BLOG
家づくりコラム
家づくりコラム
2022.03.29
【高性能住宅のプロが教える】発泡ウレタン断熱材のメリット3選/デメリットも
こんにちは!!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」ハゼモト建設の河野です。
近年、多くのハウスメーカーや工務店が【高断熱】住宅である事をアピールしています。
その為なのか、お客様から「断熱材は何を使っていますか?」と質問されることが多くなってきました。
今日は、私どもハゼモト建設株式会社も採用している発砲ウレタン断熱材のメリットとデメリットについてご説明します。
断熱材について疑問に感じているご家族は、是非最後まで読んでみて下さい。
発泡ウレタン断熱材とは?
スプレー式のシェービングクリームをご存知の方であれば、その泡が固まったモノと考えて貰えればイメージが掴みやすいと思います。
気泡のおかげで軽くて発泡スチロールに近い素材です。
発泡ウレタン断熱材は炭酸ガスや液を混合させてつくります。そして、フォーム状に形成された発泡性高分子を持ちます。この発泡性高分子がある事で、内部にある無数の小さな粒状に空気やガスを封じ込めて断熱しています。
発泡ウレタン断熱材のメリット
①発泡ウレタン断熱材は断熱性が高い
発泡ウレタン断熱材は熱伝導率が低く、高い断熱効果を持つことが最大のメリットです。
これはペアガラスが中に空気層を挟んで熱が伝わりにくくしているのと同じように前述した無数の気泡が熱を伝わりにくくしているのです。
②発泡ウレタン断熱材は高い防音性能をもつ
発泡ウレタン断熱材の中に無数の気泡がある事で外部からの音をあまり通しません。
外部からの音が聞こえにくいという事は、逆に内部の音が外に漏れにくいという事でもあります。
③発泡ウレタン断熱材は追随性・自己接着性が高い
発泡ウレタン断熱材は自己接着性が強く追随性が高いので、隙間なく断熱できるメリットがあります。
従来の断熱材では避けられなかった隙間をしっかりと埋めてくれます。
断熱性能が高いだけでなく、断熱性を高めるのに不可欠な気密性も高めてくれます。
発泡ウレタン断熱材のデメリット
①将来のリフォーム時に断熱材の取替が難しい
メリットで上げた自己接着性が高い性能がデメリットにもなります。
接着力が高く前面に張り付いている為、断熱材の入れ替えをしようと思ってもはがすのが大変です。
②火に対しての耐火性能が低い
ウレタンは燃える素材ですが、最近は難燃性のものも発売されています。
難燃性といっても、全く燃えないわけでなく木材と同程度の発火点(約400度)で燃え始めます。
ただし、私どもハゼモト建設(株)が提案している住宅の様にオール電化の住宅であれば、
火災の原因となりえる火を使用を抑えている事や省令準耐火構造物にする事をしっかりと対策を取れば問題が無いと思います。
③発泡ウレタン断熱材を吹き付けた際の品質が一定でない
厚さを均一に吹付けるのは職人の技量に影響されます。
従って、施工する人が違えば断熱材の仕上がりも違ってきます。
こちらに対しても、最低限の吹付厚さを規定して第3者の視点で厳しく確認すれば、
断熱性能を担保する事は可能です。
まとめ:発砲ウレタン断熱材にはデメリットもあるが解消可能
如何だったでしょうか?
今回は、発泡ウレタン断熱材のメリットとデメリットを紹介しました。
どんな材料のもメリットとデメリットが存在します。
その内容をしっかりと把握して、ご自身の希望にあったものを選択されることをお勧めします。
ハゼモト建設株式会社は、発泡ウレタン断熱材を標準仕様として、高気密・高断熱の住宅を提案しています。
私どもハゼモト建設株式会社は、北九州都市圏に施工エリアを限定して、
お客様のご要望にしっかりとお応えしています。
北九州都市圏でのお家づくりは、ハゼモト建設株式会社にお任せください。