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家づくりコラム
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2022.12.22
災害に備える! 太陽光発電で停電対策
こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。
近年の大雪や台風、地震など、「これまでに経験したことのないほどの」という言葉を
耳にすることが増えてきました。
19日の大雪の影響で、新潟県内では広い範囲で停電が続いています。
いつ起きるかわからない自然災害に備えておくことが大切です。
今回は、マイホームの災害対策として太陽光発電と蓄電池を導入するメリットをご紹介します。
INDEX
災害による大規模な停電が発生したら… 【北九州 新築・注文住宅】
災害による大規模な停電が発生したら… 【北九州 新築・注文住宅】
現代の暮らしは多くの電化製品・電子機器に支えられていることから、
さまざまな停電被害を避けられません。
以下は、災害が発生した際に想定される停電被害の例です。
● 冷暖房器具を使用できない
● 冷蔵庫、冷凍庫内の食べ物が傷む
● スマホを充電できず、電話やメールで連絡できない
● テレビやラジオを使用できず、情報収集手段が制限される
● 照明を使用できず、夜が暗い
停電被害を最小限に留めるためにはマイホーム内に、電源確保を行える仕組みを持つことが大切です。
近年では毎年のように災害による大規模停電が発生していることを受けて、
「蓄電池(家庭用蓄電池)を導入しよう」と考える方が多くいます。
被災地では道路網が寸断されることも多く、インフラの復旧が早急に進むとは限りません。
自分自身や家族の暮らしを守るためにも、「転ばぬ先の杖」としての災害対策を考えましょう。
災害時に太陽光発電で電気が使えるメリット【北九州 新築・注文住宅】
災害時に太陽光発電で電気が使えるメリット【北九州 新築・注文住宅】
災害が発生して停電になると、照明はもちろんエアコンや冷蔵庫など、あらゆる家電が使えなくなり、
低体温症や熱中症などの二次被害にもつながりかねません。
そこでおすすめしたいのが太陽光発電です。太陽光発電は損傷がない限り、災害時でも電気を使うことができます。
また、日中発電した電気を蓄電しておけば、夜間も電気を使えるので、災害時には非常に心強い設備です。
もちろん平常時にも省エネ(光熱費の削減)に有効ですので、ぜひ導入をおすすめします。
災害による停電時に電気が使えるメリットは多くあります。
ここでは停電時に電気が使えるメリットについて説明します。
エアコンなどが使える
停電時はエアコンなどの冷暖房器具が使えなくなります。暑さ、寒さは体力を奪うため、
冷暖房を使えないと体調を崩す原因に。
また、電気給湯器の家庭では、お湯が出ないので温かいお風呂にも入れません。
太陽光発電によって停電時でも電気を確保できれば、快適に過ごすことができます。
ただ自立運転モードでは、モーターを使う家電やドライヤーは動かせない場合もあるため、
事前に確認しましょう。
冷蔵庫が使える
停電時に冷蔵庫が使えないと夏は食物の保存ができなくなり、食中毒などの危険性が高まります。
また災害時は買い物にも行けず、食料が不足することもあります。
そのため、いつもどおり冷蔵庫が使えて食べ物が保存できることは重要です。
情報収集ができる
電気が使えればスマホの充電が可能になりますし、テレビやラジオをつけて情報収集ができます。
災害時の情報収集はとても重要です。災害の状況を把握したり、避難の必要性を把握したりすることで
安全性の確保につながります。また家族や友人、会社と連絡が取れれば安心できるでしょう。
蓄電池を導入しよう【北九州 新築・注文住宅】
蓄電池を導入しよう【北九州 新築・注文住宅】
太陽光発電は停電時でも電気を使用できるものの、電気を貯めることはできません。
そのため、蓄電池がないと夜間に電気が使用できず、不便な思いをすることもあります。
お子様やお年寄りがいるご家庭にはあったら安心ですよね。
停電など万が一の災害時に
家庭用蓄電池に貯まった電気が使えるので災害時の非常用のバックアップ電源となります。
電力モニタであらかじめ自立運転の自動切替設定をしておく事で、停電時に自動切替が可能です。
停電復旧後も自動で連系運転に切り替わります。
また、気象警報に連動して、自動で蓄電容量を調整してくれるタイプもあります。
蓄電池を導入するメリットは停電時以外にもある
蓄電池を導入すると災害時に電気を使用できるほか、電気代の節約にもつながります。
電気代の安い夜中の間に蓄電池に電気を貯めておき、電気代が高い日中に蓄電池からの電気を
使用すれば、普通に電気を使うよりもお得です。
災害対策には「蓄電池+太陽光発電」がおすすめ【北九州 新築・注文住宅】
災害対策には「蓄電池+太陽光発電」がおすすめ【北九州 新築・注文住宅】
災害対策として蓄電池を導入する場合には、太陽光発電との併用がおすすめです。
蓄電池と太陽光発電を併用すると、停電に耐えられる期間が伸びます。
太陽光発電のみを導入した場合、夜間や雨天の日に電気を使用することが不可能です。
また、太陽光で生み出せる電気の量は天候に左右されるため、家電製品の動作が不安定になる可能性があり、
災害対策として十分に機能しません。
蓄電池と太陽光発電を併用すれば、太陽光によって生み出した電気を貯めて、夜間などに使用できます。
晴れた日の日中には太陽光によって生み出した電気を使用できるため、蓄電池に貯めた電気の浪費を
回避することが可能です。
そのほか、蓄電池と太陽光発電を併用することには、以下のメリットがあります。
環境問題に配慮できる
太陽光発電では電気を生み出す際に、温室効果ガスを排出しません。
そのため、地球温暖化対策に貢献し、環境問題に配慮した暮らしを実現できます。
蓄電池を単体で導入するよりも経済的である
日中の電気を太陽光によってまかなえば、電気代を節約できます。
さらに、太陽光発電で生み出した電気の余剰分は売電できることから、
蓄電池を単体で導入するよりも経済的です。
災害対策の優先順位【北九州 新築・注文住宅】
災害対策の優先順位【北九州 新築・注文住宅】
ここまで、 自然災害による停電の対策ついてご紹介してきました。
しかし、実際に家を建てる際には、災害対策だけを優先するわけにはいきませんし、
予算の制限もあります。そこで、災害対策を検討する際の優先順位について考えてみます。
後から変えられないものを優先する
災害に強い家の要素は「立地」「構造」「設備」の3つに分けられます。
家を建てる際には「後から変えられない」もの、つまり「立地」「構造」を優先的に検討しましょう。
地盤の強さや建物の耐震性などは建てた時点で決まっているので、これを後から変えることは困難です。
また変更に多額の費用がかかるもの、例えば太陽光発電やエコキュートなどは、設置だけでなく
配管工事や機器の交換をともないますので、最初から導入しておいた方がコストも安く無駄がありません。
それに対して、シャッターなどは、建ててからでも比較的簡単に追加することができます。
日常生活にも有用なものを優先する
もうひとつの考え方は、災害時だけでなく「日常生活にも有用なもの」を優先するということです。
例えばシャッターは強風時の飛来物から家を守ってくれますが、日々の防犯にも役立ちます。
太陽光発電やエコキュートは、停電に備えるだけでなく、光熱費の節約にもつながり、
パントリーは非常食の備蓄をしながら、日常の収納スペースとしても便利に使えます。
限りある予算を有効に使うためには、災害時だけでなく、日々の生活にも役立つ設備を
優先的に導入していく発想が大事です。
いかがでしたでしょうか。
台風や大雪、地震など、停電を伴う災害はさほど珍しいことではなくなっている今、
蓄電池を導入して停電に備えておくことは、家庭における新しい危機管理方法ともいえます。
建築・設計のプロと十分に検討し、安心・安全な住まいづくりを心がけましょう。
自然災害に強い高性能な新築・注文住宅について興味を持たれた方は
お気軽にハゼモト建設ショールームへお越しください♪