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2021.01.26

真実と選択肢

こんにちは
価格と性能を両方まじめに考える工務店、ハゼモト建設の櫨本です。

先日は阪神大震災から26年の記事に触れる機会がありました。
高速道路が倒れ、ビルが倒壊したあの時の衝撃は忘れれません。

同じように、東日本大震災も3月11にで10年になります。
福島の原発のその後が気になりまして、少し調べてみましたが、意外と衝撃的な事実に触れることができました。

出典資料は、社会学者の開沼博さんです。

0)主流学術団体、国際機関は「甲状腺がん増えてない/今後も増えない」「検査非推奨」の見解を繰り返している
※環境省「UNSCEAR 報告書のフォローアップ 経緯と概要」https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h29kisoshiryo/h29kiso-05-04-01.html
1) 検査をすること自体が、「有益」(+)でも「無益」(±0)でもなく、「有害」(-)
※IARC(国際がん研究機関) 2018 年9 月報告書
「Long-term strategies for thyroid health monitoring after nuclear accidents: recommendations from an Expert Group convened by IARC」
(日本語訳)「原子力事故後の甲状腺健康モニタリングの長期戦略:IARC 専門家グループによる提言」
http://www.env.go.jp/chemi/chemi/rhm/thelancet%20_oncology_comment_Oct19_2018.pdf
2) 検査をすれば「多発見」されるのは前から分かっていたのに伝わってないし、それゆえ混乱して
※「甲状腺検査受診の手引き – 福島県」https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/278774.pdf
3) 検査してもしなくても死亡率は変わらない=甲状腺がんは「死なないがん」
●韓国ではがん検診推奨政策により、突如甲状腺がんが15倍に「増加」(Ahn,H.S.et al.,N.Engl.J.Med.,Vol.371,No.19,1765~1767(2014))
●岡山大・千葉大・慶応大などの検査で100万人あたり300-1300人規模発見
「福島県「県民健康管理調査」検討委員会 第1 回甲状腺検査評価部会 広島赤十字・原爆病院小児科 西美和部会員提供資料」
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/6421.pdf
4)検査し続けることで過剰診断の「被害」者が増え続ける
※「甲状腺結節性疾患追跡調査事業」による3 県調査=青森、山梨、長崎をしたが甲状腺がんを持つ割合は福島と同程度と分かった
Hayashida N.et al.Thyroid Ultrasound Findings in Children from Three Japanese Prefectures:aomori,yamanashi and nagasaki.
PLoS One 2013 (8)12: e83220. DOI
※ランダムに遺体解剖をすると、甲状腺がんを抱えている人は人類の数割規模になることも多数の研究から分かっている
日本人のうちどれだけが甲状腺癌を持っているのか。剖検によって導き出された結論は11.3~28.4%。これは1975年、1990年に出された論文に書かれている。当
然3・11よりはるか前=原発事故由来の被曝が無い中での結果。
Fukunaga,F.H.et al.,Cancer,Vol.36,pp.1095~1099(1975) Yamamoto,Y.et al.,Cancer,Vol.65,No.5,1173~1179(1990)
海外でも同様の研究結果が存在。例えば、フィンランド人で同様に剖検をしてどれだけの人が甲状腺癌をもっているのか調べると、35.6%の人から甲状腺癌が発見された。
Harach,H.R.et al.,Cancer,Vol.56,No.3,531~538(1985)
※米国では1980 年代から甲状腺の超音波検査、1990 年代からは穿刺吸引細胞診が普及した結果、検査の精度が高まり、かつては見落とされていた小さな甲状腺癌まで見つ
かるようになった結果。
一方、この患者のほとんどは甲状腺のすべてを摘出する手術を受け、副甲状腺機能低下症や反回神経の損傷という健康被害も発生し「過剰診断」が指摘される。
Davies, L. and H.G. Welch, H. G., JAMA, Vol.295, No.18, pp. 2164-2167(2006)
5)検査が止まらない背景にある「医療過誤回避」と「活動家利権維持」の奇妙な共犯関係


ポイント
○そもそも増えてない
1)年を追うごとに増えているわけではない
2)他の地域と比べて多かったわけではない
3)地域差がない
○でも検査すると・・・
・甲状腺がんは検査で大量に見つかっても(みつからなくても)
死亡率が上がらない=死なない=治療の必要がない
・検査をする必要がない
するならば、のどへの違和感、しこりなど自覚症状が出てきてからでもほとんどの場合問題ないし、
甲状腺がんやその検査のリスクを理解しない状態での悉皆検査ではなく、そのリスクが社会的に共有された状態で
任意に検査すべき
・「そうは言っても、検査して安心したいのでは?」
多数は安心するだろうが、その結果、そうなる必要がなかったのに社会的に「がん患者」にさせられ犠牲になる人
がでる
・10 代で「がん患者」になると・・・
その後の進学、就職、結婚、出産など、ライフステージのあらゆるタイミングで差別的扱い受ける
生命保険入れない、ローン組めず家買えない
一生経過観察通院、手術すれば一生体調不良、服薬

このレポートの受け止め方は様々だと思います。
ただ言えることは、正しい情報、選択できる情報がなかなか私たちには入ってこないのは間違いありません。
10代で「がん患者」になると・・・の内容は、日頃から業務で住宅ローンのサポートをさせて頂いていますので、自分の選択肢ではなく、借りるという選択肢が無くなることに対して、胸が痛みます。

色々と考えさせられる内容です。
コロナ禍の中、考えさせられることがあるような気がします。


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ハゼモトにしか出来ない役割なのだと思います。

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