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家づくりコラム
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2020.03.21
エアコンについて 3
冷蔵庫と同じようにエアコンにも冷媒が使われています。
暖房の場合、室内機と室外機の間をぐるぐる回っている「冷媒」が、空気中の熱だけを乗せて部屋の中に運びます。冷媒が動くパイプが線路だとすると、熱を乗せたりおろしたりする熱交換器は駅の役割をしています。
※冷房の場合は逆に部屋の中の熱を外に運びます。
冷媒はなぜこのようなことができるのでしょうか? それは、「気化熱(蒸発熱)」と関係しています。たとえば、注射のときアルコール綿で腕をふくとひやっとしますが、あれはアルコールが蒸発するときに体の熱をうばっているから。 液体が気体になるときには、周囲から熱をうばい、反対に、気体が液体になるときには、周囲に熱を放出します。 |
冷媒として使われているフロンは常温では気体ですが、圧力をかけると液体になり、圧力を下げるとまた気体に戻ります。 エアコンの室内機と室外機をつなぐパイプの中を回っている冷媒は、暖房時には室外機で「液体→気体」となって外の空気の熱をもらいます。熱をもらった冷媒は、室内機に移動して「気体→液体」となって熱を部屋の中に送ります。 冷房時にはその逆の動きをしています。冷房時、外にある室外機から熱い空気が出ていますが、それはもともと部屋にあった熱なのです。 |
かつてはR 22冷媒が使われていましたが、R 410Aが代替えとして使用されていましが、地球温暖化係数がR 410の1/300にR 32への転換が進んでいる状況です。
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