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2021.04.22
EVの衝撃
こんにちは
価格と性能を両方まじめに考える北九州の工務店、ハゼモト建設の櫨本です。
中国のEV、最近はかなり低価格でバリエーションも広がってきました。先日、このブログで書かせて頂いた佐川急便が2700台随導入して行くとのことですが、問題は
走行距離と充電時間、そして充電ステーション。
この問題を解決する手法として、目から鱗というのでしょうか、バッテリー毎交換する手法で、この問題を改善しています。
西日本新聞さんが記事で取り上げていました。
取り替えの様子を動画で公開しています。
ちょっとした工夫ですが、利用者の困りごとを解決する一つの選択肢になると思います。
日本のEVは日産や三菱自動車などが先導し、日産リーフは健闘していますが、価格と性能、デザインでの評価が期待するほどではないかも知れません。
三菱自動車は撤退しました。
どうも、日本のEVは携帯電話と同じ道を歩んでいるような気がします。
様々な機能も搭載していますが、実用レベルでは一般の方が購入するには、やはり高いのです。
充電ステーションの問題などをクリアすることのハードルが高いので、なかなか普及しません。
それに比べて海外勢はテスラは高級車ですが、一部の車種の価格を80万円くらい、ドーンと下げました。
ちょっと背伸びしたら買える価格帯になってきました。
また、中国などはローコストで実用的な車を開発しています。
どちらもターゲットが明確です。
日本のメーカーは先進性を競うところまでは良いのですが、そこから先は、技術力だけでは難しくて、それを普及させるマーケティング力が問われるのです。
日本のEVのメリットが一つだけあります。
それはV2Hに対応していること。
V2Hは簡単に言うと、EVが蓄電池代わりをするシステムです。
現時点では外国メーカーのEVはV2Hに対応していません。
それはなぜかと言うと、V2H対応の充電器が日本製でほぼ2社しかないからです。
これも、日本でEVが普及してくると、アドバンテージはなくなってくると思います。
IT業化はEVを語れないと、時代から取り残される機運があります。
あのappleも近い将来参入してくるはずです。
ITやAIなどの普及で新しい産業革命が今、起きています。
EVの衝撃です。
価格と性能を両方まじめに考えながら、
家づくりも高性能の技術レベルを上げて行く必要があると確信を持って、日々研鑽を重ねていきたいと思います。