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家づくりコラム

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2024.05.14

夏を涼しく過ごす遮熱対策

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。

今年の夏も猛暑が予想されるなか、政府の電気代への補助金は5月の使用分までで終了します。
標準家庭の電気代はひと月1,000円以上値上がりする見込みで、電気代を抑えるために一層の節電が必要です。
今回は節電に欠かせない、住まいの遮熱対策についてお伝えします。

熱中症リスク軽減に不可欠な
エアコンの使用実態

熱中症リスク軽減に不可欠なエアコンの使用実態【北九州 新築・注文住宅】

今回、梅雨時期や夏場にエアコンを使わない人にその理由を尋ねたところ、「電気代がもったいない」が最多で、
梅雨時期と夏場いずれにおいても約半数(梅雨時期には46.7%、夏場には50.4%)を占めていることが分かりました。
電気代への関心の高さはエアコンを使っている人も同様で、エアコン使用者の約7割が、エアコン使用時の電気代の高さに不満を感じていることも明らかとなりました。

出典:ダイキン工業株式会社 2023年調査より抜粋
新たな節電技術 エアコンなしでも涼しい家【WBSクロス】
新たな節電技術 エアコンなしでも涼しい家【WBSクロス】

熱中症死亡者のうちの9割以上がエアコン不使用だったという調査結果もありますから、エアコンを使うことに
ためらいがあるのは問題です。ある中小企業は最大節電効果が60%という、夏の家を冷やす新たな技術を開発しています。

出典:日本遮熱 遮熱の基本 暑さ寒さは、気温(温度)と輻射熱の量で決まる。
出典:日本遮熱 遮熱の基本 暑さ寒さは、気温(温度)と輻射熱の量で決まる。

遮熱をすると体感温度が全くかわります。室内30℃でも暑さを感じなくなります。無論、冬場は低温でも寒さを感じにくくなります。

体感温度が変わる事によって、エアコン等の冷暖房の使用頻度が大幅に減少します。

しかも、室内の熱を屋外に逃がしませんし、屋外の熱も室内にとり取り込みませんので大幅な省エネ・省コスト効果をもたらします。

出典:日本遮熱 トップヒートバリアー遮熱工法

確保したい夏の性能「日射遮蔽性能」

確保したい夏の性能「日射遮蔽性能」【北九州 新築・注文住宅】

日射遮蔽性能とは「建物に当たった日射熱をどれだけ建物の中に入れないか?」という性能です。

日射熱が建物の中に入るルートは次の2つ

1.日射が屋根や外壁に当たり、そこから熱がジワジワと入ってくる

2.日射が窓ガラスに当たり、ガラスを透過してドスンと入る

1.は、「冬のための断熱性能」が備わっていればOKです。

夏を涼しく過ごす遮熱対策【北九州 新築・注文住宅】
夏を涼しく過ごす遮熱対策【北九州 新築・注文住宅】

一方 2.の方は窓の断熱性能を高めるだけでは不十分で、窓本体以外にも工夫が必要です。
「軒や庇を伸ばす」
「窓の外側にブラインドやシェードをつける」
「窓の内側にハニカムスクリーンをつける」
残念ながらこうした工夫の重要性を理解していないつくり手が多いことを知っておいてください。

冷房が効きにくいと感じている方は、お家に適切な窓の日除けを加えましょう!

年間を通して快適な
外付けブラインド【北九州 新築・注文住宅】

1年を通して快適な外付けブラインド【北九州 新築・注文住宅】

出典:passiv-blind 日差しを自在にコントロール 【北九州 新築・注文住宅】
出典:passiv-blind 日差しを自在にコントロール 【北九州 新築・注文住宅】

室内のブラインドやカーテンは、太陽光や外からの視線を遮るために取り付けられていますが、
夏季は日差しを受けて室内ブラインドの表面温度が上昇し、室内が短期間でとても暑くなってしまいます。
外からの熱は窓ガラスや屋根、壁から伝わって入ってきます。中でも一番熱の伝わりが大きいのが窓で、
そのほとんどが日射です。外付けブラインドは日差しを室外でブロックして快適な室内を保ちます。

夏は窓の外にブラインドを取り付けることで日射を遮り室内の温度上昇を防ぎ、冬はスラットの
角度を調整して暖かい光と風を効率的に室内に取り入れます。

外付けシェードが
注目される理由【北九州 新築・注文住宅】

外付けシェードが注目される理由【北九州 新築・注文住宅】

[スタイルシェード]  LIXIL【北九州 新築・注文住宅】
[スタイルシェード]  LIXIL【北九州 新築・注文住宅】

暑さが厳しい季節、家の中を涼しく保つためには日本の伝統的な日よけ用品である
「すだれ」と「よしず」が効果的です。

この、すだれやよしずのような効果を持たせたアイテムが外付けシェード。商品によって異なるが、
日射熱を8割以上カットすることができる建材商品だ。建材メーカーなどの商品の場合、すだれやよしずに比べ、
操作性が高いこと、自動巻き上げで収納されるので高齢者の方でも扱いやすいのが特徴だろう。
また、適度に光を取り込めるので、すだれやよしずのように部屋の中が暗くなることもないのが魅力。
毎年買い替える手間がないのもメリットだ。

出典:LIFULL HOME’S PRESS 外付けシェード

遮光カーテンで
節電対策【北九州 新築・注文住宅】

遮光カーテンで節電対策【北九州 新築・注文住宅】

もっと手軽にという方には、遮熱カーテンをおすすめします。
遮熱カーテンにすると冷暖房効率がUPし、365日電気代を抑え快適に過ごせます。

出典:keyuca 節電対策に遮光カーテン【北九州 新築・注文住宅】
出典:keyuca 節電対策に遮光カーテン

こんな方におすすめ

☑︎電気代を抑えたい方

☑︎冷暖房の効きにくいお部屋の方

☑︎西向き・南向き・高層マンションなど日差しの強いお部屋の方

☑︎大きな窓がたくさんあるお部屋の方

お部屋の温度を保ちたい時はレースカーテンに加え、ドレープカーテンを閉めると効果UP!
ドレープカーテンは遮光で厚みのあるものや、生地にコーティングを施しているものを合わせて使うことで、
遮熱性、保温性がより高まります。ドレープは遮光機能もあるので、朝の光が気になる寝室にぴったりです。

もう暑さをがまんしない!
遮熱・断熱リフォーム【北九州 新築・注文住宅】

もう暑さをがまんしない!遮熱・断熱リフォーム【北九州 新築・注文住宅】

日差しは窓と窓の外側で遮る

窓から入り込む西日や夏の日差しは、その太陽光の熱(直射熱)ばかりか、床にあたった熱が
部屋の奥へ反射する(反射熱/輻射熱)などして、お部屋全体を熱する原因になっています。

日差しを遮るには、外付けのシェードや、ひさし、オーニングなどを取り付けると効果的。
時間帯によって日差しを調整できるシャッターやルーバーを取り付けるのもおすすめです。
こうした日射対策によって冷房も効きやすくなり、省エネの点でもメリットがあります。

ガラスを替えるだけでも、日射熱はカットできる

窓の交換やガラスの交換によって、遮熱タイプのガラスやブラインド入りガラスを選ぶことで日射熱を
効果的に遮ることができます。Low-e複層ガラス(遮熱タイプ)の場合、太陽の熱線を約60%カットし、
紫外線も76%カット。夏の冷房効果をアップします。

樹脂サッシは高い断熱性能で光熱費を削減【北九州 新築・注文住宅】
樹脂サッシは高い断熱性能で光熱費を削減【北九州 新築・注文住宅】

いかがでしたでしょうか。
遮熱・断熱リフォームを検討する際には、自分たちの家や環境に合った方法を選択しましょう。
高性能住宅専門店のハゼモト建設は、光熱費削減や快適な暮らしをサポートすることができます。
ご興味がございましたら、お気軽にご相談ください。
一緒に快適な住まいづくりを始めましょう。

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