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2021.05.28

まじめが一番

こんにちは
価格と性能を両方まじめに考える北九州の工務店、ハゼモト建設の櫨本です。

この4月から住宅性能の「説明義務化」がスタートしました。
仕組みとしては、こんな感じです。

そもそも、建築士からの「意思確認」がありますが、これはどんなことを確認するかと言うと、説明を受けるかどうかの確認なのです。

住宅の性能に興味ある方はまだまだ少ないかも知れませんが、
「説明を受けますか?」と尋ねられて、「受けません」という方がどれくらいいるのでしょうか?
聞かれなければ、知らないことも、聞いてしまうと、気になるのが人の心理状態ではないでしょうか。

これもビックリですが、これ以上にビックリすることが、私にはあるのです。
基準とする性能は平成28年基準ですが、実質平成11年基準、これに達していなくても、「達していません」と説明すれば、現行法においては問題ないのが、法律で定めるところです。

平成4年基準、今から30年前の基準ですよ。
これに到達していなくても、OKと実質これを認めているのです。

よく、役所は規制が多いと言われますが、
こと、住宅の省エネに関しては、規制がユルユルで、
パリ協定順守などを考えた時に、これから先、相当ハードな状況になるのは明らかです。

下の図は、省エネ性能の評価方法です。
簡単に言うと、計算できない方々のために、簡易計算など含めて4パターン準備されています。
ハゼモト建設は紫で囲っている「標準計算ルート」で詳細に計算していますが、簡単な手法ほど計算値は、当たり前ですが悪くなる傾向にあります。

価格と性能を両方まじめに考えるなら、まじめな計算が絶対ですね。
やらない方は聞いてもこないと思いますが、まじめに計算する事で、コスパ良い性能の上げ方がみえてくるのです。
まじめが一番です。

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