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家づくりコラム

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2022.09.12

新築のビルトインガレージで失敗しないための方法とは?作る場合のメリットもご紹介します

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。

建物の1階部分に駐車スペースがある家を見たことはないでしょうか。
ビルトインガレージというもので、駐車場以外にも趣味のスペースなどに使用する場合もあります。
海外の映画やドラマの住宅でもよく見られる構造ですので、憧れている方も多いのではないでしょうか。
今回は、新築のビルトインガレージで失敗しないための方法や作るメリットについてご紹介します。

□新築のビルトインガレージとは?【北九州 新築・注文住宅】

新築のビルトインガレージとは?【北九州 新築・注文住宅】
出典:sumika コスト削減ガレージハウス

新築のビルトインガレージとは?【北九州 新築・注文住宅】

ビルトインガレージとは、家の1階部分にシャッターなどを設置した駐車スペースを指します。
別の場所に駐車場を用意することなく、敷地内を有効活用できるのが特徴です。


敷地が道路よりも高い場合は、地下室に作るケースもあります。また、ガレージの設置により
防犯性が高く、雨風によるサビなども防げるため、車をきれいな状態で所有することが可能です。
高級車をお持ちの方や愛車を大事にしたい方に好まれる住宅のタイプです。

□ビルトインガレージに使用するシャッターの種類【北九州 新築・注文住宅】

ビルトインガレージに使用するシャッターの種類【北九州 新築・注文住宅】
出典:suumo ガレージハウスは風雨に強い(イラスト/タイマタカシ)

ビルトインガレージに使用するシャッターの種類【北九州 新築・注文住宅】

ビルトインガレージに使用されるシャッターの種類は、巻き上げ式シャッター、
ベルト式シャッター、オーバースライダー式シャッターがあります。

・巻き上げ式のシャッター
巻き上げ式のシャッターは、チェーンを使用して巻き上げる方法です。
巻き上げるスピードはゆっくりなものの、コンパクトで場所を取らないのがポイントです。
開閉時の音は、大きめで早朝や深夜には注意しなければなりません。

・ベルト式シャッター
ベルトを使用して巻き上げる方法です。
巻き上げ式と比べるとパワーが弱く、シャッター自体が重い場合は不向きです。
開閉時の音は、巻き上げ式よりも静かなタイプです。

・オーバースライダー式シャッター
レールに沿ってシャッターをスライドさせながら開閉する方法です。
パワーも強く、重いシャッターでもかんたんに開閉できます。
音も静かですが、天井の高さやレールを設置するスペースが必要です。

□新築のビルトインガレージで失敗しないために考えること【北九州 新築・注文住宅】

新築のビルトインガレージで失敗しないために考えること【北九州 新築・注文住宅】
出典:pinterest 自転車を趣味とした空間

新築のビルトインガレージで失敗しないために考えること【北九州 新築・注文住宅

*予算を考えて設計する

ビルトインガレージは、車庫やカーポートよりもコストがかかります。
1階部分は、空洞で壁がない分、耐震補強工事が必要です。

また、照明やセンサー式ライト、換気扇、長時間過ごす場合はエアコンの設置が必要になるなど、
さまざまな費用が発生します。したがって、オプションを増やしていくと、予算オーバーになる
可能性があります。施工会社に相談して、予算内に収まるよう見積もりを出してもらいましょう。

*大きさ・居住空間とのバランス

ビルトインガレージが大きいほど、1階の居住スペースが狭くなります。
逆にビルトインガレージの大きさをぎりぎりまで小さくすると、車の乗り換え時にガレージに
入らなかったり、車の乗り降りが窮屈になったりといったトラブルが発生する場合もあります。
1階部分は、エンジン音や排ガスの発生もあるため、2階や3階を生活の中心とする対策も必要でしょう。

*シャッターの種類を選ぶ

新築を建てる際にシャッターの種類を考える人は多くありません。そのため、入居後にシャッターの
開閉音が気になったり、シャッターの開閉が遅いなど、問題に気づくケースもあります。
シャッターを選ぶ際は、重さ、開閉スピード、手動・自動、開閉音などがポイントです。

□新築のビルトインガレージのメリット【北九州 新築・注文住宅】

新築のビルトインガレージのメリット【北九州 新築・注文住宅】
出典:dig-it 【お手本にしたい家づくり】ポルシェ、サーフボード、自転車…… 生粋の趣味人が作ったガレージ。

新築のビルトインガレージのメリット【北九州 新築・注文住宅】

*雨でも濡れずに車を乗り降りできる

ビルトインガレージは家とつながっており、生活動線がスムーズです。
そのため、雨に濡れることなく車を乗り降りができます。
また、雪が多い地域では、駐車スペース内や車の上に積もった雪の雪かきも不要になります。

*壁やシャッターに囲まれるので愛車を守れる

シャッターがないカーポートでは、強風による飛来物や雨による汚れなどを防ぐことができません。
強い台風では、屋根が剥がれるケースもあります。
ビルトインガレージは、壁やシャッターに囲まれているため、雨や強風などの悪天候に影響がなく、
愛車をきれいな状態で保管することができます。
また、シャッターには鍵をかけられるため、防犯性にも大変優れています。

*直射日光から車の色褪せを防げる

青空駐車場のような屋根のない場所では、直射日光による塗料の日焼けや色褪せが発生しますが、
ビルトインガレージではそれらを防ぐことができます。
また、屋根がないと夏場は車内に熱がこもってしまいますが、ガレージ内であれば直射日光を
避けられるため、夏でも快適に車に乗ることができます。

*自宅にいながら愛車を鑑賞できる 

家とビルトインガレージの仕切りとして、ガラスやアクリル板を使用すると、家の中から
愛車を見ることができます。ただし、居住スペースとガレージを隣接させる場合は、
排気ガスのにおいや音が居住スペースにまで広がる可能性が高いので、対策は必要です。

*趣味を楽しむためのスペースができる

ビルトインガレージは車以外にも、バイクやマウンテンバイクなどの乗り物やアウトドア、
DIYなど、趣味を楽しむためのスペースとして活用が可能です。
家の中では部屋が汚れてしまうのでできなかった作業も、ガレージ内であれば思う存分楽しめます。

□まとめ

今回は、新築のビルトインガレージで失敗しないための方法や作るメリットについてご紹介しました。
ビルトインガレージは、防犯性が高く、雨風による悪天候に影響ないなど、きれいな状態で
車の保管が可能です。
ただし、シャッターの種類や居住空間とのバランス、予算などをあらかじめ計画することが大切です。

車の保管以外にも趣味を楽しむためのスペースができるため、一度、検討してみてはいかがでしょうか。
北九州市で新築・注文住宅を建てる際に、狭小の敷地でも、ご家族に合った様々なご提案をさせて頂きます。

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