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2024.01.24

北九州でも災害リスクはある

北九州の価格と性能を真面目に考える工務店、ハゼモト建設の櫨本です。

昨夜から本日にかけて、北九州でも雪が降り続いています。都市部で暮らしているので積もるほどではありませんが、路面は軽く雪化粧されています。雪に対して耐性が低い北九州市民には影響が大きいと思われます。

北九州という街における雪の影響

今日の雪予報によれば、日本海側には大雪のリスクが存在します。能登半島で地震に遭われた方々のことが気になります。彼らは北九州市民よりも雪に慣れているでしょうが、今年の冬は例年とは違うものだと思います。お正月を楽しんでいた矢先にズドーンという振動とともに、突如生活が一変し、天国から地獄へと陥りました。

最近、マスコミでも度々地震リスクが報道されています。地震ハザードステーションを確認すると、北九州は甚大な被害があった輪島や珠洲市よりもリスクが高いとされています。

つまり、日本中どこでも能登半島クラスの地震が起こる可能性があるということです。
地震学者の中には予知できないと断言する方もおり、私もその意見に賛成です。

北九州の災害に関する歴史

それに対して、北九州は現状、災害リスクが非常に低いエリアとされています。北九州市は過去にいくつかの台風や地震による被害を経験しています。過去30年間の被害状況について、AIを使って調べてみました。

  • 平成30年7月豪雨・台風第12号の被害: 2018年7月に発生した豪雨と台風第12号により、北九州市は住宅や人的被害を受けました。
  • 2019年の全国的な水害被害: この年の水害被害は全国的に2兆1500億円に達しましたが、北九州市の具体的な被害額は不明です。
  • 保険金の支払額: 過去の地震や風水災等による保険金の支払額が増加傾向にあります。これは災害の頻度と規模の増加を示唆するかもしれませんが、具体的な金額や北九州市の詳細は不明です。

以上の情報から、北九州市が過去30年間に台風や地震による被害を受けていることが分かりますが、被害の全体像や総額に関する詳細は不明です。具体的な情報を知りたい場合は、地方自治体や気象庁、防災関連の公式資料を参照する必要があります。

🌐 Sources

  • [saigairireki.qscpua2.com – 年表から探す 福岡県 – 九州の災害履歴情報](http://saigairireki.qscpua2.com/hukuoka/)
  • [saigairireki.qscpua2.com – 年表から探す – 九州の災害履歴情報](http://saigairireki.qscpua2.com/nen/)
  • [enecho.meti.go.jp – 第1節 2018年に発生した主な災害の概要 – 資源エネルギー庁](https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2019html/1-3-1.html)
  • [gooddo.jp – 九州・沖縄地方で過去にあった台風・大雨による災害は?](https://gooddo.jp/magazine/climate-change/heavyrain_typhoon/6196/)

住まいの重要な機能

台風被害が予想よりも少なく、地震被害もほとんどないようのが実感ですし、リアルなデータもそれを物語っています。

しかし、それを理由に安心してしまうのは、大きな誤りです。

地震大国と温暖化している日本に暮らす我々は、日々リスクヘッジを考えながら生活する必要があります。
私が考える、住まいの重要性があるのです。

まず、「生命と健康を守ること」が住まいの基本的な立場であり、必須な機能でもあると私は考えます。
自然災害の危険を減らし、自然と共生できる住宅を意味します。

具体的には、以下の要素があげられます。

  • 台風や地震に対する適切な対策が施されていること
  • 冬場でも室温が13℃以上に保たれる快適な室内環境
  • 室内の温度差が少なく、ヒートショックのリスクを抑えること
  • パッシブデザインにより、自然の力を活用し冬場は太陽光エネルギーを利用して光熱費地域の特性に応じた家づくりができることは、工務店の大きな強みでございます。皆様がお住まいになる地域の気候や風土を理解し、それに適した住まいを提案することが私たち高性能住宅専門店の役割でございます。

例えば、北国では断熱性能に優れた住宅が求められることが多く、

  • – 高い断熱性能
  • – しっかりとした雪対策が重要です。

一方、南国では、

  • – 通風の良さを重視した設計
  • – 窓や日差しを効果的に利用して冷房負担を軽減する工夫が必要となります。

どんな住まいを建てたいかは皆様のご希望によりますが、その選択肢として地域の特性に応じた家づくりを考慮いただければと思います。

ちなみに、北九州の特性を活かしたハゼモト建設が目指す家の基本的な下記の通りです。

  • 耐震等級3の実現(耐震等級3相当ではない)
  • Ua値、ZEH基準はもちろん、G2規格の0.42レベルを標準にする
  • 全棟で気密測定を実施し、C値0.5をクリアする

このレベルの住宅を施策を当たり前のレベルとして施工していくことが、命と健康を守る器を作る、建築屋としての私たちの使命だとも感じています。

地元で生まれ育った工務店として、北九州基準の底上げとして、今後私たちの役割がますます重要になると感じています。

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