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家づくりコラム

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2024.07.12

コスパを考える方必見! 快適ZEH住宅

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。

2021年以降エネルギー価格は世界的に高騰し、日本でも電気料金の値上げが続いています。
せっかく新築しても、暑さや寒さへの対策をせずに光熱費がかさんでしまっては、
お財布にも心身にも快適とはいえません。
2025年4月以降は、全ての新築住宅に「省エネ基準」への適合が義務付けられます。
この基準は、2030年に更に厳格化され、ZEH基準に引き上げられる予定です。
今回は、ZEH住宅のメリットやコスパについてご紹介します。

まずZEHの基本についてご説明します。

ZEHとは【北九州 新築・注文住宅】

エネルギーの収支でゼロになる家がZEHですので、先ずは太陽光発電がないと、それは実現できません。
逆に言うと、大容量の太陽光発電があれば、理論上はゼロエネルギーハウスになり、
それでは省エネに繋がらないということで、UA値が0.6以下をZEH住宅と定義付けられています。

UA値【北九州 新築・注文住宅】

UA値は数値が低いほど断熱性能が高くなります。
2022年3月時点で最高等級だった断熱等級4のUA値0.87は、2025年以降『最低基準』となります。

断熱性能が高い家は、家のどこに居ても快適な温度、安定した環境で過ごせます。
ZEH住宅に住むと、自然と心身にストレスの少ない毎日を送ることができるため、健康管理や健康寿命にも
いい影響を与えてくれます。仕事や家事などのパフォーマンスアップにもつながるはずです。

2024年度のZEH(ゼッチ)関連の補助事業

2024年度のZEH(ゼッチ)関連の補助事業【北九州 新築・注文住宅】

ZEH(ゼッチ)住宅は高性能ですから、一般的な住宅より建築コストが高くなりがちです。
資金面の不安から、建てたいけど一歩を踏み出せないと感じる方も多いのではないでしょうか。
そのご不安は、経済産業省や環境省、国土交通省が提供する補助金制度をうまく活用することで大幅に軽減できます。

ZEHこどもエコホーム支援事業100万円/戸
地域型住宅グリーン化事業上限140万円/戸
戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH) 化等支援事業定額55万円/戸
ZEH+戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH) 化等支援事業定額100万円/戸
次世代ZEH+次世代ZEH+実証事業定額100万円/戸
次世代HEMS次世代HEMS実証事業定額112万円/戸
LCCM住宅※LCCM住宅 整備推進事業 等上限140万円/戸

※ZEHが住宅運用時のエネルギー消費量の収支をゼロにするのに対し、LCCM住宅とは、住宅の建築時・運用時・
廃棄時の二酸化炭素(CO2)排出の収支をゼロにする住宅のことです。

高い性能の住宅は建築費用がかさみ、新築購入のハードルが上がりそうですが、認定住宅や省エネ性能の高い住宅、
断熱性能の高い住宅など、補助金を受けられるだけでなく、住宅ローン減税や贈与税非課税枠の拡大などの優遇措置があります。

経済的メリット:太陽光発電【北九州 新築・注文住宅】

経済的メリット:太陽光発電【北九州 新築・注文住宅】

ゼロ・エネルギー・ハウス ZEH【北九州 新築・注文住宅】
ゼロ・エネルギー・ハウス ZEH【北九州 新築・注文住宅】

新築住宅に太陽光発電を導入すると、まず最も実感できるメリットが電気代の節約です。
日中に太陽の光を利用して発電した電気は、夜間や曇天時に使用することができます。
これにより、電力会社からの電気の購入量が大幅に減少し、結果として電気代の節約が実現します。
使用しきれなかった余剰電力は、電力会社に売ることができますが、売電による収入を主な目的とするよりも、
自家消費を重視する方が経済的に有利となってきています。

自家消費を重視することのメリットは、電気代の節約だけでなく、電力供給の安定性にもあります。
太陽光発電により、自宅で発電した電気を優先的に使用することで、電力会社の供給が不安定になった場合でも、
一定の電力供給を確保することができます。これは、災害時などの非常時にも大きな安心感をもたらします。

今から設置して損することはない?
初期投資の回収についても、自家消費を重視することで、電気代の節約を通じて早期に実現することが期待されます。
太陽光発電の設備投資は、技術の進化や市場の拡大に伴い年々低減し、家計への影響も少なくなっています。

出典:e-concept 太陽光発電を導入するメリットは?今から設置して損することはない?【北九州 新築・注文住宅】
出典:e-concept 太陽光発電を導入するメリットは?今から設置して損することはない?

2022年からの電気代高騰を受けて、政府は「電気・ガス価格激変緩和対策事業」を施行。
そのため、2023年2月検針分から値引きが行われ、おかしいほど高いと言われた電気代が少しずつ落ち着いてきました。
しかし、全国の大手電力会社は2024年4月1日より、託送料金の変更に伴う電気料金の見直しを行いました。
今後もどんどん値上げされていくでしょう。

太陽光発電の導入は、光熱費の上昇という社会背景の中で、家計をサポートする強力なツールとなります。
特に、自家消費を重視することで、経済的なメリットを最大限に引き出すことができるでしょう。

売電⇒自家消費の時代へ【北九州 新築・注文住宅】
売電⇒自家消費の時代へ【北九州 新築・注文住宅】

高性能住宅を建てる利点【北九州 新築・注文住宅】

高性能住宅を建てる利点【北九州 新築・注文住宅】

国が推進するゼロエネルギーハウス(ZEH・ゼッチ)や長期優良住宅の基準に該当する高性能住宅を
建てることには、多くの利点があります。最も重要な利点は、将来のエネルギー費用を節約できることです。
また高性能住宅は、耐久性が高く、長期的に見てメンテナンスコストが低いので、将来の家計を守るためにも重要です。

出典:チカラボ 住まいの不満・不安について

家を建てる前は、性能というところが下の順位になっています。

しかし、実際に建てて住んでみた後にとうなるかというと、不満・不便・不安のランキングで、
1位は家が暑い、2位は家が寒い、3位は結露となります。

この3つが一番の問題になってくるわけです。

出典:チカラボ

高性能住宅は、一般的な住宅と比較して、エネルギー効率が約20%~40%向上することが一般的です。
これは、年間の光熱費を最大で数十万円程度節約できることを意味します。長期的に見ると、節約額は
数百万円にもなり得ます。

さらに、高性能住宅は、高品質な建材や建築技術を採用しているため、耐久性が高く、メンテナンスコストが低く抑えられます。
一般的な住宅に比べて、メンテナンスコストが約30%程度削減できると言われています。
長期的に見て数十万円の節約が可能になり、将来的に住宅を売却する際にも、一般的な住宅に比べて高い価格で
売却できる可能性があります。

いかがでしたでしょうか。
2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、法改正や制度の見直しが次々と施行されています。
高い性能の住宅は建築費用がかさみ、新築購入のハードルが上がりそうですが、認定住宅や省エネ性能の高い住宅、
断熱性能の高い住宅など、補助金を受けられるだけでなく、住宅ローン減税や贈与税非課税枠の拡大などの優遇措置があります。

ハゼモト建設では、お客様のニーズに合わせた最適なプランを提案し、実現します。
新築をお考えの方は、ぜひ資料請求いただき、見学会で実際の家を体感してみてください。

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