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家づくりコラム

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2018.02.09

暮らしのEcoコラム ~免疫力を高め「花粉症」に備えよう~

花粉飛散予測

春日和の季節が近づくと気になるのが「花粉症」。 日本気象協会の発表では、2018年の花粉飛散の開始時期は2月上旬頃と予測しており、東北から近畿・四国地方までの広い範囲で昨年の飛散量を上回るとの報告もあるようです。 そもそも花粉症のメカニズムとは、花粉などが体内に侵入すると、これを体の外に排除しようと体内から「ヒスタミン」などの化学伝達物質が分泌され、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状がでること。花粉症を少しでも和らげるためには、免疫力を高める(整える)ことが大切です。 ヨガ

●正常な免疫機能が働く体づくりを体力が低下すると、花粉症の症状が著しく悪化したり、これまで花粉症になったことがない人でも急に発症することがあります。

運動でできる花粉対策 一つ目は、「自律神経の整え」です。 自律神経が乱れると、ちょっとした花粉に対しても過剰反応を起こしてしまいます。 運動には自律神経を活性化させ、正常に戻してくれる効果があるんです。 二つ目は、「免疫強化」。 適度な運動で体力をつけることは花粉対策にもなるのです。

-出典:フィットネスクラブレフコ-

  ごまさば

●食生活でも対策を青魚に多く含まれる「EPA・DHA」や、なたね油・大豆油が持つ「αリノレン酸」は、発疹やかゆみの症状を緩和するといわれています。 また、免疫機能を向上する栄養素として、牛レバーやマグロに含まれる「ビタミンB6」、ヨーグルトが持つ「乳酸菌」などが挙げられます。 ビタミンB6 72_ヨーグルト_re

東洋医学には「食養生」という考え方があります。食品を味(五味:酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味[かんみ、塩辛い])や性質(五性:温性・熱性・寒性・涼性・平性)で分類し、これらを季節や体調の変化に合わせて組み合わせてバランスよく摂ることがよいとされています。ここでは、身体を温める食養生の一部をご紹介します。
<酸・温>酢、りんご、すもも、あんず、ローヤルゼリー
<苦・温>よもぎ、ふき
<甘・温>うどん、うなぎ、まぐろ、牡蠣、鯛、太刀魚、ふぐ、鯵、えび、羊肉、牛肉、やまいも、なつめ、かぼちゃ、しいたけ
<辛・温>にら、芥子、しょうが、落花生、わけぎ、大根、胡椒、しそ、山椒、らっきょう、みょうが、ねぎ、ウイスキー、ワイン、酒
<鹹・温>大麦、栗、いわし、さば、納豆、みそ

-出典:ヘルスケア大学

これらを上手に食事に取り入れ、しっかりと睡眠を取る習慣をつけて、花粉症の時期に備えましょう。

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