができます。特に、場所が良ければ入居者が見つかりやすく、長期的な収入源となります。

– 資産を維持しながら活用できる 

  将来的に自分や家族が住む可能性がある場合でも、賃貸に出すことで家を維持しながら収益を上げることが可能です。

 賃貸のデメリット

賃貸物件として活用するには、ある程度の**修繕や管理が必要です。特に北九州の空き家が長期間放置されている場合、外装や内装を整える費用がかかります。また、賃借人とのトラブルや空室リスクも考慮する必要があります。

信託を活用した資産管理とトラブル回避【北九州 新築・注文住宅】

信託を活用した資産管理とトラブル回避【北九州 新築・注文住宅】

「相続した北九州の空き家をどう処分するか、兄弟や親戚と話し合ってもなかなかまとまらない…」というケースでは、不動産信託の活用が一つの解決策となります。

信託とは、不動産の管理や運用を専門の信託会社に任せることで、家族間のトラブルを避けながら効率的に資産を活用する方法です。例えば、相続人全員の同意を得られない場合でも、信託を活用することでプロフェッショナルに不動産を管理してもらうことが可能です。

 成功事例: 相続問題を信託で解決し、資産を守ったケース

「相続人が多く、家をどう処理するか全く話がまとまらない…」という相続問題を抱えたケースでは、不動産信託を活用して解決に導きました。

 相続者間で意見が対立

このケースでは、相続者が兄弟4人。兄弟間で家を売却するか、賃貸にするかで意見が分かれていました。長男は売却を希望し、次男と三男は賃貸を主張。一方、妹はそのまま家を維持することを望んでいました。

「話し合いが全然進まなくて…もうどうしていいか分からない」と困惑する長男がハゼモト建設に相談に来られました。

 信託による解決策

ハゼモト建設では、不動産信託を提案し、家の管理と賃貸収入の分配を信託会社に任せることで、兄弟間のトラブルを避けつつ、家を有効活用する方法を提案しました。

この方法を取り入れたことで、信託会社がプロとして不動産を管理し、賃貸収入を兄弟それぞれに分配。最終的に、「これで家族の揉め事もなくなり、安心して資産を管理できる」と感謝の声をいただきました。

これらの成功事例から学べることは、北九州の空き家を放置せず、専門家に相談することの重要性です。北九州の空き家をただ放置しているだけでは、その価値はどんどん失われます。しかし、リノベーションや売却、賃貸、信託といった方法を活用することで、北九州の空き家は再び資産としての役割を果たすことができます。

次回予告: 北九州の空き家再生のプロセス~相談から完了まで~

次回は、ハゼモト建設がどのようにして北九州の空き家再生のプロセスを進めているか、その具体的な流れを詳しく解説します。相談から現地調査、リノベーション、売却や賃貸までの一連のプロセスを丁寧にご紹介し、お客様が安心して北九州の空き家問題を解決できるようにします。

「どうやって北九州の空き家の相談を始めればいいか分からない…」と悩んでいる方必見の内容です。次回もぜひお楽しみに!

ハゼモト建設は、地域に根ざした建築会社として、皆様の不動産を最大限に活用するための多様な提案を行っています。
空き家の処分や活用にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。専門のスタッフが丁寧にヒアリングを行い、最適なプランを提案します。

ハゼモト建設は、地域に根ざした建築会社として、皆様の不動産を最大限に活用するための多様な提案を行っています。
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〈二世帯が住まう家族の輪を大切にしたお家〉
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