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家づくりコラム
家づくりコラム
2020.12.28
太陽のエネルギーを使った家づくり
価格と性能を両方まじめに考える工務店、ハゼモト建設の櫨本です。
先日はドカ雪の話題がワイドショーなどを賑わしていました。
雪に慣れた方でも、あの降り方は予測できなくて、また、対処もできなかったということは、自然の力は人間はなかなか完全にコントロールできないということです。
夏場は日射を遮断しなければなりません。
冬場は逆に日射を取り入れていくことが重要です。
南面の普通ペアガラスから入る太陽光エネルギー量は
336W/㎡×日射熱取得係数0.79=265W/㎡となります。
大きな掃き出し窓(W×H=2000×2000)が南面にあると
2.0×2.0×265w/㎡=1,060Wとなり、電気ストーブが一台窓にあるのと同じカタチになります。
日射熱をうまく取り入れることができる時は、太陽が顔を出している時です。
それ以外の時は、逆に窓が最大の弱点となります。
自然と共生しながら暮らしをイメージすることで、家のことも考えていかなければなりません。
価格と性能を両方まじめに考える工務店、ハゼモト建設は断熱性能、気密性能に加えてパッシブ(自然の力の活用)力も重要なポイントにしています。
なんせ、太陽のエネルギーは0円ですので、使わないってことは、相当に損をしています。
高い電気を購入することが、必ずしも当たり前ではないってことを、少し頭に入れておくと、損をしない家づくりが実現可能になると確信しています。