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家づくりコラム

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2016.05.06

夏型過敏性肺炎ってなに?

『夏型過敏性肺炎』は5〜10月頃の夏期に多く、古くて湿気の多い木造家屋に住んでいる方は注意が必要です。 特に家にいることの多い専業主婦や高齢者などに多く発症する病気です。 症状としては、咳、呼吸困難、発熱が主で、特定の場所や時期において繰り返されることが特徴です。 主な原因は、カビに対するアレルギーです。 そのため、入院や長期間の旅行など、生活環境が変わり、アレルギーの原因から離れると自然と良くなることも多くあります。 肺炎は原因が不明のことも多々ありますが、『夏型過敏性肺炎』の場合、医者にかかっても処方された抗菌薬が効かず症状が悪化し、入院で症状が一時的によくなり退院し、その後自宅に戻ると症状が再燃し、また入院してしまうことも。 よくよく調べてみたらカビが原因だった、ということもまれにあります。 木材や畳は一度カビが繁殖してしまうと、それらを全て除去することは簡単ではなく、ひどい場合は家の建て替えを強いられるケースもあるほどです。 「それでもたかが肺炎でしょ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、厚生労働省の統計によると肺炎は今や、『がん』と『心疾患』についで日本人の死因第3位! 特に高齢化が進む日本では、今後も肺炎による死亡が増加することが予想されています。 軽視せずに疑ってかかりましょう。]]>

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