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家づくりコラム
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2015.11.24
生活感のない部屋と無頓着な部屋は違います
住まいの環境作りを考えた時に、よく「生活感のない部屋の方が良い」と言ったことが話に出ることがあります。
しかし、ここで気を付けておきたいのは、生活感のない部屋と言うのは、無頓着な部屋とはまた違うと言うことです。
これが理解できていないと、無頓着な部屋になってしまい、居心地の悪さにつながってしまう恐れがあります。
例えば、生活感のない部屋と言うのは、生活に必要なものが見えづらい部屋のことを言います。
ですので、家の中にただものがないというのは大きく異なるのです。
家の中にものがなければ、スッキリとはしますが、これでは殺風景過ぎて、住まいと言うよりも待合室のようになってしまいます。
生活に必要なものが置かれてあったとしても、きれいにディスプレイをしたり、カーテンをかけて見えないようにしておくことで、生活感をなくすと共に、オシャレな感じを出すことができます。
なお、こういった環境を整えやすくするためにも、住宅設計の段階からしっかりと構想を練っておくことが大切になってきます。
例えば、事前に施工例として、おしゃれでかっこいい部屋を見ておいたりすると、ヒントとなります。
工夫を行うことによって、無頓着な部屋ではなく、生活感の無い素敵な部屋を作るように心がけましょう。]]>