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2023.03.02

子ども食堂にハゼモト建設が取り組む理由

ハゼモト建設が子ども食堂を運営する理由とは?

未来の主役である子どもへの社会的投資をする事で、地域社会の一員として
社会貢献に参加したいというシンプルな想いからです。
それを実行するために、以下のような具体的な取り組みを挙げています。

1.社員の参加を促す

工務店の社員が子ども食堂の運営に積極的に参加することで、企業としての社会貢献活動に
取り組んでいる姿勢を、明確に意識してもらえるのではないかと考えています。
社員が自主的に参加する場合には、ボランティア活動を通して、企業の社会的責任感が強いことを
感じてもらい、通常の業務への想いにも大きな変化があるのではと期待しているところもあります。

2.地域との連携を深める

地域との連携を深める地域の方々がボランティアとして参加したり、地域の食材を活用したメニューを
提供したりすることで、地域社会とのつながりを深めることができます。また、地域の方々からの支援や
協力を得ることができるため、地域との良好な関係を築くこともあるのでないかと考えています。

3.PR活動を行う

子ども食堂の運営状況や活動内容を、企業のウェブサイトやSNSなどで公開することで、社会への貢献が
いかに大切かを知ってもらい、小さな会社でも、地道に活動を行うことで、役に立つことがあるという事を、
多くの方に知って頂き、その輪が広がることも期待するところであります。

私が子供の頃に、工務店を先代社長と切り盛りしていた母親は、職人さんに大きな皿に、大量のご飯やおかずを振る舞っていた記憶があります。今から、半世紀前の記憶ですが、幼い頃の原体験は鮮明に脳裏に記憶されています。今考えると、上品で丁寧に作られた、ご飯やおかずではなかったと思います。 でも、何だかとても美味しかったのです。

なんでだろう?と今でも思うことがあります。 今と違ってコンビニもない、インスタント食品も少なく、食べ盛りの少年は、食べ物に飢えていたのかも知れません。 少年期、食べ物の記憶はその後の成長にも大きな影響を及ぼしています。

沢山の人で、先を競うように食べた記憶、、、食べ物は沢山あってそんなに急がなくても良いのに、今考えるととても滑稽ですね。 大勢の人と食事をするのは楽しいと、鮮明に記憶され、大人になっても孤食よりも、誰かと一緒にご飯を食べたいと思うのです。

ハゼモト建設が子ども食堂を運営するのは、参加してくれる子どもたちの為でもありますが、
自分自身の原体験の糸を手繰っているのかも知れません。
今は、無理せず、継続することに注力しています。
月1回のペースを守りながら、社員と私の同級生やボランティア仲間と共に、北九州市の子育て支援課の
方々にご指導頂きながら、準備や気づかいは大変ですが、楽しみながら実施しています。

子ども食堂を支援する企業や団体は、意外にも少なくはありません。
その支援だけでは、子ども食堂は運営できませんが、本当に助かっていますし、
企業の社会貢献スタンスを間接的ながら感じることができます。

実は、本業と一見かけ離れた子ども食堂へのチャレンジを、自分の子育ても
ロクスッポ携わっていない私が、まさか子ども食堂をやるとは、、、思ってもみませんでした。
その原動力は、社員や仲間の声でした。

色々と感謝を感じることが増えてくる年齢になってきました。
出会いに感謝です。

代表取締役 櫨本 健一

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