BLOG
家づくりコラム
家づくりコラム
2022.05.23
もうすぐ梅雨 今から準備すべき梅雨対策と高気密住宅について
こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。
夏が待ち遠しい人も多いと思いますが、
夏が来る前の梅雨は私たち日本に住んでいる人にとっては避けられない季節。
湿度が非常に高くなりがちで、ジメジメとした不快感を感じやすくなります。
室内がカビの温床にならないように湿気対策はしっかりと行っておきたいですね!
今の時期から対策をしていくことをオススメします!
今回は梅雨対策と高気密住宅についてご紹介いたします。
INDEX
梅雨に増える「家のカビ」、どこに発生しやすいの?
〈北九州の高気密・高断熱住宅〉
梅雨に増える「家のカビ」、どこに発生しやすいの?〈北九州の高気密・高断熱住宅〉
住宅内で特にカビが発生しやすい場所は浴室などの水まわり、北側の壁や押入など
湿度が高くなりがちな場所です。
高温多湿な日本には昔から生息しているカビやダニは
アレルゲンとなって大人から子どもまで喘息やアレルギー性皮膚炎、
アトピー性皮膚炎などの健康被害を与える原因となっています。
浴室をはじめキッチンなど家中に存在しているカビですが
梅雨時期に多く発生するのはなぜなのでしょうか?
カビは水分や湿度(70~95%)、温度(20~30℃)、栄養という3つの条件が
そろった場所に落ちると、発芽して菌糸がでてきます。
特に梅雨時期はカビの生育条件である温度と湿度の条件を満たしているため、
カビが発生しやすくなるのです。
実はカビの胞子はハウスダストとして空気中に漂っており、
汚れがあればそれがカビにとっての栄養源になるのです。
花王の調査では、リビングのホコリ1g中に、約6万個のカビの存在が確認されています。
![梅雨対策と高気密住宅について](https://hazemoto-k.co.jp/column/wp-content/uploads/2022/05/20220523-1.webp)
梅雨の悩み、カビ・じめじめ撃退しよう!
〈北九州の高気密・高断熱住宅〉
梅雨の悩み、カビ・じめじめ撃退しよう!〈北九州の高気密・高断熱住宅〉
梅雨をいかに快適に過ごせるかは、梅雨前にどれだけ対策できるかにかかっていると言えます。
カビが発生する「高温」×「高湿度」×「エサ」の3要素のうち、「エサ」となるホコリを
徹底除去することが効果的です。
まずしっかり換気しましょう
気候がカラリとしている日や、湿気が少ない日には特に意識して、湿気を追い出すよう
換気を行うようにしましょう。
できるだけ対角線の窓を開けるのが、効率よく空気を流すポイントです。
その際は、押し入れやクローゼットの扉も一緒に開けておくと、除湿効果がUPします。
換気扇&換気フィルターを、きれいにする
晴天の日に徹底的に換気扇&換気フィルターを掃除しましょう。
換気扇が詰まっていては換気効果も半減。
掃除してほこりや汚れを取ることで除湿効果も高まります。
あわせて、
・洗濯槽のクリーニング
・エアコンのフィルター掃除
も行います。
カバー類の洗濯
洗濯物が乾きにくくなる時期が来る前に、大量のお洗濯ものや大きなカバー類を
一気に片づけておきましょう。
特に、洗濯乾燥機などが使えない素材・浴室乾燥機などを使用してもなかなか
乾かないものは要注意です。
除菌スプレーやアロマオイルで、清潔で爽やかな空間に整えましょう。
![除菌スプレーやアロマオイルで、清潔で爽やかな空間に](https://hazemoto-k.co.jp/column/wp-content/uploads/2022/05/20220523-2.jpeg)
高気密・高断熱の家ってカビが生えやすいの?
〈北九州の高気密・高断熱住宅〉
高気密・高断熱の家ってカビが生えやすいの?〈北九州の高気密・高断熱住宅〉
高性能住宅はその気密性能が高いから、夏の湿気を外へ逃さない?
室内の湿度がどんどん高くなってしまう?という誤解があります。
高気密住宅は、家全体に隙間を作らない工法で建てられ
効率よくエアコンが効く省エネ住宅です。
エアコンは使い方次第で、除湿器よりもたくさん除湿できます。
除湿器よりも電気代が安く、除湿器のように水を捨てる必要もありません。
高気密住宅は24時間行われる住宅内の換気によって、カビが発生しにくい住宅なのです。
だからといって
高気密の家だから湿気は入らないということはありません。
換気や人の出入りによって室内の空気が入れ替わります。
人がいるだけでも湿気は発生しますし、料理やお風呂など、
人間が生活すれば室内でも湿気は発生します。
室内の湿気に関しては、湿気を入れない対策ではなく、湿度を下げる対策しかないのです。
結露を防止する〈北九州の高気密・高断熱住宅〉
結露を防止する〈北九州の高気密・高断熱住宅〉
そもそも木材の家は熱が伝わりにくく、結露は発生しにくいです。
木には空気中の水分を吸収する効果もあり、表面はサラリとしています。
カビ、ダニの発生も防ぎます。
さらに気密性が高い住宅は結露を防止します。
気密性を高めることで、室内の湿気が壁内に流入することを防ぎカビの発生を抑えます。
いかがでしたでしょうか。
今回は梅雨対策と高気密住宅についてお伝えしました。
これから、夢のマイホームを建てるのであれば、湿気の多い梅雨でも快適に過ごせる
高気密・高断熱の高性能住宅をご検討ください。
ハゼモト建設の高性能住宅はモデルハウスにて体感できます。お気軽にご連絡ください♪