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2024.10.28

北九州の断熱リフォームで快適な住まいを実現! 2025年の省エネ基準義務化に備える方法

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より住まいと暮らしの知識をお届けするブログコーナーです。

2024年9月2日に放送されたNHK『クローズアップ現代』では、地球温暖化が進行する中での住宅の暑さ対策として「断熱」の効果が取り上げられました。特に、外断熱改修の重要性が強調され、パッシブハウス・ジャパン代表の森みわ氏が、断熱の具体的な効果について議論しました。
今回は、断熱リフォームの効果や2025年の省エネ基準義務化に向けた対策について、北九州での取り組み方をご紹介します。

北九州の気候と住宅の断熱の重要性【北九州 新築・注文住宅】

北九州の気候と住宅の断熱の重要性【北九州 新築・注文住宅】

地球温暖化の進行に伴い、北九州でも夏の猛暑日が増加し、住宅における暑さ対策が急務となっています。特に北九州の多くの住宅は断熱性能に欠けており、適切な断熱対策が必要です。従来の日本の住宅設計は湿気対策を重視し、風通しを良くするための構造が多く、断熱性能が低いケースが多いですが、近年の気候変動に対応するためには、断熱性能の向上が不可欠です。

 NHK「クローズアップ現代」での議論

出典:suumo パッシブハウス・ジャパン代表の森みわさん。セカンドハウスの場所は、外気温が低くても
日射量が豊富で、移住者が多くコミュニティが形成しやすい軽井沢町を選んだ(写真撮影/新井友樹)

NHK「クローズアップ現代」の放送では、森みわ氏(建築家 / パッシブハウス・ジャパン代表)が外断熱改修の効果について強調しました。断熱材の適切な使用により、エネルギー消費の削減やCO2排出量の減少が可能であり、住宅の快適性が大幅に向上することが議論されました。

NHK「クローズアップ現代」
NHK「クローズアップ現代」
NHK「クローズアップ現代」
NHK「クローズアップ現代」
NHK「クローズアップ現代」
NHK「クローズアップ現代」

 北九州での断熱の具体的な効果

– エネルギー消費の削減: 北九州の住宅で断熱性能を向上させると、エネルギー消費量が平均して20〜30%削減できます。これにより、年間の冷暖房費用が大幅に削減され、家庭全体で5万円以上の節約が期待されます。

– 健康リスクの低減: 断熱性能を高めることで、室内の温度変動を抑え、熱中症や健康リスクを低減することが可能です。特に高齢者や子供にとっては、安全な居住環境を提供します。

 欧州や米国との比較

ヨーロッパでは、「パッシブハウス」や「ゼロエネルギーハウス」など、高い断熱性能を持つ住宅の建設が進んでいます。これらの住宅は、再生可能エネルギーを活用しながら、エネルギー効率を最大化する設計です。アメリカでも、「LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)」の認証制度を通じて、エネルギー効率の高い建物の普及が進んでいます。

 日本の遅れと省エネ基準義務化

日本の住宅は湿気対策を重視した設計が多く、断熱性能が十分でないケースが多いです。2025年4月からの省エネ基準義務化は、こうした状況を改善し、持続可能な住宅建築を促進するための重要な一歩です。この改正法により、すべての新築住宅および非住宅建築物が省エネ基準を満たす必要があります。北九州でも省エネ基準に対応した住宅の需要が増加しており、断熱リフォームのニーズが高まっています。

2025年4月からの省エネ基準義務化の詳細とメリット

2025年4月以降、日本のすべての新築住宅には新しい省エネ基準が義務化されます。この基準は、住宅がエネルギーをより効率的に使用し、CO2排出量を削減することを目的としています。具体的には、住宅の断熱性能、窓の性能、換気システムの改善が求められます。

– CO2排出量の削減: 住宅・建築物からのCO2排出量を削減することで、日本全体の温室効果ガスの削減に貢献します。北九州の住宅も、これに対応したリフォームが必要です。

– 光熱費の削減: 省エネ基準に適合した住宅は、エネルギー消費量を大幅に削減し、エアコンや暖房の使用頻度を減らすことで、年間の光熱費を20〜30%削減することが期待されています。

北九州で効果的な断熱と気密対策の方法【北九州 新築・注文住宅】

北九州で効果的な断熱と気密対策の方法【北九州 新築・注文住宅】

北九州の住宅で気密性能が低い場合、室内外の空気が自由に出入りし、断熱材の効果が大幅に低減します。これにより、エネルギー消費が増加し、光熱費が高騰するだけでなく、室内の湿度が急激に変化し、結露が発生しやすくなります。結露はカビの発生や建物の劣化を引き起こし、健康リスクや住宅の寿命にも悪影響を及ぼします。

– 結露対策: 北九州の気候に合わせて、内窓の設置や断熱材の適切な配置と施工、そして適切な換気システムを導入することで、気密性を高め、結露を防ぎつつ新鮮な空気を取り入れることが可能です。

 北九州での窓断熱対策とその費用

– 外付けシェードや庇の設置: 北九州の強い日差しを遮る外付けシェードや庇は、窓からの熱の侵入を防ぎ、室温の上昇を抑える効果があります。設置費用は一窓あたり5万〜10万円程度です。

– シャッターやブラインドの活用: 昼間は直射日光を防ぎ、夜間は冷気の流入を防ぐシャッターやブラインドは、断熱効果を高めます。費用はシャッターで一窓あたり10万〜20万円程度です。

– 内窓の設置: 内窓を設置することで、窓の断熱性能が大幅に向上し、冷暖房効率を向上させることができます。設置費用は一窓あたり5万〜15万円程度です。

 北九州の住宅で気密性能を高めるための追加対策

– 隙間のシーリング: 北九州の住宅の隙間をチェックし、気密材やシーリング剤で埋めることで、空気の流入・流出を防ぎます。この対策には数万円から十数万円の費用がかかりますが、長期的な断熱効果を維持するために重要です。

– 高性能換気システムの導入: 高性能の換気システムを導入することで、必要な換気を行いながら気密性能を確保します。システム導入費用は50万〜100万円程度で、ランニングコストの削減効果も期待できます。

北九州で断熱リフォームを行う際のポイント【北九州 新築・注文住宅】

北九州で断熱リフォームを行う際のポイント【北九州 新築・注文住宅】

北九州で断熱リフォームを行う際には、地域特有の気候や住宅の状況に合わせたアプローチが必要です。例えば、湿気が多い夏場には外断熱が効果的で、冬の寒さ対策としては内窓の設置が有効です。適切な断熱リフォームにより、快適な住まいを実現しつつ、光熱費の削減も期待できます。

北九州の気候条件に対応した断熱リフォームは、光熱費の削減だけでなく、健康リスクの低減にもつながります。
2025年の省エネ基準義務化に備え、今から断熱リフォームの検討を始めてみませんか?
ぜひ、お気軽にお問い合わせいただき、無料の断熱診断をお試しください。

〈最高に暖かい! 床下エアコンで床暖房のように暖かい家〉
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実録!家づくりストーリーはこちら【北九州 新築・注文住宅】
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