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家づくりコラム

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2021.07.10

ZEH省エネ住宅とは?

こんにちは
価格と性能を両方まじめに考える北九州の工務店、ハゼモト建設の櫨本です。
北九州でZEH省エネ住宅とは?と尋ねられた時に、まずZEHの基本についてご説明をしています。

エネルギーの収支でゼロになる家がZEHですので、先ずは太陽光発電がないと、それは実現できません。
逆に言うと、大容量の太陽光発電があれば、理論上はゼロエネルギーハウスになり、それでは省エネに繋がらないということで、UA値という概念で0.6以下をZEH住宅と定義付けています。

このZEH住宅、2030年にはスタンダードになります。
今の平成28年基準はUA値0.87です。これは北九州のZEH省エネ住宅でも同じです。
ZEHはその基準より、単純に0.87÷0.6=1.45倍性能が良い住宅と判断できます。

逆に言うと、2030年になると、今の基準である平成28年基準の住宅は45%も性能が劣る住宅となります。
「えーーーーーーっ!建てて10年もしないうちに、時代遅れの住宅になるの?」と言う声が聞こえてきそうですが、

残念ながら、その通りなのです。

これと同じことが、過去にもあります。
建築基準法の改正で、耐震基準が変わりました。
昭和56年(1985年)6月1日が、その基準日ですが、現在でもこの期日を境目にして、中古住宅の価格や、助成金の対象物件になるかならないか等、法律も市場もその価値基準を明確に分けているのです。
わかりやすい基準があると、それによってグルーピングされ、様々な制約が生まれてくるのが現実なのです。

エネルギー対策が、国策として2050年のカーボンニュートラルの実現まで続く限り、住宅の高性能化、省エネ化は当然の流れとなります。
政府も、それを加速、定着させる為に、様々な補助金や優遇税制などで、広く普及する為の政策を実行してくると推測されます。

そうなると確実に、時代は北九州でもZEH省エネ住宅がスタンダードになります。
その事実を知りながら、一部のメーカーさんや営業さんは、この流れを否定するようなカタチのトークや、更にこの事実に触れることなく、契約から引渡までスルーするのだと思います。
お金が高くなるので、積極的に勧めないのです。
目先のお金が、お金では解決できない問題を引き起こすかも知れないのですが、その責任を感じることはないので、今はスルーという図式です、

家は負債だと言われる時があります。
確かに、このような事をスルーしていくと、数年後には、重たい価値の無い負債になるかもしれません。
一方で、欧米諸国のように、負債ではなく資産になる家づくり文化も形成される可能性も大いにあります。


繰り返しになりますが、
環境問題、省エネ政策など、この先、、、、確実に北九州でもZEH省エネ住宅が標準で、それが資産になるかどうかのボーダーラインになる事実が見えているのです。
価格と性能の両方まじめに考えるならば、北九州ではZEH省エネ住宅の選択肢をお客様にご提案しないのは、家づくりのプロとして、相当に罪深いことだと感じています。

買う側、建てる側のお客様も、しっかりとした眼を持つことが重要です。
投資は自己責任と言われていますが、
資産になる家づくり、負債を生む家づくり、家を買う、建てるということはそんな選択でもあります。

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