BLOG
家づくりコラム
家づくりコラム
2016.02.27
床下の違い
お客様からのご依頼で、購入検討物件の「家検」です。
冷たい雨が降る中、いつものモリモリと出動してまいりました。
回数を重ねてくうちに、「家検」業務もだいぶ板についてきました。
どうでしょうか?
これは、基礎に鉄筋が入っているかどうかを確認している状況です。
青いマスキングテープを貼っているところに鉄筋が入っています。
天井点検口から天井に入るのですが、モリモリは・・・
頭は小さいのですが、お腹がこれでは入りません。
シャツもズボンから飛び出てきて、、、少し情けない状況です。
床下の状態です。
築40年前の施工ですから、床下に防湿コンクリートは施工されていません。
床下換気口があるので、床下は十分に乾燥していますが、湿気は強制ファンで換気されていました。
今は、外気がビュンビュンと入ってきます。
また、床下断熱材もありません。
真冬は、氷の上に板を敷いて歩いているのと同じ状態になります。
これって、やはり身体に悪いですよね。
このスタイルは日本におけるフローリングの伝統的スタイルです。
足が汚れるから、スリッパを履くのではなく、足が冷たいからスリッパを履く。
これが、本当の答えだと、つくづく思うことが増えてきました。
この解決作として、ハゼモト建設は床下エアコンを採用しています。
ガラリの向こう側に、エアコンがあります。
ガラリは吸い込み用で、暖かい空気は、床下へ吹き出しています。
その暖かい空気は、床下を温めながら床用ガラリから、吹き出して部屋を暖めます。
簡単にいうと、こんな理屈ですが、
論より証拠。
一度、体感してみないと、わかりません。
今は、ショールームでそれを体感することができます。
来週から暖かくなるようです。
今が、体感できる最後のチャンスかも知れません。