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2023.04.10

北九州でリフォームするなら、断熱工事が必要な理由とは?

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より住まいと建築の知識をお届けするブログコーナーです。

北九州市内にお住まいの方はご存知かもしれませんが、北九州は冬は寒く夏は暑い気候です。
そんな中で快適に暮らすためには、断熱工事がおすすめです。
今回は、断熱工事のメリットや補助制度についてご紹介します。

北九州の気候特性による対策【北九州 新築・注文住宅】

北九州の気候特性による対策【北九州 新築・注文住宅】

北九州の気候は、海に囲まれた地形であるため、夏場は30度以上の真夏日になることが多いですが、
猛暑日は少なく比較的過ごしやすいと言えます。冬季には大陸からの寒気の影響を受けて雪が降ることもあります。
年間を通して温暖で湿度が高く、降水量も多いです。

新築やリフォームするときに注意するポイントは、夏場の暑さ対策と冬場の寒さ対策です。
例えば、断熱性や遮熱性の高い窓や壁を選んだり、換気システムやエアコンを設置したりすることが効果的です。
また、雨風に強い屋根や外壁材も重要です。

季節毎の対策を詳しく説明します。
夏場の暑さ対策には、パッシブな方法とアクティブな方法があります。

パッシブな方法とは、建築物自体の構造や素材を工夫して、熱の侵入や蓄積を防ぐことです。
例えば、ルーバーや庇をつけて日差しを遮ったり、断熱性や遮熱性の高い窓や壁を使ったり、
通風を確保したりすることが挙げられます。

アクティブな方法とは、電気的な装置や機器を利用して、室内の温度や湿度を調整することです。
例えば、エアコンや扇風機・サーキュレーター3で空気の流れを作ったり、放射パネルで冷却したり
することが挙げられます。

冬場の寒さ対策には、夏場の暑さ対策と同様に、パッシブな方法とアクティブな方法があります。

パッシブな方法とは、建築物自体の構造や素材を工夫して、熱の逃げや入りを防ぐことです。
例えば、高断熱・高気密の窓や壁を使ったり、床暖房を取り入れたりすることが挙げられます。

アクティブな方法とは、電気的な装置や機器を利用して、室内の温度や湿度を調整することです。
例えば、ヒーターやストーブで空気を暖めたりすることが挙げられます。

どちらの方法もメリットとデメリットがありますので、ご自身の住宅の状況や予算に合わせて選択することが大切です。

リフォームで改善できるか【北九州 新築・注文住宅】

リフォームで改善できるか【北九州 新築・注文住宅】

夏の冷房時(昼)熱の流入割合【北九州 新築・注文住宅】

リフォームをして改善するポイントについて、以下のような情報があります。

まるごと断熱リフォーム
LIXILの断熱リフォームは、家一棟を「まるごと断熱」することで、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住まいに
することができます。壁や天井、窓などの断熱性能を高めることで、室内の温度差や結露を防ぎます。

寒さ対策のリフォーム
寒さ対策として効果的なリフォームには、窓やドアの交換、床暖房やエアコンの設置、屋根や外壁の塗装など
があります。これらのリフォームを行うことで、冷気の侵入を防ぎ、室内の温度を保つことができます。

冬も暖かく過ごせる住宅にリフォームする方法
冬も暖かく過ごせる住宅にリフォームする方法には、断熱材や気密材の充填や張替え、
高性能ガラスやサッシの交換、床下空間への断熱材敷設などがあります。
これらのリフォームを行うことで、外気から影響されにくい住宅にすることができます。

断熱工事とは何か【北九州 新築・注文住宅】

断熱工事とは何か【北九州 新築・注文住宅】

断熱工事とは、建物の外壁や屋根などに断熱材を施工することで、室内の温度を一定に保つ工事です。
断熱工事を行うと、冬は暖かく、夏は涼しくなります。また、エアコンなどの電気代も節約できます。
断熱材には、以下のような種類や特徴があります。

住まい手が抱える現在の住まいの悩みトップ3【北九州 新築・注文住宅】

グラスウール
繊維状のガラス製品で、空気層を多く含むために断熱性が高い。
防火性や防音性も優れている。
施工時に刺激物が飛散するため、マスクや手袋などの保護具が必要。

発泡ウレタン
液体から固体に変化する合成樹脂で、気泡を多く含むために断熱性が高い。
防水性や耐久性も優れている。
施工時に有害物質が発生するため、換気や防毒マスクなどの対策が必要。

セルロースファイバー
古紙を原料とした植物性の断熱材で、空気層を多く含むために断熱性が高い。
環境負荷が低く、防虫・防カビ・防火処理もされている。
施工時に粉塵が発生するため、マスクやメガネなどの保護具が必要。

断熱部位ごとの施工方法【北九州 新築・注文住宅】

断熱部位ごとの施工方法【北九州 新築・注文住宅】

外壁
壁内部に断熱材を充填したり、外側から遮熱シートやサイディングなどを貼ったりします。
外壁全体を覆うことで効果的ですが、窓枠やドア枠などの隙間から空気漏れしないよう注意します。

屋根
屋根裏部分に断熱材を敷き詰めたり吹き込んだりします。
屋根表面から遮熱シートや金属板などを貼ったりします。
屋根全体を覆うことで効果的ですが、天窓や換気口などの隙間から空気漏れしないよう注意します。

床下
床下部分に断熱材を敷き詰めたり吹き込んだりします。
床下全体を覆うことで効果的ですが、配管やダクトなどの隙間から空気漏れしないよう注意します。
以上が断熱工事とは何か?断熱材の種類や特徴。断熱部位ごとの施工方法です。

一年中快適な室温を省エネで実現『床下エアコン』【北九州 新築・注文住宅】

断熱工事のメリット【北九州 新築・注文住宅】

断熱工事のメリット【北九州 新築・注文住宅】

室内温度の安定化
断熱工事をすると、外気温の影響を受けにくくなり、室内温度が一定に保たれます。
これにより、冷暖房の効きがよくなり、快適な生活環境を作ることができます。

省エネ効果
断熱工事をすると、冷暖房の効率が上がり、電気代を節約できます。
また、CO2排出量も減らすことができ、地球温暖化対策にも貢献できます。

結露防止
断熱工事をすると、建物内部の湿度が下がり、結露やカビの発生を防止できます。
これにより、建物の耐久性や衛生性も向上します。

防音効果
断熱工事をすると、断熱材が音波を吸収しやすくなり、外部からの騒音や内部からの音漏れを
抑えることができます。
これにより、静かな住まいやプライバシーの保護にも役立ちます。

以上が断熱工事のメリットです。

北九州市内で利用できる補助制度【北九州 新築・注文住宅】

北九州市内で利用できる補助制度【北九州 新築・注文住宅】


北九州市内で利用できる補助制度について、説明します。

北九州市住宅・建築物耐震改修工事費等補助事業
耐震改修工事を行う場合に、工事費の一部を補助する制度です。
補助金額は、耐震診断費用の全額(上限10万円)、耐震改修工事費用の3分の1(上限100万円)です。

国土交通省住宅省エネルギー改修促進補助金(ZEH支援)
省エネルギー性能が高い住宅(ZEH)やその基準に近い住宅への改修を行う場合に、改修費用の一部を
補助する制度です。補助金額は、ZEH基準に達した場合は50万円、ZEH基準に近い場合は30万円です。

先進的窓リノベ事業
断熱性能が高い窓への交換や窓周りの断熱化を行う場合に、工事費の一部を補助する制度です。
窓の断熱リフォームに特化した補助金。Uw値1.9以下の高断熱窓にすることで、例えば内窓1窓で
69,000円(窓面積2.8m2以上の場合)というこれまでにない補助額獲得が可能です。

これらの制度は、それぞれ申請方法や対象条件が異なります。詳細は各機関にお問い合わせください。

北九州でリフォームする際には、断熱工事を検討してみてください。
快適さだけでなく、経済的にもメリットがあります。また、補助制度も利用してみることをおすすめします。

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