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家づくりコラム

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2024.02.21

【北九州の高性能注文住宅のプロが教える】電気料金高騰時代に備える住宅について

北九州の価格と性能を両方まじめに考える工務店、ハゼモト建設の櫨本です。

ここ数年から電気料金が高騰している事を感じている方は、多いのではないかと思います。

今年は冬の寒さが厳しいので、特に冬の電気代が高くなっている様です。
先日、OBのお客様と話をする機会があったのですが、多くのご家庭で2万円を超える電気代の請求がきたとビックリしていました。

今日は、電気料金の今後とそれに備えるお住まい造りについて解説していきます。

電気料金の今後に関して

電気料金の仕組みと長期的な問題については、以前投稿した『電気料金ってどうなるの? 電気料金の仕組みと今後について詳しく解説』を見て頂ければ、詳しく解説していますが、概要を下記にまとめてみました。

使用している給湯機器やお住まいの断熱性能などによって、各ご家庭の電気料金は変わってきますが、弊社スタッフの1人は先月の電気代が約2.7万円になったと嘆いています。

また先日、日本の各電力会社が電気料金の値上げを発表したので、どの位上がるのかを調べてみました。

九州電力は今のところ発表していませんが、公表した電力会社の電気料金は、どこも凡そ今の約1.5倍の値上げを発表しています。

もし、九州電力も同じ値上がり幅になった場合、前述したスタッフの家の電気代は1カ月で約4万円になります。

私たちの生活に電気は欠かす事の出来ないものですから、今後の電気代を節約する為には、お住まいの対策が重要なファクターになります。

という内容でした。
やはり、私たちは北九州で高性能住宅をつくるプロとして、考えさせられるところがあります。
それは何かというと、この北九州は暮らしやすい街だと感じている方が多いのだと思います。
地震もない、台風もこない、海に囲まれているので魚も豊富、自然と共生できる、そしてほどよく都会である。

気候も比較的安定しています。
0℃を下回る日は年間通して、ほぼありません。
夏も暑いとはいえ、海に面しているので、盆地のような暑さではない。

その結果、多くの市民の方々が、安全や安心ということに対して鈍感になっているような気がします。
高性能住宅は確かに、光熱費を削減できるという大きなメリットはあります。

しかし、それよりも命と健康を守る為のマストなスペックが備わっているということに気がついていない方が沢山います。
私たちは、安全や安心を伝えていきたいのですが、なかなか伝わりにくい状態ですので、電気料金についての話がわかりやすいという切り口なので、そこを中心に話をさせていただいています。

電気料金を抑える方法とは?

家庭の電気料金は給湯機器や住まいの断熱性能によって変わります。

以下に電気料金節約術をご紹介します。

  • 家電製品の使用時間と消費電力を確認し、無駄な電力消費を削減する。
  • エアコンや暖房器具の設定温度を適切に調整することで、効率的なエネルギー消費が可能。
  • 太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用して、電力会社からの電気料金負担を軽減する。
  • 省エネ型の家電製品を購入することで、長期的に電気代を節約する。
  • 住宅の断熱性能を向上させることで、冷暖房費用を削減する。

また、最新の省エネ設備を取り入れることでさらに節約が可能です。以下は、おすすめの省エネ設備です。

  • LED照明:消費電力が少なく、長寿命であるため、電気代を削減できる。
  • エコキュート:太陽光発電と組み合わせることで、さらなるエネルギー節約が可能。
  • 家庭用蓄電池:太陽光発電で発電した電気を蓄え、電力ピーク時に使用することで電気代が節約できる。
  • 高効率なエアコンや冷蔵庫:上手に使えば、電気代の節約が期待できる。

こうした省エネ住宅で抑える高騰する電気代の上手な節約術を取り入れることで、今後の家計負担を軽減できると思います。

お住まいの対策が電気料金を大きく左右します。
断熱性能が高い家は冷暖房効果があり、電気代の節約につながります。
最新の高性能住宅では、断熱材や窓の性能が向上しており、四季折々の気温変化に対応できるようになっています。

太陽光発電は再生可能エネルギーの一環であり、電気代削減に効果的です。
屋根や庭に太陽光パネルを設置し、太陽の光を電力に変換することで、自家発電が可能。
余った電力は売電も可能で、お得な仕組みとなりますが、売電単価が下がっているので、売電単価より高い電気を買わない自家消費が、今後の考え方になります。

また、給湯機器も電気代の一部を占めるため、最新の給湯機器として注目されている「おひさまエコキュート」が良い選択です。太陽光発電と連携し、エコな暖房や給湯を実現。効率的な運転で電気代削減に寄与します。エコな暖房設備導入で、快適生活と節約を両立させましょう。

省エネ住宅で抑える!高騰する電気代の上手な節約術のまとめ

  • 断熱性能に優れた住宅選択
  • 太陽光発電システム導入
  • おひさまエコキュート活用

これらの節約術を活用し、省エネ住宅で快適生活を送りながら電気代を抑えましょう。さらに、エネルギー使用効率が高く節電対策が施された家電製品の購入や、無駄な消費電力削減の努力も大切です。

家庭のエネルギー使用状況をチェックし、上記の節約術を取り入れてみてください。電気代高騰が予想されるため、今のうちから対策を立てることが重要です。快適生活と節約を両立させることで、家族みんながストレスフリーな暮らしを実現できると思います

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