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スタッフブログ

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2024.08.01

第1回:非常用電源システムの基本とその重要性

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より建築と住まいの知識をお届けするブログコーナーです。

今回から全5回にわたって、非常用電源システムとエコカーを組み合わせた最新の停電対策について
詳しくご紹介していきます。第1回目は、非常用電源システムの基本とその重要性について解説します。

停電対策の重要性【北九州 新築・注文住宅】

停電対策の重要性【北九州 新築・注文住宅】

停電は、自然災害や設備の故障など様々な理由で発生し、日常生活に大きな影響を及ぼします。以下のような問題が生じることが一般的です。

– 照明が使えない

– 冷蔵庫が使えない

– テレビが見られない

– Wi-Fiが使えない

– 携帯電話が充電できない

これらの問題は、特に長期間の停電時に顕著に現れ、生活の質を大きく低下させる要因となります。さらに、医療機器やライフラインに依存している方々にとっては、生命に関わる重大なリスクを伴います。

非常用電源システムとは?【北九州 新築・注文住宅】

非常用電源システムとは?【北九州 新築・注文住宅】

非常用電源システムとは、停電時にも電力を供給するための設備です。通常の電力供給がストップした際に自動的に作動し、家庭内の電気機器を継続して動作させることができます。非常用電源システムには、以下のような種類があります。

– バックアップ発電機:ガソリンやディーゼルを燃料とする発電機。

– バッテリーシステム:蓄電池を利用して電力を供給するシステム。

– 太陽光発電システム:太陽光をエネルギー源とし、蓄電池に電力を蓄えるシステム。

パナソニックeneplat(エネプラット)【北九州 新築・注文住宅】
パナソニックeneplat(エネプラット)

ハゼモト建設が提供する非常用電源システムの特徴

ハゼモト建設株式会社では、最新の技術を用いた非常用電源システムを提供しています。
以下に、その特徴をまとめます。

– 高性能太陽光パネル:効率的にエネルギーを生成し、長期間安定して発電可能。

– 大容量バッテリー:長時間の電力供給が可能で、停電時にも家庭内の必要な電力を賄う。

– スマート管理システム:電力消費をリアルタイムでモニタリングし、効率的なエネルギー管理を実現。

これらのシステムは、単なる非常時のバックアップとしてだけでなく、日常のエネルギーコスト削減や環境保護にも大いに貢献します。

実際の導入事例【北九州 新築・注文住宅】

実際の導入事例【北九州 新築・注文住宅】

出典:パナソニック V2H(Vehicle to Home)【北九州 新築・注文住宅】
出典:パナソニック V2H(Vehicle to Home)【北九州 新築・注文住宅】

事例1:北九州市のS様邸

S様邸では、太陽光発電システムとエコカーを組み合わせた非常用電源システムを導入しました。導入後の効果について、以下のデータを見てみましょう。

| 年月   | 発電量 (kWh) | 使用量 (kWh) | 売電量 (kWh) |

|——–|————–|————–|————–|

| 2022年6月 | 420          | 605          | 285          |

| 2022年5月 | 422          | 708          | 527          |

| 2022年4月 | 480          | 653          | 415          |

| 2022年3月 | 680          | 541          | 358          |

| 2022年2月 | 915          | 431          | 185          |

| 2022年1月 | 1,060        | 392          | 180          |

| 合計 | 3,977    | 3,330    | 1,944    |

これらのデータからも分かるように、太陽光発電システムは電力コスト削減に大きく貢献しています。また、エコカーのバッテリーを利用して停電時にも安定した電力供給が可能となり、S様邸では生活の質が向上しました。

太陽光発電とエコカーのセット導入のメリット

エコカーを家庭の非常用電源として利用することで、停電時にも電力を供給できます。例えば、電気自動車(EV)を利用したV2H(Vehicle-to-Home)システムを導入することで、以下のメリットが得られます。

– 停電時の電力供給:家庭内の主要な電力需要を賄う。

– 太陽光発電の余剰電力を有効活用:日常生活での電力消費を削減。

– 環境保護:化石燃料の使用を減らし、二酸化炭素排出量を削減。

 太陽光発電とエコカーのシナジー効果【北九州 新築・注文住宅】

 太陽光発電とエコカーのシナジー効果【北九州 新築・注文住宅】

太陽光発電システムとエコカーの組み合わせは、エネルギーの自給自足を実現し、家庭のエネルギーコストを大幅に削減します。これにより、長期的な経済的利益と環境保護の両立が可能となります。

さらに効率よく使うならV2Hも導入しよう V2Hは電力を効率的に利用できます。【北九州 新築・注文住宅】
さらに効率よく使うならV2Hも導入しよう V2Hは電力を効率的に利用できます。【北九州 新築・注文住宅】

1つ目のメリットは、EVの走行コストが節約できるということです。EVはガソリン車に比べ燃料代(電気代)が安いということはよく聞く話かと思います。電気で動くEVは充電が必要ですが、太陽光発電を自宅に導入し、発電した電気を使ってEVの充電をすることで、さらにもう一段階走行コスト(電気代)を削減することが可能です。

簡単に言えば、これから太陽光発電を導入する場合、太陽光で発電した電気のほうが、電力会社から買う電気よりも安くなるということです。また、自宅で使いきれなかった余剰電力は電力会社に売電することになりますが、FIT(固定価格買取制度)の売電価格は年々低下して2022年度は17円/kWh※になっていますし、10年間のFIT終了後の売電価格がさらに安価になります。

つまり、太陽光で発電した電気を売電するよりも、自宅でなるべく多く使用する(自家消費する)ほうが経済的なメリットが多い状況です。

そのため「自宅で発電した電気をEVに充電する(自家消費)」という方法で運用すると、走行コストを抑えられるようになります。このように、太陽光発電とEVを一緒に使うことによって、毎月の経済的負担を減らすことが見込めるでしょう。

導入のプロセス

 ステップ1:ニーズの確認

まずはお客様のニーズを確認します。停電対策だけでなく、日常のエネルギーコスト削減や環境保護も考慮して最適なシステムを提案します。

 ステップ2:現地調査

次に、現地調査を行い、最適な設置場所やシステムの規模を決定します。この際、日照時間や影の影響を考慮して効率的な配置を設計します。

 ステップ3:設計と提案

現地調査の結果を基に、最適なシステムの設計を行い、詳細な提案を行います。提案には、初期投資費用、年間の電力費用削減効果、回収期間などを含めます。

 ステップ4:設置と施工

提案内容にご納得いただけましたら、システムの設置と施工を行います。ハゼモト建設株式会社の専門スタッフが、安全かつ確実に施工を行います。

 ステップ5:運用とメンテナンス

システムの運用開始後は、定期的なメンテナンスを行い、長期間にわたって安定した運用をサポートします。

専門家からの提案【北九州 新築・注文住宅】

専門家からの提案【北九州 新築・注文住宅】

非常用電源システムの導入を検討されている方には、以下の点を特におすすめします。

– 将来のエネルギーコスト削減:初期投資は必要ですが、長期的には大幅なコスト削減が見込まれます。

– 環境保護への貢献:再生可能エネルギーを利用することで、環境保護に貢献できます。

– 家族の安心と安全:停電時にも安定した電力供給が可能となり、家族全員が安心して生活を続けることができます。

いかがでしたでしょうか。
今回のは、非常用電源システムの基本とその重要性について解説しました。次回の記事では、FIT制度終了後のエコカー活用と脱ガソリン生活について詳しくお話しします。お楽しみに!

モデルハウス見学、体感Laboの見学、無料相談会へのお誘い

ハゼモト建設株式会社では、最新の技術を体験できるモデルハウスや体感Laboの見学を随時受け付けています。さらに、無料相談会も定期的に開催しておりますので、太陽光発電システムやエコカー、非常用電源システムに関する疑問や不安をお持ちの方はぜひご参加ください。皆様のお越しをお待ちしております。

全5回にわたるブログシリーズ「非常用電源システムとエコカーの活用」をお読みいただき、誠にありがとうございました。

第2回:FIT制度終了後のエコカー活用と脱ガソリン生活
第3回:福岡県北九州市における具体的なエコカー導入事例とその効果
第4回:太陽光発電システムの耐久性と効果

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