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家づくりコラム

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2022.07.05

土地選びが終わらないのは優先順位のせい? 重視したいポイントもご紹介

こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より家づくりの役に立つ家づくりコラムです。

住宅のデザインや間取りで頭を抱える前に、土地の購入で悩む方は少なくありません。
「あれもいい、これもいい」とあちらこちらに目移りしてしまい、決めかねてしまうからです。
実はその原因は土地を選ぶ際の優先順位にあります。

今回は、土地選びにおける優先順位の決め方や、土地を選ぶ際に重視するポイント、
必ずチェックしておきたい要素などをご紹介します。

土地選びをする際の優先順位の決め方は?

土地選びをする際の優先順位の決め方は?

それぞれの家族によって、価格や、駅への近さ、土地の広さ、周辺施設の多さや
学校区などご希望は様々です。
ですが、土地が広くて駅チカなど、条件が良くなれば良くなるほど価格は
高くなってしまうものですから、ある程度希望を絞らなくてはなりません。

ご家族で意見が割れてしまうこともあると思います。
そんなときは、一度皆さんの希望を紙に書き出してみましょう。
優先順位の候補をいくつか見つけたら、5つまでに絞り、優先順位をつけてください。
絶対に譲れない条件から順番に、1..2..3…と数字を振っていきます。
そうすることで、ご家族の方向性が見えてくるのです。

優先順位の例
1 治安がいいこと
2 教育環境があること
3 近くに公園があること
4 電車が利用しやすいこと
5 近くにスーパーが一軒はあること

上記のように具体的に優先順位をつければ、この条件を満たしている土地を探せばいい
ということになります。

「今」だけではなく、出産・育児・転職・子どもの教育・老後の生活といった、
ライフプランを見据えながら検討してみましょう。

土地選びの際に重視されているポイントをご紹介

土地選びの際に重視されているポイントをご紹介します。

土地選びの際に重視されているポイント
土地選びの際に重視されているポイント

交通の利便性

住みたい土地を選ぶとき、考慮したいのが交通アクセスの利便性です。
自宅から会社や学校までの時間、最寄駅までの距離はもちろん、
電車の本数や主要駅までのアクセス利便性と混雑具合などもポイント。
バスや自家用車を使う場合は、冬道の状況も忘れず想定を!

ただし最近では在宅勤務やリモートワークなど、新しい働き方も増えてきています。
毎日の通勤がないという方は、交通の利便性の優先順位が下がる可能性もあるでしょう。

優計画道路で将来性をチェック!
計画道路とは、将来、道を広くしたり、バイパス道路になる予定になる場所のことです。
いつ出来上がるかはわからないため、将来的に便利になるなら、というだけで選ぶ方は
あまりいらっしゃいません。ですが、気に入った土地があって、利便性が少し気になる
という場合なら、計画道路が近くにないかをリサーチしてみてもいいかもしれません

周辺施設の利便性

周辺施設の利便性

生活利便性を重視するなら、以下の施設があるかチェックしておきましょう。

・食材を購入できるスーパー
・ドラッグストア、コンビニ
・商業施設(スーパー、日用品、衣類、飲食店が集まっていると便利)
・普段利用する医療施設(内科や小児科、歯科など)
・普段利用する銀行、郵便局
・役所、出張所
・普段利用する図書館や体育館

お店があるだけではなく、自分の生活時間帯に合っているかもチェックします。
普段車で移動している人は道路は車で通行しやすいか、施設に駐車場はあるか、
駐車場は停めやすいかといった点もポイントになります。

治安や環境の良さ

ゴミのポイ捨てが多い土地は、小さな問題でも軽視される環境と捉えられて
犯罪が起きやすいといわれています。空き家に落書きがされていないか、
公園のゴミ箱に家庭ごみが捨てられていないかなども確認しておくとよいでしょう。
国道や幹線道路が近い場合は、騒音や事故の心配がないかどうかも確認してみましょう。

子育てや教育環境

実際に住み始めてみると、学びや遊びにあまり適していない土地柄だったということがあります。
特に結婚して間もないご夫婦だと、お子さんができてからやっと気づくケースもよくあるので
注意が必要です。子どもがいるご家庭や、将来的に出産を考えているご家庭は土地探しの
最重要ポイントとして最初から念頭に置いておきましょう。

土地選びの際は敷地調査も重要! 実際に現地もチェックしよう

土地選びの際は敷地調査も重要! 実際に現地もチェックしましょう。

土地選びの際は敷地調査も重要
土地選びの際は敷地調査も重要

土地選びで優先順位を考えるとき、周辺エリアの条件を確認すると同時に、
土地そのものの条件や法律的な制限も確認することが大切です。
現地に足を運んだり敷地調査をしたりして、次のような点を確認してください。

地盤の固さや状況

杭の施工不良でマンションが傾いた話はご記憶にあると思います。
規模の違いこそあれど、住宅でも起こる話です。
十分な耐震性がある土地かを確認するために地盤調査は欠かせません。
結果次第では、地盤改良工事が必要なこともあります。

詳細な地盤調査は土地を購入してからしかできませんが、失敗しないためには
事前にできる範囲で地盤の状態を調べてみましょう。
建てる会社を決めているのであれば、ハウスメーカーや工務店にも相談して、
購入するかどうかのアドバイスや付帯工事の見積などをもらうと安心です。

法律による制限

土地ごとに、敷地内に建てられる建物の広さや大きさ、高さなどが決められています。
土地が広いからといって、必ずしも希望の広さや大きさの建物を建てられるとは
限らないので注意が必要です。

建築面積については「建ぺい率」、延べ床面積については「容積率」、高さについては
「斜線制限」などで定められていますので、ぜひ確認してみましょう。

土地の形状や高低差

土地の形状は大きく分けて「整形地」と「非整形」の2種類に分けられ、
それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。
非整形地にはデメリットが多いですが、条件に見合った土地を探せば
コストを抑えて住宅を建築することも夢ではありません。

なかでも高低差がある土地は購入価格が安い傾向にあり、一見するとコストが抑えられそうです。
しかし実際に家を建てようとすると、造成工事などの費用がかさみ、トータルで費用が
余計にかかってしまう恐れがあります。

また、傾斜や高低差のある土地では、雨が降った際の水の流れや水たまり、
水はけのしやすさ
なども見ておきたい部分です。
このような土地の購入は、慎重に判断する必要があるでしょう。

日当たりや風通し

現地に行ったら、日当たりや風通しは最初にチェックしたいポイントです。
気になる場合は訪問時間をずらして何度か確認するといいかもしれません。

空き地に隣接している場合には、暮らしはじめてから家やマンションが建つ可能性もあります。
周辺の建築計画や、周辺に建築されそうな建物の種類を確認しておくとよいですね。

土地探しを不動産任せにすると、いざ家を建てようというときに思い通りに
いかない場合も考えられます。理想のマイホームをお望みでしたら
土地探しから住宅会社にご相談いただくことをおすすめします。

いかがでしたでしょうか。
今回は土地の購入について優先順位のお話をお伝えしました。
事前調査をしっかり行い、後悔のない土地選びを進めてください。
「ここだ!」と思った土地を逃さないために、ぜひハゼモト建設へご相談ください。

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