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2024.02.27
土地を活用しよう!北九州の狭い土地の活用方法について
北九州の価格と性能を両方まじめに考える工務店、ハゼモト建設の櫨本です。
ハゼモト建設の得意なところに土地の特性を活かして、活用価値が乏しいと思われていた土地を、造成や建物のご提案でお宝物件に変えてしまう事を得意としています。
最近では、空き家問題をはじめ、土地の活用方法が注目されています。
高齢化が進むなかで、相続問題が生じるケースも増えており、賃貸物件の経営を考える方もいらっしゃるでしょう。また、土地の売却が選択肢になることもあります。
それぞれの土地活用方法には、個々の背景や将来の夢が詰まっています。
今回は、実際にご相談いただいた方の事例をもとに、様々な活用方法を考察していきたいと思います。
今回のご相談者様は、シルバー世代の方で、相続により家屋と土地を手に入れられました。
家屋はすでに解体され、現在は更地の状態です。お客様のご要望を伺い、以下のように整理しました。
- ① 更地になったため、固定資産税が3倍に上がる。何とか対策を講じたい。
- ② 月10万円程度の家賃収入を得つつ、ローンの支払いが5〜6万円の範囲で計画したい。
- ③ 2軒分の住宅の家財を保管するスペースが必要。
- ④ 隣地が将来的に購入できるかもしれないが、計画を待つべきか悩んでいる。
- ⑤ 駐車場経営も考えているが、借り手が見つかるかどうか不安。
お客様のご要望をまとめてみると、一部矛盾する点も見られますが、とにかく将来に向けた土地活用を考えたいという前向きな姿勢が印象的でした。
建築には土地がつきものですが、大きく分けて3つのパターンが想定されます。
土地を新たに購入して建築をする。
既存の土地を活用して建築をする。
土地を活用する為に何もしない。
ここでは、狭い土地活用だからこそ戸建て賃貸の運営が、多様化するニーズに対応できるお勧めの方法であることについてお伝えします。
INDEX
戸建て賃貸運営のメリット
戸建て賃貸運営には以下のようなメリットがあります。
- 初期投資がアパートやマンション経営よりも抑えられる
- 築後のリスクが低く、建築許可が取りやすい
- 入居者が希望するプライバシーが確保される
- 自由な間取りやデザインが可能で入居者のニーズに合わせられる
特に、狭い土地でも効率的な空間利用が可能で、魅力的な物件を提供できる点が戸建賃貸運営の強みです。
狭い土地での戸建て賃貸経営には、マンションやアパートと比較していくつかのメリットがあります:
- プライバシーと独立性: 戸建て賃貸は、マンションやアパートに比べて隣接する住居との距離が離れており、プライバシーが高く、独立した生活が可能です。
- 売却しやすい: 戸建て住宅は、アパートやマンションに比べて売却がしやすく、出口戦略が立てやすいというメリットがあります。
- 狭い土地の有効活用: 戸建て賃貸は狭い土地にも適しており、15~30坪程度の小規模な土地でも有効に活用できるため、土地のサイズに制限がある場合に特に有利です。
- 管理のしやすさ: 戸建て賃貸は、アパートやマンションに比べて管理する入居者の数が少なく、管理工数が少ないため、オーナーにとって管理がしやすいという利点があります。
ただし、戸建て賃貸経営には入居率が100%か0%かのどちらかになるというリスクもありますので、市場の需要をよく調査し、適切な戦略を立てることが重要です
戸建て賃貸運営のポイント
一般的には戸建て賃貸運営を成功させるためには、以下のポイントに注意したいところです。
- 土地の立地や周辺環境に適した物件設計をする
- 入居者のニーズを捉えた設備やサービスを提供する
- 適正な家賃設定や入居者対応を行う専門の管理会社を選ぶ
これらのポイントを押さえることで、狭い土地でも魅力的な戸建て賃貸物件を提供し、安定した収益を得ることが期待できます。
土地活用の成功に向けて
土地活用の成功には、計画的な取り組みと適切な戦略が不可欠です。
土地の特性や将来のライフプランを踏まえた上で、最適な活用方法を見極めることが重要です。
専門的な知識やノウハウが必要な場合は、相談会社にアドバイスを求めることもおすすめです。
そして、相続や節税対策も忘れずに検討しましょう。
北九州の狭い土地でも、戸建て賃貸運営は多様化するニーズに対応できる土地活用方法です。この記事が、皆様の賃貸物件経営や土地活用の成功に向けた参考になれば幸いです。
土地活用のプロが考える戸建て賃貸運営のメリットと小規模な土地活用におすすめの方法
土地活用を考える際、戸建て賃貸は多様化するニーズに対応できる選択肢としてお勧めです。その他、小規模な土地を活用する資産運用方法には様々な選択肢が存在します。以下、いくつかの方法とそのメリットもご紹介いたします。
- コインランドリー経営: スペースの制約がある土地でも運営が可能であり、安定した収入が期待できます。
- 太陽光発電の設置: 売電を通じて収益を上げることができ、エコロジーにも配慮できます。
- 月極駐輪場: 都市部において需要が高く、狭い土地でも運営が可能であるため、駐輪場経営も検討してみてください。
- 借地事業: 土地を貸すことで家賃収入を得られ、経営者としての負担も少ないです。
- 物置施設: レンタルスペースを提供し、家賃収入に繋げることができます。
最適な活用方法は土地の条件や目的によりますので、専門的な知識が必要な場合もあります。ただし、騙されるリスクもゼロではありませんので、基本的なところは押さえておくべきです。
また、資産活用方法によっては、固定資産税の評価価格が変動することもあります。
一般的な土地の評価額の算出方法や用語については、以下の通りです。
- 実勢価格(時価): 実際の不動産売買が成立する価格
- 公示地価: 土地の売買の指標価格であり、参考情報の一つ
- 基準地価(基準値標準価格): 土地の売買価格の目安となる価格
- 固定資産税評価額: 固定資産税・都市計画税・登録免許税・不動産取得税などの税額を計算する基礎となる価格
- 相続税評価額: 相続税や贈与税の課税標準額を算出する際に用いられる価格
・相続税路線価は公示地価の8割程度
・土地の相続税評価額は「固定資産税評価額÷70×80」でも計算できる
・基準地価が公示地価よりも大幅に下落した場合は相続税路線価の減額補正が行われる
戸建て賃貸経営のメリットとデメリット
戸建て賃貸経営は、安定した家賃収入や土地評価額の向上が期待できる反面、建築費用の負担や入居者の入れ替わりによる収入への影響がデメリットとしてあります。
戸建て賃貸物件の魅力は、管理が容易であることや、家族向け物件が多いため入居者の入れ替わりが少ないという点が挙げられます。
しかし、初期投資額や維持管理費用が高く、空室リスクも存在しますので、適切な賃料設定や物件管理が重要なポイントとなります。
多様化するニーズに応える戸建て賃貸物件
個人のプライバシーが保護される戸建て賃貸物件は、土地の有効活用や節税対策が行えることから、幅広い世代からの需要が見込まれます。
今後は、多様なライフスタイルに適応した住み心地の良い空間が重視されてきます。
- 省エネルギー設計や耐震構造により長期的な運営が可能
- 使い勝手の良い間取りや設備を提供
- 都市部や交通アクセスの良い立地で需要が見込める
戸建て賃貸経営の成功には、専門家の意見を参考にしつつ、自らの視点でエリアの特性や入居者の傾向を分析し、運営方法や費用の計画を立てることが重要です。
戸建て賃貸物件の需要が高まる中で、経営者は将来の収益性や事業の安定性を見据えた計画が求められます。
戸建て賃貸経営の注意点と成功へのポイント
戸建て賃貸経営は、安定した収入や節税対策、資産活用が可能ですが、デメリットやリスクも存在します。効果的な賃貸経営には、以下のポイントが重要です。
- 初期投資や空室リスクを考慮に入れる
- 地域の相場や需要に応じた家賃設定を行う
- 物件の老朽化や設備劣化に対応する
成功へのポイントは、地域ニーズに応じた物件選び、最新設備の導入、定期的な修繕などが挙げられます。
相続節税対策の活用事例
相続税対策として、賃貸アパートやマンションの建て替え、駐車場経営、コインパーキングの活用が効果的です。
固定資産税を抑えつつ、安定収入が得られることから、土地活用により評価額が抑えられ、相続税対策が可能となります。そのため、駐車場や賃貸物件が増加傾向にあります。
相続人が複数いる場合や、早期に資金化したい物件は売却されることもあります。
中古物件のまま活用することも有効ですが、維持メンテナンスの初期コストも必要となります。
まとめ: 小規模土地活用への道
小規模土地活用の方法としては、建築、賃貸事業、売却が考えられます。建物建築では、アパートやマンション、店舗など用途に応じた選択が可能ですが、費用負担やリスクも検討が必要です。一方で、駐車場経営は運営管理が容易で安定収入が見込めますが、条件や制約に注意が必要です。土地売却は資金調達や経営に不安がある際の選択肢ですが、売却後は収入が得られなくなります。
不動産投資会社や税理士、専門家との相談は重要ですが、成功・失敗事例を学びながら、自分に適した土地活用方法を見つけることが求められます。信頼できる専門家に相談し、失敗しない資産活用を選択していくことが重要です。
ハゼモト建設として、北九州での戸建て賃貸物件の投資をお考えの土地所有者へ届けるメッセージを、以下にメリットとデメリット、特徴を改めて、価格と性能を両方まじめに考える工務店として伝えていければと思います。
メリット:
- カスタマイズ性: 注文住宅のように、間取りやデザインを細部にわたりカスタマイズ可能です。これにより、テナントの多様なニーズに応えることができます[1]。
- 高性能住宅: 高気密・高断熱の住宅を提供することで、光熱費の削減に貢献し、テナントにとって魅力的な住環境を実現します[3]。
デメリット:
- 初期投資の大きさ: カスタマイズ性と高性能を実現するためには、比較的大きな初期投資が必要になる場合があります。
- 市場ニーズの変動: 住宅市場のニーズは時間とともに変化します。将来の市場動向を正確に予測することは困難であり、投資リスクを伴います。
特徴:
これからは賃借人もそのそこに住むメリットを考えていく時代です。
ハゼモト建設は、北九州での戸建て賃貸物件の投資を検討する土地所有者様にとって、価値ある選択肢となり得る事と考えています。