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家づくりコラム
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2021.11.22
注文住宅で予算オーバーになる原因とは?
自由度の高い設計が魅力の注文住宅ですが、理想に近づけたいという思いから予算オーバーしてしまうことがあります。ウッドデッキやシューズクローク、ジェットバスなど、機能性やデザイン性の高い設備を色々と取り入れるとキリがありません。予算オーバーしてしまうと、ご自宅には満足できても住み始めてからの暮らしが苦しくなってしまいます。
今回は、注文住宅で予算オーバーになる原因、予算オーバーしないための事前準備について解説します。
□注文住宅で予算オーバーになる原因
*すべての理想やこだわりを叶えようとする
注文住宅を建てるときは「最新の設備を揃えたい」「オシャレな外観にしたい」などと、多くの理想があるものです。しかし、すべての理想やこだわりを担当者に伝えてすべてを実現しようとすると、どんどん価格が上昇していきどうしても予算オーバーになってしまいます。
理想と現実の予算を比べ、叶えたい理想やこだわりに優先順位をつけましょう。優先順位が比較的低い項目はコストダウンできないか検討します。工務店の担当者と相談しながら、なるべく予算内に収まるように打ち合わせをしていきましょう。
*そもそもの予算が少ない
住宅金融支援機構の「2020年度フラット35利用者調査」によると、2020年度における注文住宅の所要資金は、全国平均で注文住宅3,534万円、土地付注文住宅4,397万円です。
注文住宅を建てる際の予算がこの金額より少ない場合は、予算オーバーになりやすい傾向にあります。もちろん地域によっては相場よりも比較的少ない資金で注文住宅を建てられる場合もあります。注文住宅の予算計画は、インターネットの情報や施工会社、工務店の経験をもとに、担当者と一緒に考えていきましょう。
3.想定外の費用がかかってしまう
注文住宅を建てる際は、建築費用以外にもさまざまな費用がかかります。塀やフェンス、カーポートやウッドデッキなど、外構工事に関する費用や、税金や登記費用といった諸費用が必要となります。これらの建築費用以外を想定しておらず、結果として予算オーバーになってしまうことがあります。 契約の際に何が含まれているのかしっかりご確認いただき、諸費用も含めてトータルでいくら必要となるのかをあらかじめ把握しておきましょう。
