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家づくりコラム
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2022.09.09
新築玄関の失敗例とは?使いやすい新築玄関の間取りもご紹介します
こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。
家の出入りで毎日利用する玄関ですが、間取りやデザインにこだわりたいと思う方も多いと思います。
「思ったよりスペースが狭い」など、後悔しないためはどのような工夫が必要なのでしょうか。
今回は、新築玄関によくある失敗例や玄関選びのポイント、使いやすい新築玄関の間取りについて
解説します。
INDEX
□新築の玄関によくある失敗例【北九州 新築・注文住宅】
新築の玄関によくある失敗例【北九州 新築・注文住宅】
*想像以上に狭い
玄関の広さをあまり意識せずに「思ったよりも狭くて困った」というケースも少なくありません。
部屋の中に収納するより、玄関に置けると便利な持ち物は意外と多くあります。
例えば、ベビーカーや傘、キャンプなどで利用するアウトドアグッズ、スポーツ用品などです。
かさばるものが多いため、これらを玄関に収納しようとすると想像以上に狭く感じるでしょう。
特にお子さんがいる家庭では、ベビーカーだけでもかなりのスペースを取るため、
玄関の使い勝手が悪く、狭く感じることが多いようです。
*照明がないと暗い
薄暗い玄関は、昼間でも電気を付けなければなりません。夜になるとさらに暗くなってしまいます。
玄関で物を落としたときに見つけにくくなり、外出する時間が遅れてしまうケースもあります。
照明を付けなくても、日光が入りやすく、ある程度明るい玄関が理想でしょう。
玄関を北向きに設置することも多いですが、少しでも光が入るように高い位置に小さな窓を
取り付けると良いでしょう。
*汚れが目立つ色合い
玄関は、靴などの汚れが目立つ場所でもあります。白やベージュなどの汚れが目立つカラーを
使用すると、さらに汚れが目立ってしまいます。床の素材や色には注意しましょう。
*散らかる
玄関に靴の数が多く、散乱している状態であれば、その分スペースが狭くなりがちです。
お子さんがいる家庭では、ベビーカーやおもちゃなどで物があふれ、散らかってしまいます。
また、来客が多い家では、整理整頓されていない印象を与えかねません。
□新築の玄関ドア選びのポイント【北九州 新築・注文住宅】
新築では、間取りやデザインだけでなく、玄関ドア選びも重要なポイントになります。
それぞれ解説します。
*開き勝手
玄関ドアの開き勝手は、以下のような種類があります。
・片開き
一枚のドアを右開き、左開きどちらも可能なシンプルな方式です。片開きはもっとも多いタイプです。
・親子開き
片開きのドアに小さな子扉を組み合わせた方式です。
・片引き
一枚のドアを壁に沿って左右に滑らせるタイプです。
・引き違い
片引きを重ねた左右に移動して開閉する方式です。左右どちらからも出入りが可能です。
・両開き
左右2枚の扉が開く方式です。どちらのドアも同じように出入り可能です。
開き勝手により、使い勝手が大きく変わるため、家に合ったタイプや使いやすいタイプを選びましょう。
*採光
玄関ドア選びは採光が必要です。日当たりのよい玄関であれば、カビの発生を抑制するメリットも
あります。最近では、採光窓を備えているタイプもあり、防犯対策としても役立ちます。
方角の関係上、玄関の明るさが足りない場合は、採光ドアを検討するのもひとつです。
*断熱性
通常、玄関にエアコンを設置することはほとんどありません。玄関ドアはアルミ製が多く、
熱を通しやすい傾向にあります。そのため、夏場は玄関周りがとても暑くなり、冬場は
とても寒くなるケースが多いです。
しかし、玄関ドアの断熱性能を高めると、玄関付近の温度を一定に保つことができます。
したがって、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことが可能です。
□使いやすい新築玄関の間取り【北九州 新築・注文住宅】
使いやすい新築玄関の間取り【北九州 新築・注文住宅】
家族構成やライフスタイルによって、使いやすい玄関はそれぞれです。
ここでは、さまざまなタイプの玄関に関する間取りをご紹介します。
*土間+シューズボックス
靴を脱ぐ土間とシューズボックスが設置された間取りです。シューズボックスは、壁付けするタイプや
カウンタータイプ、ミラー付きなど、さまざまなタイプがあります。土間+シューズボックスでは、
あまりスペースを取らないため、一般的な玄関の広さを希望する方に最適です。
*土間+シューズクローク
土間スペースと周辺にシューズクロークを設置するタイプです。シューズクロークは、直接出し入れ
できるオープンタイプ、家族と来客の動線を分けられるウォークスルータイプなどがあります。
靴以外にも傘やレインコート、アウトドアグッズ、スキー・ゴルフ用品、おもちゃ、ベビーカーなど、
さまざまなものを収納することができます。ただし、たくさん収納し過ぎると、圧迫感があり、
使いづらい収納スペースになってしまうので注意しましょう。
*吹き抜けのある玄関
吹き抜けのある玄関は、光が入りやすく明るい開放感のある玄関になります。照明や窓の配置を
工夫することで、おしゃれな玄関を演出することが可能です。
*ウォークスルータイプのシューズクローク
前述の通り、ウォークスルータイプは、家族と来客の動線を分けられます。
お客さんが来てもシューズクロークを見られることはありません。
*リビング一体型
玄関の広さを確保できない家の場合は、収納が最小限のリビング一体型を検討してみましょう。
狭いスペースでも、照明などを工夫しておしゃれな玄関に仕上げることは可能です。
□まとめ
今回は、新築玄関によくある失敗例や玄関選びのポイント、使いやすい新築玄関の間取りについて
解説しました。家族構成やライフスタイルによって、使いやすい玄関はそれぞれです。
適切な広さや収納スペースを確保できるよう、生活動線を考慮しながら検討しましょう。