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家づくりコラム
家づくりコラム
2024.01.25
北九州のSDGs工務店として
北九州で価格と性能を両方まじめに考える工務店、ハゼモト建設の櫨本です。
少しブームが去ったのか、あるいはかなり定着してきたのか、
なかなか判断が難しいところがありますが、
個人的にはSDGs的な発想は日本には生活の中に自然と織り込まれていますので、
さほど意識しなくても、もったいないや節約の意識さえあれば基本としては良いのでは?
というのがSDGsに取り組む私の基本スタンスです。
ハゼモト建設は北九州市を拠点に活動する工務店ですが、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組む街づくりの実現に力を注いでいます。
家づくりとは直接関係はありませんが、地域の環境や健康を守り、
未来に向けた取り組みに関心を持つ方と関わり合いを持たせていただきたいと考えていますので、
以下の内容で具体的に工務店の取り組みや北九州市のSDGs推進事業を説明していきたいと考えております。
INDEX
– 工務店のSDGsへの取り組み in 北九州市
– 環境や健康面での認証制度活用
– 企業・福祉施設との連携強化
– ハゼモト建設のSDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組み
– 工務店SDGs取り組みのまとめと今後の展望
工務店のSDGsへの取り組み in 北九州市
北九州市で活躍する工務店の中には、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みを行っている企業が増えています。
地域の自然環境や健康を考慮した住宅建築が求められる中、環境配慮型の建材や高性能な断熱性能などを活用し、住まい手に心地良い住空間を提供しています。
また、社会的な貢献や地元経済の活性化にも力を入れており、地域と共に発展し続ける姿勢が評価されつつあるような気がしています。
工務店は、お客様との相談を重視し、それぞれのニーズに合わせた提案が可能なため、注文住宅を検討されている方は、自ずとSDGsスタンスだと言えます。
SDGs登録工務店の一覧と特徴
北九州市でSDGsへ取り組む登録工務店は数あまり多くありませんが、それぞれに特徴があります。
例えば、「低コストで高性能な住宅」を目指す工務店では、家づくりにおけるコストパフォーマンスに重点を置き、お客様が無理なく快適に暮らせる住まいを提供しています。
また、「地域の資源を活用した家づくり」に特化した工務店では、地元産の建築材料を積極的に採用し、地元産業の支援と環境負荷の低減を追求しています。
そして、「健康と快適を両立した住まい」を提案する工務店では、自然素材や環境に優しい技術を活用し、住む人の健康と環境に配慮した住宅を提案しています。
これらの工務店では、建設の過程でも環境への配慮や労働者の健康を考慮し、持続可能なビジネスを展開しているのです。
環境や健康面での認証制度活用
工務店がSDGsへの取り組みを推進する上で、環境や健康面での認証制度を活用することが重要です。
例えば、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及を支援するための取り組みや、省エネ性能の高い住宅に対する評価制度などが存在します。
また、自然素材を用いた家づくりや、省エネ技術を導入することで、快適な住まいを実現する制度もあります。
これらの認証制度を活用することで、環境や健康面での価値を持った住宅づくりを目指すことが可能です。
また、これらの認証を受けることで、工務店自身が一貫してSDGsへの取り組みを行っていることをアピールし、お客様に信頼性を示すことができるのです。
北九州市の工務店の中には、こういった認証制度を活用して、地球や人々の健康に貢献する住宅づくりを行っている企業も出はじめています。
ハウスメーカーさんはPRが上手ですが、工務店にもそのような企業が間違いなく増えてきています。
企業や福祉施設との連携強化
企業や福祉施設との連携強化は、地域社会の発展と住民の生活向上に大きく寄与します。
具体的には、企業間の協力によって新たなビジネスチャンスが生まれたり、福祉施設と連携することで高齢者や障がい者の支援が充実します。
このような連携では、相互理解と情報共有が重要なポイントとなります。
例えば、企業が持つ技術や資源を福祉施設が活用することで、より多くの人々が安心して暮らせる社会が実現します。
また、福祉施設から企業へのフィードバックも重要であり、利用者のニーズを的確に把握し商品やサービスの改善に繋げることができます。
さらに、スタッフ同士の交流を促すことで新たなアイデアやビジネスモデルが生まれることがあります。
これにより、地域の経済活動が活発化し地域全体が発展していくでしょう。
さらに、企業や福祉施設が一体となって持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めることで、地域のSDGs達成にも貢献します。
ハゼモト建設は工務店事業がより社会との関わり合いを持ち、持続可能な社会の実現を目指して、
2024年1月から新たに終了支援B事業をスタートしました。
建築事業と関連事業であるパンの製造と販売、農業との連携も深めながら、健常者と障害者の垣根を無くす試みにチャレンジしております。
ハゼモト建設のSDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組み
1 **SDGsの取り組み – 北九州ハゼモト建設**:
ハゼモト建設は、SDGsの理念に賛同し、その実現に貢献しています。
(月刊スマートハウス掲載記参照)
わかりやすさとコスパ追求
低価格・高性能ZEHで実績多数
START!ZEH[ハゼモト建設]
低コストと快適性を両立
新築年間約20件、リフォームは1000万円以上の大型改修を約5件ペースで住宅事業を展開する同社は、
5年前に国交省が実施した『住宅のゼロエネルギー化推進事業』から省エネ住宅の提案に着手。
もともと高気密・高断熱仕様を展開していたこともあり、当時から補助金活用するなど実績を上げ、
現在は過半数に近いZEH率で推移している。
そんな同社がモットーとしていることは快適性とコストパフォーマンス。
このコンセプトを実現する一つの要素として積極的に提案しているのが、床下エアコンである。
櫨本社長は「新木造住宅技術研究協議会、大学教授とともに開発を手掛けた。
寒冷地で採用されている仕様を参考にオーバースペックな部分は北九州の気候に合わせて改良し、
コスト面にも配慮した」と話す。
同社が展開する同システムは一般的なエアコンを用いて床下に送風、
一階の各部屋に配置した排気口から暖・冷房するもの。
「当初、二階まで風を送ることも考えた。しかしその分、能力の高いエアコンやダクトなどの費用を要する。
広く採用頂くため現在の仕様にした。エアコン1台で床暖房を賄え、
均一な温度設定によりヒートショックの軽減も図れる」と強みを語る。
二階は通常のエアコンを使用し、全館空調の様な大掛かりな設備とせず、
パッシブ設計を組み合わせることで、導入費・光熱費を抑えた快適・健康的な住宅を実現している。
この他、自社で耐震診断及びUa値、一次エネルギーの計算等を行い、コストと数値をコントロールしながら、
コスパを高めた提案を行っています。
SDGs工務店としての取り組みのまとめと今後の展望
過去数年間のハゼモト建設のSDGs取り組みを振り返ると、以下のような事例が挙げられます。
– 命と健康を守る高性能住宅の建設
– 北九州の特性を活かした地域密着型の建設
– 心と体に優しい自然素材を活用した建築
– 光熱費を削減するエコスマパッケージの提供
これらの取り組みによって、環境に配慮した住宅の普及や地域発展が促進され、社会貢献活動としても高い評価を受けています。
今後の展望としては、さらなる環境への配慮や地域密着を意識した取り組みが求められます。また、新たな建築技術や素材の開発を積極的に取り入れることで、持続可能性を高めることを目指していきます。