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家づくりコラム
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2024.12.03
“クリーン北九州”まち美化活動 公園清掃を行っています。
こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」ハゼモト建設です。
今回は、私たちが取り組んでいるまち美化活動「公園清掃」についてをご紹介します。
“クリーン北九州”まち美化キャンペーンとは?
「クリーン北九州」まち美化キャンペーンは、北九州市が主導する大型の環境美化プロジェクトで、毎年ごみゼロの日である5月30日から1カ月間実施されます。
キャンペーン期間中は、市内各所でさまざまな清掃活動が展開されます。例えば、小倉北区の勝山公園や門司区の高田公園、若松区の岩屋海岸などで実施される公園や海岸の清掃活動が挙げられます。また、八幡西区では金山川や黒崎中央公園周辺の清掃活動が予定されています。これらの取り組みは、多場所で地域住民やボランティア団体が協力して行うものであり、北九州市全体の環境改善につながります。
長期的な取り組み
私たちは、単発的な取り組みに留まらず、長期的な視野での活動拡大を計画しています。各地区の自治会や学校、NPO団体と連携し、季節ごとの清掃イベントを継続的に行っています。また、「市民いっせいまち美化の日」や「清潔なまちづくり週間」といった定期的な取り組みを活かし、参加者のさらなる増加を目指しています。
INDEX
私たちが目指すもの~SDGs視点から~【北九州 新築・注文住宅】
私たちが目指すもの~SDGs視点から~【北九州 新築・注文住宅】
「海の豊かさを守ろう」との関係性
私たちは、北九州市内の清掃活動を通じて、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」に直結した取り組みを行っています。地域住民やボランティアによるごみ収集は、ポイ捨てごみが海に流れ込むのを防ぎ、北九州の美しい海景を未来に引き継ぐ重要な役割を果たしています。
「陸の豊かさも守ろう」への貢献
私たちの活動は、SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」に応えるものです。これにより、市内の緑地や貯水池周辺のエコシステム維持が進み、生態系の多様性を保つことが期待されています。また、これらの活動を介して、地域住民が自然と触れ合う機会が増え、環境保護意識の向上にもつながっています。
地域社会での資源循環の促進
キャンペーンの目的の一つには、資源循環型の社会を形成するための意識啓発が含まれます。この取り組みは、SDGs目標12「つくる責任、つかう責任」に対応しており、清掃活動を通じて人々が不法投棄やポイ捨て防止に関する学びを深め、地域全体の環境管理レベルを向上させる一体感が醸成されています。
清掃活動で実現した改善事例
「クリーン北九州」まち美化キャンペーンでは、各地で活発な清掃活動が実施され、具体的な環境改善が実現しました。例えば、若松区の岩屋海岸では、海浜清掃を通じて散乱ごみが劇的に減少し、海岸線の景観が大幅に向上しました。また、小倉北区の勝山公園や八幡西区の金山川の清掃活動でも、市民の手による公園清掃や河川敷清掃が進められ、安全で美しい散策路が戻ったとの声があがっています。
住民の意識変化
キャンペーンをきっかけに、北九州市の住民には環境美化への関心が高まったという意見が多数寄せられました。参加者からは
「普段気づかない場所にも多くのごみがあったことが心に刺さった」
「地域コミュニティと協力することで街を守る意識がさらに深まった」
などの証言が聞かれています。特に若い世代を中心に、SDGsの目標である「住み続けられるまちづくり」に関与することで、自分たちの行動が社会に貢献していると実感する機会となっています。
地域社会における公園の重要性【北九州 新築・注文住宅】
地域社会における公園の重要性【北九州 新築・注文住宅】
公園は、地域住民にとって単なる緑地ではなく、多機能な役割を果たします。健康増進の場としての役割に加え、子どもたちの遊び場、高齢者の憩いの場、さらに災害時には避難所としても利用されます。このように「公園の大切さ」を再認識し、その維持管理への関心が高まる中、私たちのような住民主体の活動が重要な役割を担っています。
多世代交流を促進するきっかけ
公園清掃活動は、清掃活動や除草作業といった基本的な業務にとどまらず、多世代交流のきっかけとしても有意義です。清掃活動には、子どもから高齢者まで幅広い世代が参加しており、活動を通じて自然な形で世代間の交流が生まれています。たとえば、清掃中に子どもたちが積極的にごみを拾い、高齢者が道具の使用方法や環境保護の知識を伝える場面が多くみられます。このように、世代を超えたコミュニケーションが地域コミュニティの活性化にも寄与しています。
公園の美化がもたらす防犯効果
公園清掃や除草作業が行き届いた公園は、美しく、安全な場所になります。これにより、ゴミの不法投棄や犯罪などが少なくなり、地域住民が安心して過ごすことができる空間となります。さらに、地域住民が積極的に交流する場としての公園が注目されることで、防犯意識も自然と高まります。
担い手不足とその解決策
私たちが直面している最大の課題の一つは、活動を担う人手不足です。特に70代以上の高齢者が活動の中心を担っている現状があり、若い世代の参加が不足しています。このままでは、将来的に公園清掃や除草といった基礎的な活動が持続できなくなる可能性があります。
公園が単なるレクリエーションスペースとしてだけでなく、防災面や教育面でも地域にとって欠かせない存在となっていることを実感できます。広報活動を強化することも重要です。
公園清掃は公園の魅力を再発見するとともに
公園の大切さを意識する良い機会
公園の整備に関わる経験は、「公園の大切さ」を住民一人ひとりが実感する機会となります。自らが清掃に参加することで、公園が自分たちの共有財産であるという意識が芽生えます。その結果、公園を愛し、大切に守り続けるという責任感が高まり、地域全体の環境への意識改革にもつながります。誰もが気軽に参加できる環境づくりに取り組んで参ります。
家づくりはまちづくり