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家づくりコラム
家づくりコラム
2024.03.05
北九州で実現する平屋の高性能住宅
北九州のお価格と性能を両方まじめに考える工務店、ハゼモト建設の櫨本です。
最近のトレンドの一つは平屋です。
でも、一般的には2階建よりもコストが高くなります。
それでも、平屋を希望する方が減ることはありません。
平屋で実現するローコスト高性能住宅の魅力、興味ある方が増えているのは、なぜでしょうか?
昭和世代の私が推測すると、家族のスタイルが変わってきた証だと思うのです。
スポコンの大金字塔である巨人の星やアタックNo1に代表されるように、昭和は縦社会のヒエラルキーが歴然と存在していて、家庭でも同じでした。
当然、子供は親と一緒は楽しい時間ではありません。
仕事が遅い父親は、非常にありがたい存在で、家庭に1台しかないテレビのチャンネル権は子供のもの。
しかし、父親が帰宅した途端、一気に雰囲気が変わったものでした。
そうなると、子供は自分の部屋にGoです。
長屋暮らしで平屋が当たり前に日本の暮らし方が、欧米のモダン住宅だと勘違いしている個室主義への流れの中で、2階建住宅が庶民の憧れの建築方式になったのだと思います。
その流れが、平成の終わりから変わりはじめ、令和になって平屋人気はもはや定番化してきています。
そこで、高性能でリーズナブルな家を実現する方法や断熱・気密性能の重要性、自由な間取りで理想のプランを作成する方法、ローコストで高性能な建築材料や設備の選択肢について説明させていただきます。
適切なハウスメーカーや工務店の選び方、注文住宅の設計やデザインのポイント、平屋住宅の地盤や土地選びの注意点など、具体的な内容も紹介させていただきます。
ぜひ、これから新築をお考えの方や、既存のお住まいをリフォームする際の参考にしていただけたらと思います。
INDEX
平屋ローコスト高性能住宅の魅力を知る
平屋ローコスト高性能住宅には、多くの魅力があります。
その主な理由は、効率的な空間利用と省エネ性能にあります。
平屋の間取りは、一般的に無駄がなく、全ての部屋が利用しやすい配置となっており、家族が快適に過ごすことが可能です。
また、断熱性能や気密性能が高く、快適な室内環境を維持しながら省エネ効果も期待できます。
例えば、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるため、エアコンや暖房の使用を抑えることができ、光熱費の節約に繋がります。
リーズナブルな施工コストや建築費で、家づくりの初期費用やメンテナンス費用も抑えられるという魅力があります。
デザイン性、機能性、経済性を兼ね備えた平屋ローコスト高性能住宅は、多くの人に選ばれている理由です。
高性能でありながらリーズナブルな家を実現
平屋ローコスト高性能住宅を実現するためには、いくつかのポイントに注意して計画する必要があります。
まず、間取りの計画において、家族構成やライフスタイルに合わせた効率的な空間利用を考慮します。
また、断熱性能や気密性能を重視した建材や構造を選択し、その性能を最大限に活かす設計を行います。
さらに、工事費や設備費の見積もりを正確に把握し、予算に合わせた適切なプランを立てることも大切です。
一方で、低価格ながら高品質な住まいを手に入れるためには、適切な建築メーカーや工務店を選ぶことが欠かせません。
そこで、おすすめのポイントとして、施工実績のある信頼性の高い会社を選ぶことや、無理なく資金計画を立てられるようなアドバイスを受けられる会社を選ぶことが重要です。
また、モデルハウスや完成見学会などを利用して、実際の住まいの雰囲気や性能を確認することもおすすめです。
こういった取り組みを通じて、自分たちに合った平屋ローコスト高性能住宅を実現が可能となります。
快適な暮らしを叶える断熱・気密性能
断熱性能と気密性能は、快適な暮らしを実現するための重要な要素です。
これらを向上させることで、エネルギー消費を抑えつつ、快適な住宅環境を提供できます。
まず、断熱性能については、家全体の温度を一定に保ち、冬の寒さや夏の暑さから守る役割があります。
家における断熱性能は、壁や窓、屋根などの建築材料や構造によって大きく変わります。
高性能な断熱材を使用することで、外気の影響を受けにくい住まいを実現でき、快適な室温を保ちやすくなります。
気密性能は、空気の流入や流出を制御することにより、室内の温度や湿度を一定に保つ重要な役割を果たしています。
高い気密性能を持つ住宅では、外部の気象条件による室内温度の変動が最小限に抑えられるため、電力使用量の削減や冷暖房費の節約が可能です。
さらに、優れた気密性能は室内湿度も適切に維持するため、カビや結露の発生を防ぎ、健康的な居住環境を保つことができます。
新築住宅を計画する際、断熱性能と気密性能を重視した設計や施工を選ぶことが、長期的に快適な生活を実現するカギとなります。
しかし、注意すべきポイントがいくつかあります。断熱性能は図面や仕様から算定できますが、気密性能は断熱性能とは異なり、個々の現場で実際に測定しないと判断できません。意外に知られていない事実です。
その理由は何でしょうか? それは、多くの営業マンがこの点に触れないためです。さらに、気密測定を行っていないにもかかわらず、高気密高断熱住宅を宣伝することがあります。
ということは、気密測定を適切に行う会社が信頼できる会社であるかどうかの重要なポイントとなりますね。
自由な間取りで理想のプランを作成
家族の暮らしや生活スタイルに合った住まいを実現するために、自由な間取り設計を検討することが重要です。
新築住宅や注文住宅では、自分たちの希望に沿った間取りを作成し、理想のプランを実現できます。
まず、家族構成や将来のライフスタイルを考えて、部屋数や広さを決めましょう。
例えば、子ども部屋や書斎、趣味の部屋など、家庭のニーズに合わせて最適な空間を創り出すことができます。
次に、設計段階で利便性や動線を考慮することが大切です。
キッチン、リビング、ダイニングの配置や広さを家族の生活スタイルに合わせて設定することで、毎日の家事や移動がスムーズになります。
また、平屋ローコスト高性能住宅のプランニングには、間取りや設計に工夫が必要です。
理由としては、限られた予算の中で、高性能で快適な住まいを実現するために、効率的な空間利用や適切な設備選定が重要だからです。
具体例として以下の点が挙げられます。
1. 無駄のない間取りを考える
2. 断熱性・気密性の高い建材を選ぶ
3. 省エネ設備や設備の効率的な配置
4. DIYやリフォームに対応した家づくり
ローコストで高性能な建築材料や設備の選択肢
ローコストで高性能な建築材料や設備を選ぶことは、快適な住まいを実現するための大切なポイントです。
理由としては、家がもつ断熱性や気密性が向上し、省エネ効果が高まるからです。
具体例として、高性能な窓や壁、床材などを選ぶことで、冬は暖かく、夏は涼しい住宅を手に入れることができます。
また、高性能な設備を選ぶことは、家の性能を向上させるだけでなく、長期的な費用も抑えることができます。
特に省エネ設備や太陽光発電システムを導入すると、光熱費が削減され、すべての費用を抑えることが可能です。
しかし、高性能な建材や設備を選ぶ際には、以下のポイントに注意が必要です。
– 価格と性能のバランスを見極める
– 対応可能な建築会社や施工業者を選ぶ
– 素材や設備についてのメンテナンスを考慮する
どのようなハウスメーカーや工務店が適しているか
ローコストで高性能な住宅を建てるには、ハウスメーカーや工務店の選び方が重要です。
適切な選択肢として、以下の条件を満たす会社を探すことがおすすめです。
– 断熱性・気密性にこだわった住宅を設計・施工できる会社
– 無料で相談・資料請求が可能な会社
– 顧客の要望に応じて柔軟に対応できる会社
また、工務店という選択肢も考慮することが重要です。
工務店は、地域に根ざした家づくりを行っており、個別の要望に柔軟に対応することができる点が魅力です。
そのため、家族のライフスタイルに合った住宅を建てたい場合は、工務店という選択肢もぜひ検討してみてください。
もちろん、価格と性能を両方まじめに考える工務店ハゼモト建設も高性能住宅専門店として、北九州の高性能住宅の普及に努力しています。
平屋住宅の地盤や土地選びの注意点
平屋住宅を検討する際には、地盤や土地選びが大変重要になります。
まめに、地盤強度をチェックし、適切な基礎工事が必要かどうかを判断しましょう。
適切な地盤を選ぶことで、安全性と安心感を兼ね備えた住宅を実現できます。
また、土地選びにおいては、日当たりや風通しの良さや、周囲の環境も大切です。
水はけの良い高台の土地は、有利に選定されることが多いです。
さらに、敷地の形状や道路の位置にも注意を払いましょう。
敷地条件が悪い土地であっても、工夫次第で十分検討ができる土地が存在します。
不動産屋では提案が難しい場合も、造成などを得意とする工務店であれば、実現が可能になります。
- 敷地条件が悪い=価格が安い
- 造成費用を考慮した上で、周辺の土地との比較
- エリア内に条件の良い土地が無い場合、悪い条件の土地も検討
- 適切なアドバイスができる会社選びも重要
限られた敷地スペースでも、独創的な設計により快適な住宅を建築することが可能です。
適切な土地を見つけた上で、家のコストや断熱性能、間取り等を慎重に検討して注文住宅を計画することが成功の鍵となります。
施工品質を確保するための注意事項
施工品質を確保するためには、まず建築会社や工務店の選定が重要です。
信頼性があり、実績が豊富な企業を選ぶことがポイントです。
また、施工品質を向上させるためには以下の点に注意しましょう。
– 施工中の監理体制:現場監督が適切に進捗や品質チェックを行い、問題があれば速やかに改善することが重要です。
– 設計や仕様の確認:事前に設計や仕様を確認し、間取りや性能、気密性・断熱性能などを把握しておくことが大切です。
– 瑕疵保険の加入:万が一、建物に欠陥が見つかった場合に備えて瑕疵保険に加入しておくと安心です。
– 工事期間の確保:適切な工事期間を確保し、品質を落とさずに建築が完了できるよう計画しましょう。
実際の平屋ローコスト高性能住宅の空間利用例
平屋ローコスト高性能住宅では空間利用に工夫がされており、家族それぞれのニーズに応えられる設計が行われています。
例えば、
– リビングとダイニング・キッチンが一体化したオープンスペース:共働きの家族や子育て世代が多く利用しやすい空間となっています。
– 省エネ性の高い窓や断熱材を使った外壁:快適な室温を保ちながら省エネを実現しています。
– 収納スペースの確保:生活用品や衣類の収納に工夫されたスペースが豊富に設けられています。
– 広々とした浴室や洗面所:家族それぞれが快適に利用できるように設計されています。
これらの工夫により、快適で効率的な暮らしが実現できる平屋ローコスト高性能住宅を選ぶことができます。
総合的な平屋ローコスト高性能住宅選びのガイド
平屋ローコスト高性能住宅の選択において、建築会社の選定や間取り・性能は重要な要素となります。加えて、施工品質の確保とメンテナンスやリフォームへの配慮が不可欠です。以下のポイントを押さえましょう。
- 建築会社の評価と選択
- 間取りや性能の検討
- 施工品質の確保
- メンテナンスやリフォームについての考慮
本記事を参考に、快適な平屋ローコスト高性能住宅選びに励みましょう。更に詳しい情報が必要な場合は、各メーカーや建築会社の資料請求や営業への相談がおすすめです。情報収集と慎重な検討を行い、最適な住まいを見つけましょう。
また、高性能住宅ならではのメンテナンスに注意が必要です。省エネや耐震性などの性能を維持するために、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。リフォームやメンテナンスについても事前に確認し、住まいの快適さを長持ちさせる工夫も忘れないでください。
ちなみにですが、ハゼモト建設は永年無料の定期点検を実施しています。
もちろん、経年劣化による部品などの交換は有償工事なりますが、見知らぬ会社にメンテナンスを依頼するのは、お客様の立場になれば嫌なものだと思います。
高性能住宅を得意として、メンテナンスもしっかりとできる会社を選ぶ。
シンプルに言うと、ここに行き着くことになるのだと思います。