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家づくりコラム
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2024.02.03
高性能樹脂サッシはマストな選択
INDEX
高性能樹脂サッシで快適住まいを実現!
北九州の価格と性能を両方まじめに考える工務店、ハゼモト建設の櫨本です。
日本の住宅市場で今、樹脂サッシが注目されています。
それはなぜか?理由を解説したいと思います。
高性能樹脂サッシの進化、種類、効果についてご紹介し、快適な住まいや省エネリフォームに樹脂サッシが有用であることや、アルミと樹脂の窓サッシ材料の比較や様々な樹脂サッシ商品一覧、選び方についても解説しています。
さらに、ハゼモト建設の取組事例も交えて断熱性能向上のための樹脂サッシ取り組みや効果を最大限に引き出す施工方法、メンテナンスポイントと注意事項について詳しく説明させていただきます。住まいづくりに役立てて頂けたらと思います。
樹脂サッシの進化:高性能窓とその効果
樹脂サッシによる高性能窓は、多岐にわたる性能や効果があります。
断熱性が高く冬場の暖房効果に優れ、高い気密性で夏場の冷房効果を持続させ、窓の結露を抑える効果もあります。これらは、樹脂が熱伝導率が低いため、温度差が縮小されるからです。
トリプルガラス樹脂サッシが実現する快適な住まい
トリプルガラス樹脂サッシは、優れた性能で快適な住まいを実現します。三層のガラスと二層の空気層からなるトリプルガラスは、一般的な二層ガラスに比べて断熱性能や遮音性が高いです。
高い気密性により、室内の温度ムラがなくなり快適な生活が実現できます。
また、冬場の結露も軽減され、カビやダニの繁殖を防ぎます。
まだまだトリプルサッシの採用事例は、まだまだ北九州では少ないですがお客様のご要望や南面の大きなサッシにポイント的に採用する事例もございます。
ハゼモト建設では、現在は標準でペガラスの樹脂サッシを採用しています。
トリプルガラスより当然ローコストで、仕入れの工夫でアルミ樹脂サッシと変わらない価格で仕入れることが可能だからです。
コスパ重視だと、ペアガラス樹脂サッシということになります。
サッシが省エネリフォームにおいて重要な理由
樹脂サッシは省エネリフォームにおいて重要な役割を果たします。その理由は以下の通りです。
- 樹脂の高い断熱性能により、窓からの熱の出入りを抑える。
- 気密性に優れ、室内温度を安定させ、エネルギーの節約が可能。
- 耐久性が高く、総合的なコストパフォーマンスが良い。
- 結露を抑え、カビやダニの発生を防ぐことで快適な住まいづくりに寄与。
樹脂サッシの種類と特徴
樹脂サッシは、メーカーや機能によって異なる特徴を持ちます。
メーカー別では、LIXIL、YKK AP、エクセルシャノンなどが主要で、それぞれ独自のデザインや性能を提供しています。
また、機能別では断熱性能、遮音性能、防火性能が挙げられ、それぞれ住まいのエネルギー効率、快適性、安全性を向上させる効果があります。これらの機能を兼ね備えた樹脂サッシを選ぶことで、住まいの性能が向上します。
アルミと樹脂:窓のサッシ素材を比較
アルミや樹脂は、窓サッシの主要な素材です。アルミサッシは軽くて強度が高いため、細い枠で大きな窓を実現できます。さらに、錆びにくく、メンテナンスが少ないので、住宅の寿命を長く保つことができます。
樹脂サッシは、断熱性能が非常に高く、熱伝導率が低いため、窓からの熱の出入りを抑えたり結露を抑制します。さらに気密性も高く、住まいの温度を安定させます。省エネリフォームでは、樹脂サッシの高断熱性・気密性が有益です。
様々な形状・デザインの樹脂サッシ一覧
最近では、アルミ樹脂複合サッシが主流となっています。
耐久性や断熱性能、デザイン性に優れているからです。
従来のアルミサッシと比べて、樹脂複合製品は保温性能が高く、結露を防ぎやすくなります。
多様なデザイン・形状があり、好みの外観を選ぶことができます。以下の特徴があります:
- 豊富なカラーバリエーションで、おしゃれなインテリアともマッチ
- 採光性・通風性に優れ、快適な住まいを実現
- メンテナンスが簡単で、長期間美しい状態を保てる
各メーカーごとに異なる特徴や価格帯があり、最適な選択ができます。
高性能樹脂サッシ選び方:ガラスとフレームの組み合わせ
高性能樹脂サッシを選ぶ際に重要なのは、ガラスとフレームの組み合わせです。
住宅の断熱性能は、窓のガラス面だけでなく、サッシの枠も大きく関わります。
ガラスに関しては、適切な複層ガラスで、断熱性能や遮音性を向上させられます。
紫外線をカットする機能を持つガラスも選択できます。
一方、フレームに関しては、断熱性能を高める機能が付加された樹脂製品がおすすめです。
アルミサッシよりも熱伝導率が低く、結露が発生しにくいです。
サッシ枠とガラス、最適な組み合わせで、快適な住空間を実現できます。
樹脂サッシによる断熱性能の向上
樹脂サッシ業界では、さらなる断熱性能の向上を目指し、様々な取り組みが行われています。
例えば、次世代省エネ基準に対応すべく、サッシの性能向上に注力しています。具体的な改善ポイントは以下の通りです:
- ガラスの改良:複層ガラスの性能を向上させ、熱の侵入や逃げを防ぎ、省エネ効果を実現
- フレームの改良:独自の断熱材を内蔵し、枠の熱損失を抑え、住宅全体の断熱性能を上げる
- 取り付け方法の工夫:窓と壁の隙間に適切なシーリング材を使用し、高い気密性を実現することで、さらなる断熱性能を得られる
これらの取り組みにより、樹脂サッシは家の省エネ性能を大幅に向上させることが期待できます。今後も進化が続く樹脂サッシ業界に注目し、環境にやさしい住まいづくりが進んでいくことを期待しています。
ガラス表面のLow-Eコーティングとその効果
ガラス表面のLow-Eコーティングは、熱の流れをコントロールする特殊なコーティングで、夏には太陽の暑さを遮り、冬には室内の暖かさを逃がさない効果があります。Low-Eガラスは二枚のガラスが重ねられていて、見た目には色が緑がかったペアガラスに見えます。
このコーティングにより、エアコンの使用による電力消費が削減され、省エネ効果が期待できます。
ちなみに、Low-Eガラスのクリア色とグリーン色があります。
この2つの色の違いは、日差しによる遮熱効果に大きな違いがあります。 これは窓から入る日射熱を取得する割合(日射熱取得率)が異なるからなのです。
とは言え、なかなかそれを体感することはできませんが、とにかくLow-Eガラスの一択で、熱伝導効果を低減し、外部からの熱放射を遮る働きがありますし、結露の発生を抑えることもできます。これが、新築やリフォーム時に検討されるべき選択肢であると言えます。
なお、このコーティングは透明で光を通す性能に問題がないため、窓からの日光が重要な室内空間でも検討しても問題ありません。
ガス充填断熱ガラス:アルゴンガスやクリプトンガスの役割
ガス充填断熱ガラスとは、2枚のガラスの間にアルゴンガスやクリプトンガスを充填したもので、一般的なガラスに比べて高い断熱性能を発揮します。アルゴンガスやクリプトンガスは、空気に比べて熱伝導率が低いため、室内の暖かさを外に逃がさず、外からの冷たい空気を遮断する効果があります。
これにより、冬の寒さ対策だけでなく、夏場の冷房効果も向上させることができ、エアコンの使用時間や消費電力を削減することができます。また、結露の発生も抑えられます。ガス充填断熱ガラスは、快適な住まいを実現する上で有効な要素であります。
樹脂サッシの効果を最大限に引き出す施工方法
樹脂サッシの効果を最大限に引き出す施工方法では、まず正確なサイズで取り付けが重要です。
適切なサイズでないと、継ぎ目からの隙間や歪みが生じることがあります。
樹脂サッシはアルミサッシと比較するとかなり重量があります。
取り付け前には、壁や枠の状況をチェックし、気密性を確保することも重要です。
大工さんの施工技術が重要なポイントとなります。
樹脂サッシメンテナンスのポイントと注意事項
樹脂サッシメンテナンスにおいて重要なのが清掃です。
汚れが溜まると劣化が進み性能が低下する可能性があります
。定期的な清掃で汚れを落としましょう。
次に、樹脂サッシの部品交換も大切です。長期間使用すると、部品が劣化し窓の開閉が困難になることがあります。その場合は、部品交換で性能を維持しましょう。
注意事項として、樹脂部分に強い薬品や溶剤を使わないことが挙げられます。
これらは樹脂変質や劣化の原因になることがあります。
また、樹脂サッシ取り扱いには注意が必要です。強い衝撃を与えると破損する恐れがあるため、適切な取り扱い方法を守りましょう。
樹脂サッシの耐久性と長期間の使用安心ポリシー
樹脂サッシは耐久性に優れ、長期間使用が可能です。
高性能な樹脂サッシは、木製やアルミ製サッシより耐食性や耐候性が優れています。経年劣化による性能低下が抑制され、安心して使用できます。
品質が保証されたメーカー製の樹脂サッシを選ぶと、更に安心できるでしょう。
さらに、メーカーや工務店が提供する長期間使用に対する保証制度やアフターサポートも安心ポリシーの一つです。
定期的なメンテナンスや部品交換によって、樹脂サッシの性能を長期間維持できることが期待されます。
高性能樹脂サッシが提供する快適な暮らしのまとめ
ここまでのご説明で高性能樹脂サッシは、高気密な住宅で最適な性能を発揮し、省エネルギー性能を高めることが理解できたのではないかと思います。
また、耐久性に優れており、長期間安心して使用することが可能です。メンテナンスポイントや注意事項に留意し、適切にケアすることで、快適な暮らしを実現できます。
ハゼモト建設では、樹脂サッシを使用した高性能住宅の実現を目指しています。
改めて樹脂サッシは、以下のメリットがございます。
- 断熱性能の向上: 樹脂サッシは、ガラスとフレームが同じ素材でできており、結露や冬の寒さを軽減できます。
- 空気の流れの改善: エアコンを使用せずとも、快適な室内環境を保つことが可能です。
住宅を建築する際には、家の性能を大切に考えることが重要です。
そのため、ハゼモト建設では、お客様とよく相談し、適切なプランを提案いたします。
また、施工事例や写真などを見学いただくこともできます。
ハゼモト建設の高性能住宅は、福岡県を中心に展開しており、北九州市や小倉北区などのエリアでも多くの方に選ばれています。また、モデルハウスには事前予約制で見学することができますので、ぜひ相談ください。お