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2017.08.10
お盆の「お供え物」、基本的なしきたりとは
お盆のお供え物は、宗派や地域によって多少の違いがありますが、 一般的にお供え物は「五供(ごく)」と呼ばれ、灯燭(とうしょく)やお線香、 故人の好きだったお花や食べ物、お水などでご先祖様の御霊をもてなすというのが基本的な考え方です。 ただし、食べ物をお供えする時には、次のことに注意しましょう。
箱入りのお菓子などは、箱のままだとご先祖様がいただけません。 箱から出して小袋の状態でお供えしましょう。
梨やりんごなどの果物は皮をむいてフォークを添えます。 ぶどうなどは、きれいに洗って鉢に盛って供えます。
お蕎麦やソーメンなどの乾麺は、必ず茹でてからお供えします。 おつゆやお箸も忘れないようにしましょう。
お供え物は、ご先祖様と一緒に家族で食べるのが本来のしきたりです。 お供えをするときは、なによりも「ご先祖様を敬う」という心がけが大切ですよね。