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2024.02.23

北九州の建築物の防火・人命安全対策について

建築物の防火・人命安全対策について

北九州の価格と性能を両方まじめに考える工務店、ハゼモト建設の櫨本です。
先日、昭和館で映画を鑑賞する機会がありました。
ディズニー映画の「sing」

子ども向けだと思って少し油断していたら、最後には感動していた自分がいました。
シンプルに言うと、劇場を再建するストーリーです。
夢を諦めなければ、ミラクルが起こることを教えてくれるドラマがありました。

お客様にもチケットをプレゼントさせていただき、嬉しいコメントを頂きました。

昭和館イベントに参加させて頂き、ありがとうございました😊
オペラの迫力やオカリナやクラリネット演奏は身体に障害を持たれていても、あんなに素晴らしい演奏ができることに驚きと感動しました✨✨
映画のSINGは、勇気と自信が持てるお話で、今の自分を前進させてくれる気持ちになりました💖

火災は全てを台無しにします。
時には人の命までも奪っていきます。
私も火災について、改めて勉強してみました。

当たり前の結果かも知れませんが、高齢者ほど被害が多い状況です。

建築物の防火・人命安全対策は、近年の大規模火災や地震火災の発生を受け、再び注目されています。
特に、小倉北区の旦過市場や鳥町食堂街での火災事例は、市街地火災の課題を浮き彫りにしました。
これらの事例を基に、建築物の防火・人命安全対策の重要性と、一般の方が住宅で心掛けるべき対応について考察します。

建築物の防火・人命安全対策と建築基準法の遵守について

市街地火災の課題と建築基準法

能登半島の地震による市街地火災や北九州市の密集飲食街での火災は、建築基準法の遵守の重要性を浮き彫りにしています。これらの火災は、強風下での延焼、地震による初期消火の困難さ、密集地区での火災予防の低下など、様々な要因が絡み合って発生しています。これらの問題は、現在の建築基準法に準拠していない建物の存在が一因となっています。

防火上の典型的弱点と建築基準法

密集地区における防火上の典型的弱点として、小屋裏でつながった長屋や商店街が挙げられます。建築基準法では、火災の延焼を防ぐために、建物間の距離や防火構造に関する規定が設けられています。しかし、小倉北区の旦過市場や鳥町食堂街での火災事例は、これらの規定が適切に遵守されていない場合、どのように致命的な結果を招くかを示しています。

火災報知器の実験も興味深いものがあります。
住宅の感知器は「煙」が重要ということになります。

正しい設計施工方法の事例

建築基準法を遵守した正しい設計施行方法の事例として、耐火構造や防火区画の設置が挙げられます。耐火構造を採用することで、火災時に建物が炎に耐える時間を確保し、人命の安全を守ることができます。また、防火区画を設けることで、火災の延焼を効果的に防ぐことが可能です。これらの対策は、火災発生時の被害を最小限に抑えるために不可欠です。

延焼火災のリスクと対策

経営の低迷や経営者の高齢化、空き店舗の増加など、社会・市街地の変化も延焼火災のリスクを高めています。これらの要因に対処するためには、建築基準法に基づく適切な建物の設計と施行が必要です。自主防災体制の強化とともに、建築物の安全性を高めることが、延焼火災のリスクを減少させる鍵となります。

市街地火災の課題への対処法

  • 建築基準法の遵守: 建築物の設計と施行において、建築基準法を遵守することが不可欠です。これにより、建築物の安全性が保障されます。
  • 耐火構造の採用: 建築物に耐火構造を採用することで、火災時の延焼を防ぎ、建物の損傷を最小限に抑えることができます。
  • 防火区画の設置: 防火区画を設置することで、火災が発生した場合に延焼を防ぎ、避難路を確保することが可能になります。
  • 適切な設計施行方法の事例:
  • 自動火災報知設備の設置: 火災の早期発見に貢献し、迅速な避難を促します。
  • スプリンクラー設備の導入: 火災発生時に自動で消火活動を行い、延焼を防ぎます。
  • 避難経路の明確化: 避難経路を明確にし、避難誘導灯を設置することで、安全な避難を支援します。

一人一人の心掛けと家事が発生した時の対応

  • 火災予防の心掛け:
  • 家庭内での火の取り扱いに注意し、たばこやろうそくなどの火源を管理します。
  • 可燃物を火源から離して保管し、火災発生のリスクを減らします。
  • 火災発生時の対応:
  • 初期消火: 小規模な火災であれば、消火器を使用して初期消火を試みます。ただし、自身の安全が確保できない場合は、すぐに避難を優先します。
  • 避難: 火災報知器が作動したら、速やかに避難します。煙は低い位置に溜まりにくいため、避難時はなるべくしゃがんで移動します。
  • 119番通報: 安全な場所に避難した後、すぐに119番に通報し、火災の情報を伝えます。
  • 避難所への移動: 大規模な火災や、自宅が安全でない場合は、指定された避難所へ移動します。

まとめ

市街地火災の課題に対処するためには、建築基準法の遵守、耐火構造や防火区画の設置など、適切な設計施行方法の採用が必要です。また、一人一人が火災予防の心掛けを持ち、火災発生時には迅速に適切な対応を取ることが、火災からの人命保護に繋がります。

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