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家づくりコラム
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2024.07.12
夏にも対応! ZEH住宅の最適解 床下エアコン
こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。
暑い夏を乗り切るためには、効率的な冷房が欠かせません。
床下エアコンは、その効果と利点が注目されている方法の一つです。
今回は、床下エアコンの真価を解説し、快適な夏を過ごす秘訣を明かします。
選ぶべき理由と注意点を押さえることで、床下エアコンを使った快適な住まいが実現可能です。
INDEX
床下エアコンとは?【北九州 新築・注文住宅】
床下エアコンとは?【北九州 新築・注文住宅】
そもそも床下エアコンとはどういったものでしょうか?
床下エアコンとは、床下空間を利用して、エアコンで床全体と室内を空調する
エアコンの設置方法のことです。
床下エアコンのエアコンは、天井に着けるビルトイン型エアコンのように
専用の商品があるわけでなく、普通の壁付けエアコンを設置します。
エアコン1台を設置して、1階部分の空調が可能になるのが大きな特徴です。
床下エアコンのメリット4選【北九州 新築・注文住宅】
床下エアコンのメリット4選【北九州 新築・注文住宅】
床下エアコンを設置することで、どういったメリットが生じるのでしょうか?
床下エアコンを設置する代表的な下記4選をご説明します。
床下エアコンのメリット①:設置費用が安い
床下エアコンのメリット②:空調効率が高い
床下エアコンのメリット③:床材の選択肢が多い
床下エアコンのメリット④:掃除やメンテナンスが楽
床下エアコンのメリット①:設置費用が安い
床下エアコンは、床暖房などと比べて設置費用が安くすみます。
例えば16帖のリビングを想定した場合、床暖房だと100万円程度のコストが
必要になりますが、床下エアコンであれば、半分以下の価格で済みます。
床下エアコンのメリット②:空調効率が良い
空調効率が高く、室内が均一に冷暖房効果が発揮されるのも床下エアコンのメリットの1つです。
通常、暖かい空気は上部に溜まりやすいため、エアコンを壁掛けにした場合は、足元まで
温めるのに時間が掛かりますが、床下エアコンは床下から暖めるため暖まりやすいのです。
冷気に関しては、上に上がりにくいという特性がある為、空気の排出部分(ガラリ)に
ブースターファンを設置して、均一に冷やす事が出来ます。
床下エアコンのメリット③:床材の選択肢が多い
床下エアコンは、床を直接暖めるわけではないため、床暖房ほど床の温度が高温になりません。
そのため、専用の床材でなく一般的な床材を使用することができます。
専用の床材が必要な床暖房に比べると、多くの選択肢から好みの床材を選べるのではないでしょうか?
床下エアコンのメリット④:掃除やメンテナンスが楽
床下エアコンは、通常の壁掛けエアコンと同程度の手入れで良いため、掃除やメンテナンスが楽です。
もし、壊れた場合でも通常の壁掛けエアコンと同じように交換をするだけですので、
床暖房が壊れた場合と比較しても安い費用で交換が可能です。
床下エアコンのデメリット3選【北九州 新築・注文住宅】
床下エアコンのデメリット3選【北九州 新築・注文住宅】
では、床下エアコンを設置することで生じるデメリットはどういったものなのでしょうか?
生じうるデメリットについて下記3選を解説します。
床下エアコンのデメリット①:吹き出し口(ガラリ)の設置が必要
床下エアコンのデメリット②:基礎断熱工法が必須となる
床下エアコンのデメリット③:効果を感じるのに時間が掛かる
床下エアコンのデメリット①:吹き出し口(ガラリ)の設置が必要
床下エアコンを設ける際には、空気の吹き出し口となるガラリを床面に設置するようになります。
ガラリの色が選択した床材の色にマッチしないといった点やどこに設置することで
効率的に室内空間を快適にできるのかを設計時点でしっかりと検討する必要があります。
床下エアコンのデメリット②:基礎断熱工法が必須となる
床下エアコンを設置する家づくりでは、基礎の立ち上がりに断熱材を施工する
「基礎断熱工法」であることが前提となります。
この基礎断熱は、シロアリ被害を受けやすいと言われているため、しっかりとした
白蟻対策をする必要があります。
床下エアコンのデメリット③:効果を感じるのに時間が掛かる
床下エアコンは、効果を感じるまでに時間が掛かります。
安定した蓄熱効果を実感できるのには、6時間程度が必要になると言われています。
床下エアコンは連続運転をするのが通常ですので、エアコンの入り切りをすると
床下エアコンの効果を実感できません。
床下エアコンと全館空調システム【北九州 新築・注文住宅】
床下エアコンと全館空調システムの比較【北九州 新築・注文住宅】
全館空調はすべての部屋、廊下など、家全体を冷暖房し、24時間換気を行うシステム 。
床下エアコンは床下から各部屋に設置された吹き出し口へ暖気・冷気を送り、家全体を快適な室温に保つ空調システムです。
2つとも共通するのは、高い気密・断熱性能をしっかり実現していなければ効果は発揮できないということです。
しかし、全ての工務店やハウスメーカーがこのような床下エアコンと全館空調システムを実現できる技術を持っているわけではありません。
大きな違いはコスト!
全館空調は、床下エアコンよりも初期費用が高いのがデメリットの1つです。
メーカーや家の広さにもよりますが、導入にかかる初期費用は100万円〜300万円ほどと言われています。
また、点検や定期的なメンテナンスが必要になり、その度にコストがかかる場合もあります。
床下エアコンを設置する費用は約25万円〜30万円。大掛かりなシステムではありませんし、
機器の取り替えも家電屋さんで対応できるので、将来的にも安心です。
全館空調(ダクト方式)と違って、正確な計算をしていませんので、室内におけるある程度の温度誤差はありますが、
価格と性能を両方まじめに考えると、私はこの床下エアコンによる「全館空調」を全てのお客様に自信を持ってご提案します。
北九州の家を一年中快適に
これが、私のミッションです。
- 断熱性
- 気密性
- 自然の力を活用するパッシブ設計
- 高効率の設備機器
この4つをコントロールする設計力こそが、ハウスメーカー以上の高性能住宅を
お値段以上のコストパフォーマンスで実現する、地域密着の工務店の腕の見せ所だと考えています。
私たちのような考えを持つ工務店が今後どんどん増えてくるように、私たちは北九州で一年中快適な家を
数多くつくっていきたいと思うのです。
北九州で床下エアコンを体感する【北九州 新築・注文住宅】
北九州で床下エアコンを体感する【北九州 新築・注文住宅】
床下エアコンってどうなってるの?という方へ、ふく部長がお答えします。
床下エアコンは、まだまだメジャーな存在ではありませんが、体感していただくと、誰もがその良さを
実感してくれることになります。
ハゼモト建設では、お客様のニーズに合わせた最適なプランを提案し、実現します。
また、モデルハウスや体感Laboの見学も可能ですので、実際に床下エアコンの効果を体感していただけます。
ご興味を持たれた方は、ぜひハゼモト建設にご相談ください。