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2025.11.19
【プエルトリコ編 第2回】職人のしごとに迫る〜左官屋さん・電気屋さん編〜
こんにちは!ハゼモト建設です。
今回は前回の街並み紹介に続き、プエルトリコで出会った「現地の職人さんたち」の姿にフォーカスしてみたいと思います。
あれ…あの人、塗ってる!?
まずは、ある建物の2階バルコニーで見かけたこちらの左官職人さん。
写真をご覧いただくとわかる通り、かなりスリル満点な状況で作業されています。


- 足場なし!素足で手すりの外に乗り出している
- 手にはハケとペンキバケツ
- ヘルメット・安全帯・手袋なし…!
日本の現場だったら、即NGな作業スタイルです(汗)
それでも手元はしっかりしていて、職人さんの器用さが伝わってきます。
ただ、見ているこちらはハラハラでした…。
電気屋さんの作業風景もチェック
続いてはこちらの電気工事。
通りに面した建物の2階部分で配線の修理作業が行われていました。
使用しているのは「ロングはしご」を壁に立てかけるスタイル。

- ヘルメットあり
- 反射ベスト着用
- はしごの足元はスタッフがしっかり支えている様子
先ほどの左官作業よりも、安全意識は高めに見えました。
ですが、それでも日本の「足場あり&昇降設備あり」現場と比べると、やはり違いがありますね。
道具・塗り方・文化の違いも面白い
近くで見た職人さんの動きはとても参考になりました。
塗料の扱い方、ハケの使い方、脚立の代用方法…。
「こんな風にやってるんだ!」と驚くこともしばしば。
やはり、文化が違えば“現場の当たり前”もまったく異なります。
そしてそれは、単なる「危ない・安全」だけではなく、地域の慣習や材料調達のしやすさとも深く関係しているようです。
現地で考えさせられたこと
旅行中にこうして現場を見ていると、
改めて日本の現場がどれほど安全・整理整頓されているかを実感します。
一方で、プエルトリコの職人さんたちからは
「道具が限られていても工夫してやり切る力」や
「現場に馴染んで溶け込む柔軟さ」も学ばせてもらいました。
次回予告
次回は「足場」や「構造の組み方」についてご紹介します。
異国の足場は、日本とどう違うのか?ぜひお楽しみに!