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2015.03.19

太陽光=省エネ?

太陽光発電など、再生可能エネルギーの拡大による各家庭の負担が増大しています。
2012年から始まった制度ですが、その当初は月額100円程度でしたが、2014年度は年間負担額は270円に。
2年間で2倍強の負担増です。

しかし、2015年度はここから更に2倍上がります。
各家庭の負担額は5688円に。

驚くことに、認定した設備がフル稼働すると負担額は1万円を超えると試算しているようです。
再生エネルギーで先行するドイツは2万円を超えたこともあるとのこと。

政府は夏までに最適な電気構成の比率を現在の10%強から20%超えに引き上げよとしています。
この国の方針は大きく変わらないし、原発の事を考えると間違った政策ではないと思います。

今、太陽光=エコや省エネだと住宅関連の多くのメーカーさんが言われていますが、本当にそうでしょうか?
機械の頼るだけのエコや省エネ的なセールストークに限界を感じるのです。

ゼロエネの論議には、必ずエネルギーを創り出す、創エネ設備が必要です。
この設備の代表選手は太陽光発電です。
機械的な設備が創り出すエネルギーで、消費するエネルギーを相殺して、ゼロエネ住宅は生まれます。

この理屈でいけば、大容量の太陽光発電システムを搭載すれば、光熱費をムダに浪費してもゼロエネ住宅になるということになります。
何か少しおかしくないですか?

私は、本当の意味でのエコや省エネは、やはり自然の力を活用するという前提が大切だと考えています。
数日前から少し暖かくなってきました。
これは太陽の恵みのお陰です。
この太陽の恵みは、不安定さがあります。
一次エネルギーをベースに考えると、国のエネルギー政策においては、この事実は大きな弱点でもあります。
しかし、各家庭において消費される電気やガスの消費を抑えるという意味で、太陽の恵みを活用できるとしたら、光熱費は削減できると思いませんか?

しかし、太陽の恵みを活用するには、建築的なコツがあります。
この続きは、また次回にでも

 

 

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